一貫性
犬のトレーニングにおいて、一貫性の大切さは何度も書いていますが、ハンドラーの接し方だけでなく、家族が多い場合は、それぞれのファミリーメンバーも同じように接してあげなければ犬は混乱してしまいます。
長年一緒に暮らした家族であれば、飼い主さんが「Sit」と教えているのに、他のご家族が「オスワリ」と言い続けていても、犬はバイリンガルに理解することが出来ますが、新しいルールを教える時に、言っていることや、対応が違ってしまうと犬は混乱してしまいます。
そこで、家族間では、同じように接していただくようにお願いするのですが、なかなかうまく伝えられないことも多いもの。
しかし今回は自主的に奥様だけでなく、お子様やメイドさんもトレーニングに参加してくださいました。
これはとてもありがたいことです。
犬への対応方法をデモを交えながら説明し、みなさんが交代でやって下さり、誰かが間違えてしまうと、奥様がそこを指摘してくださいます。
一方、小さいお子さんの場合は、ママの言うことは聞かなくても、他人の言うことだと聞いてくれる場合もあります。
今回はハロウィーンパーティもあったせいか、犬の口の届くところにチョコレートキャンディが置いてありました。
ママにそこに置いてはいけないと言われても、お子さんは言い訳をして片づけてくれなかったのですが、私が、「〇〇ちゃんにチョコレートは良くないけど、○○ちゃんにはわからないから、もし食べてしまうと病気になっちゃうの。○○ちゃんのお口が届かないところにしまってネ。」と言うと、彼女はみんなにチョコレートキャンディを配ったあと、残ったものはママにしまっておいてと渡していました。
小さい子供さんがいるとトレーニングはいろいろ大変ですが、一緒に成長してくれると嬉しいです。
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