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2016年11月13日 (日)

犬の目線で

ドッグダンスではポジションがとても重要です。
もちろんオビディエンス(服従訓練)でもポジションはとても大事ですが、ドッグダンスほどポジションの数は多くはありません。

様々なポジションを維持して動くドッグダンスでは、ポジションから見えるハンドラーの顔の位置や手の動きが犬にとってとても重要になります。


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初めはハンドシグナルなどで誘導しますが、言葉のキューとポジションや動きの意味が関連づけられていくと、ハンドラーは極力無駄な動きをそぎ落としていき、パートナーが言葉のキューに反応できるように練習を繰り返すのですが、ハンドシグナルに頼り過ぎてしまうと、振付とハンドシグナルの違いに犬が惑わされたりしてしまうことがあります。

同様に、ハンドラーが無意識に前かがみになったり、体をねじったりすると、犬は正しいポジションを見失ってずれてしまうことがあります。

もしヒールワークで愛犬が遅れていたり、あるいは前にかぶり過ぎているときは、パートナーとの正しい位置関係や、手の動きなどを一度鏡に映してみましょう。
気づかないうちに、ヒールポジションに誘導しようとして体を後ろの方にねじっていたり、いつも右手でトリーツを渡していると、愛犬の視線が右手に釘づけになっていたりすることがあります。

犬の目線に立って、自分がどんな風に見えているのかを確認することから始めてみましょう。

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