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2016年8月29日 (月)

バックステップの教え方

以前バックステップを教える時は、ヒールポジションを使って後ろ足の使い方を教えるところから始めると書きました。

初めから「バック」と犬に言ってもなんのことかわからないのはもちろんのこと、日常的に前進する動きがメインの犬たちにとって、意図的に後ろにさがるというのはあまりないので、とりあえず後ろ足を下げるとバックするという動作を身に着けてもらうために私はその教え方を使っています。


バックの動きが理解できたとき、犬と対面してハンドラーが半歩前進したとき犬が自然に後方へ一歩を踏み出せばそこをクリックして褒めながら後ろ足から下がるという動きを教えていきます。

その過程で、「バック。バック。バック。」と言わないでもいいように、ターゲットとなるマットを置いて、そこまで下がることを教えていく方法があるのですが、その時更に犬が曲がらないようにするためにバリアを置くことがあります。


201608291

初めからまっすぐに下がれる犬は問題ありませんが、犬も人間と同じで利き足があって、力の入り具合が左右で異なるときがあります。
そんなときは自然に左右どちらかに曲がって行ってしまうので、そうならないように自宅であれば、片側を壁、片側にクッションなどを置いて蛇行するのを防ぐことが出来ます。

最初から長い距離をバックさせようとせず、一歩一歩確実に距離を伸ばしていくことで、「バック」の一言のキューで数メートル下がれるようになります。


「バックバックバックバック~!」と連呼しなくても下がれるようになると、ドッグダンスも美しく見えると思うので、是非練習してみてください。

どんな動きも一度に教えるわけではなく、犬の体を馴らしながら、言葉のキューを付けていくという段階を追う手順は同じです。


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もっといろいろな教え方をマスターしたい方はご一緒に。
犬と一緒に踊れなくても、犬に伝えていく方法が学べますので是非チャレンジを。



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