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2016年9月10日 (土)

グループレッスンのメリット

昨日は自主練習の日でしたが、お友達を誘ってオビトレをすることにしました。

昨日の参加犬は若犬3に熟女1。

若犬はこれからいろいろなことを学んでいかなければ行けないので、今回は基本のヒールワークを含めたそれぞれの課題のほかに、ディストラクションの中での基本動作練習を行いました。

ディストラクション(Distraction)、つまり気を散らすものが周りにあるときにも、普段通りのことが出来るように練習するわけです。

下の画像には寝そべった二頭の犬がいます。
201609101


とりあえず二頭とも「フセ(休め)」の体勢をとっていて、解除されるまでは動いてはいけません。


そこに次の画像のように犬その3がハンドラーと一緒にやってきます。
201609102


犬その3はハンドラーと一緒にヒールワークしながら、ハンドラーに対してアテンションをとり続けていなくてはいけません。
つまり、犬その1や犬その2と遊びたくても我慢しなくてはいけないというわけです。

ヒールポジションで歩いたり、途中でお座りをしたりと、いろいろなことが要求されます。


この練習は犬その3にとってのディストラクション練習だけではなく、犬その1やその2も動いてはいけないので、彼らにとっては犬その3と美味しいおやつを持っているそのハンドラーが大きなディストラクションとなります。

彼らはよく見知った者どうしで、いちいち確認する必要がないので、距離はかなり近いのですが、実はさほど大きなディストラクションではありません。

初めての犬の方が、興味があるので、逆にとても気を散らす可能性があります。


いずれにしても、こういった練習を重ねることで、少しずつディストラクションの中でも、ハンドラーに集中することを学んでいくわけです。

是非お友達とこんな練習をしてみてください。
お互いとてもいい勉強になります。

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