ちょっと待ってあげましょう。
パピーがやってきてワクチンプログラムが終わると、やっと外を歩けるようになったとは気持ちがはやります。
今まで抱っこ散歩を頑張っていたけど、だんだん重くなるとそれもしんどくなったりして、早く自力で歩いて欲しいと思うのは飼い主の正直な気持ちではないでしょうか。
ところが、晴れてお散歩が出来るようになっても、実際子犬を地面に下ろしてみたら、全然歩かないなんてことがよくあります。
実は我が家も初代ボーダーコリーがそうでした。
お散歩解禁になるまでは、毎朝晩抱っこでお散歩して歩き、いろいろな人に触ってもらったり、いろいろな場所に連れて行ったりと、社会化期をなるべく無駄にしないように頑張ったのですが、実際家の門から外に出ると、私道の中はなんとか歩けても、一歩私道から外に出ると、走ってくる車やバスの音に驚いて、全然動けなくなってしまったのです。
「ウチの子は怖がりだから。」
確かに子犬は怖がっています。まだまだ世間のいろいろな物を全て熟知しているわけではないからです。
「ウチの子」が怖がりなのでは無く、子犬はみんな初め怖がります。
見習いVinでさえ、いつもカートで散歩していた公園に下ろしたときは、全然平気だったのに、実際近所を歩かせてみたら、様々な音に驚いて立ち止まったり、止めてある大型バイクにびっくりして横っ飛びしてみたりと、いろいろ見せてくれました。
怖がっている犬を無理やり引っ張り出す必要はありません。
自分から歩き出すのを待ってあげましょう。
多少速さの違いはあっても、よほど特殊な環境にない限り、子犬はちゃんと新しい環境に馴れることが出来ます。
久しぶりのパピートレーニング。
4ヵ月のYUKIちゃんも、道を歩くのが少々苦手で、お散歩に出られないそうです。
抱っこで連れて行くと、静かな公園などでは自力で歩けても、家の前の道路が歩けない。
でも、大人になるまでいつも抱っこで目的地に行くわけには行かないので、早くおうちの前の環境にも馴れてもらわなければいけません。
玄関の前から離れられないYUKIちゃんでしたが、飼い主さんと門の前でずっと立ち話を続けていたら、自分から少しずつ門に向って歩いてきました。
車の音が聞こえると最初はすくんでいたYUKIちゃんですが、だんだんと音が聞こえても落ち着いて歩けるように。
YUKIちゃんもそのうち、お散歩の度に引っ張って困るくらい元気になるのでしょう。
今はゆっくり成長を見守ります。
パピーレッスンはいつも沢山の気づきがもらえます。
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