同時進行の難しさ
愛犬が投げたおもちゃやボールなどを取ってきてくれるととても嬉しいものです。
ついつい、何度も投げてしまいますよね。
投げる。つまり、動いているものを追いかけたいというのは多くの犬が持っている衝動ですが、それを持ってきてくれるかどうかはわかりません。
何も言わなくても持ってきてくれる犬もいますが、取りに行ったところで、おもちゃで一人遊びを始めてしまったり、手に入った途端に興味が薄れてしまうタイプもいます。
確実に取りに行って持ってきてもらうには、トレーニングや練習は欠かせません。
更に持ってきてもらったものを手渡ししてもらうには、別にトレーニングが必要です。
意外と簡単そうに見えて、実は難しい「持って来い」ですが、持ってきたものを「咥え続ける」というのも、また別に教えてあげないと出来ないものです。
訓練競技では「咥えて歩く」という作業があります。
「咥え続ける」という動作と「歩く」という動作の組み合わせですが、これもまたきちんと教えてあげないと、犬は同時にふたつのことが出来なかったりします。
なんか面倒くさい話ですが、順番にわかりやすく教えながら、それぞれの動きを合体させると、犬も納得して作業してくれます。
根気よく教えてみてくださいね。
アシスタントニコルは、「咥えて歩く」作業が出来るので、今日は咥えたまま、「フセ」「立って」「オスワリ」などの基本動作を言ってみました。
本来ダンベルはあまりお好きでないのですが、とりあえずやってくれました。
しかし、見習いVincentはやっと「咥えて歩く」が出来るようになったところ。
ちょっと集中が切れると、ヒールポジションを外れたり、ダンベルを落としそうになったり。
まだまだ先は長いです。
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