トイレコントロール
「トイレコントロール」ってなんでしょう。
「トイレトレーニング」はパピーレッスンなどでも必ず行うもので、犬にトイレスペースを認識させるための練習です。
犬の室内飼育が一般的になっている現状で、愛犬がトイレの場所を認識してくれないと、家中がトイレになってしまわないとも限りません。
そこで、ここがトイレだよと犬に伝えて、室内の決まった場所でトイレが出来るように練習するのが「トイレトレーニング」です。
「トイレトレーニング」の過程で、トイレ(排泄)を意味するキューを犬に伝えていくのですが、そのキューを使って、「ここでトイレをして欲しい」ということを伝えることが「トイレコントロール」だと私は考えています。
「コントロール」と言うと、どこか人間の傲慢さが垣間見られるように感じるかもしれませんが、様々な施設に愛犬同伴で入る機会が多い人にはとても大事なことだと思います。
カフェ、ペンション、友人宅など、愛犬と利用できる施設に入った時、犬たちが勝手な場所でトイレをしてしまうと、掃除だけでなく、他の犬がつられないように消臭したりといろいろ大変です。
成犬になれば、トイレのタイミングはおおよそ決まってきますが、それでも我慢できなかったりすると、その場で済ませてしまうということもあります。
そんな時、トイレにいざなうキュー(言葉の合図)を決めていれば、施設に入る前など、周囲の迷惑にならないような場所でトイレを済ませたり、あるいは持参したトイレシーツで済ませるなどの対応が可能です。
動物の自然な行為を人間がコントロールするのはおかしいと言われるかもしれませんが、人間社会で共存していくために、犬たちが嫌われてしまう要因は少しでも取り除ければ、それによって派生するストレスも軽減できるのではないでしょうか。
我が家の見習い君11ヵ月は、まだまだ一日二回に限定することが難しいので、留守中や夜間はトイレシーツを敷いていますが、幼いころの食糞癖があるので、いつものトイレ時間に立ち会えそうもない時は、ちょっと早めであっても、出かける前にトイレの声掛けをして、先に済ませてから出かけるようにしています。
ちょっと人前では恥ずかしいかも知れませんが、「ワンツー」や「トイレ」などなど、シンプルな言葉の合図を愛犬との間で決めておくのもいいと思います。
そうそう、学生の頃アルバイトをしていた某百貨店では、トイレ休憩のことを「遠方」と言ってました。お客様の前で「トイレ行ってきます。」と言うのはちょっとためらわれますので、さりげなく「遠方いってきます。」と席を外したことを思い出しました。
成犬になってからでも遅くありませんよ。
「トイレトレーニング」については、ここで書いています。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2016/02/post-8d93.html
見習い君はまだトイレが近いので、レッスン中はマットの横が専用トイレスペース
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