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2016年9月 9日 (金)

対面はパブリックな場所で

犬はみんな自分のテリトリー(縄張り)を知っています。
自分のハウスはもちろんのこと、お気に入りのソファだったり、
自分の家、散歩で歩く近所、いつもの公園などなど、
レベルは違っていても、テリトリーの意識は持っています。


家に訪ねてくる人がいれば吠えてみたり、
家の中から外を通る他の犬を見て吠えたり、
馴染みのドッグランで遊んでいるときに、後から来た犬に吠えたり、
近所を散歩していてマーキングしてみたり、
自分のテリトリーであることを主張する行動はいろいろあります。


今日の自主練では、たまたま子犬が社会化を兼ねて参加することになっていましたが、
ちょうどいい具合に、屋外に息抜きに出た時にやってきました。

パブリックな場所なので、それぞれの犬たちがあまりテリトリー意識も持っておらず、後から来た子犬に対しても平和的に挨拶することが出来ました。

残念ながら、見習いは新しい子が来たと言うだけで嬉しくて興奮してしまったので、とりあえず距離を取って落ち着いてからのご対面となりました。


それからしばらく同じ場所で同じ時間を共有しているうちに、子犬も大分傍まで寄れるようになりました。

201609091
左が子犬。リードも緩み、近寄るも離れるも、子犬に選択権があります。
飼い主さんの立ち位置もちょうどいいです。
何かあれば、子犬の前で他の犬を遮断できる場所です。


その後、みんな一緒に室内に移動し、子犬も自分で安心できる距離を保ちながら、少しずつ他の犬に接近し、最後は一緒に遊ぶことが出来ました。


犬は犬同士と言いますが、どの子も犬語が通じるとは限りません。
特に見習いの場合は、本人もまだ子供なので、人間が介在する必要も出てきます。


犬たちの様子をよく観察しながら、ストレスにならないようスペースをとってあげることが大切ですね。

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