そのキュー、ちゃんと弁別されてますか?
以前「『オスワリ』と『フセ』」でも書きましたが、犬が言われたことと違ったことをしているときは、その行動とキューの紐付が完璧でないことに起因していることがあります。
そんなはずはない。
この子はちゃんと知っている。
と思ったら、間違えたものと正しい動きのキューをランダムに言ってみてください。
もし完璧に出来ていれば、その二つの行動はきちんと別個のものと理解されているでしょう。
でも、もし、数パーセントの確率であっても間違えることがあるとすれば、完璧に弁別されていない可能性があります。
よくある間違いは、先にもあげた「オスワリ」と「フセ」ですが、「お手」と「お変わり」や、「右回り」「左回り」などもそうです。
どっちの手をあげるのか。
どっち方向に回るのか。
これらはとても紛らわしいので、人間もついつい間違いを見過ごしてしまっていたりします。
別にこれらは間違えても日常生活に大きな影響はありません。
でも、もしなにがしかの競技会に出ようと思ったら、きちんと理解していることが必要になります。
紛らわしい行動は繰り返しの練習、確認、維持によってしっかりと土台が出来ますので、手を抜かずに頑張りましょう。
もちろん、キューを出すとき、ハンドラーに集中していることは大前提ですし、犬に余計な情報を与えないよう、ハンドラー自身の動きに気を付けることも重要なポイントです。
レッスンのあと、プレゼントのシャーベットを前に、「フセ」「マテ」
「オスワリ」ではもらえませんよ~(笑)。
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