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2016年7月22日 (金)

バックステップの足づかい

先日バックステップの距離を伸ばす練習について書きました。
しかし、距離を伸ばす前にやらなければいけないことがいくつかあります。
というより、まず初めに犬に教えてあげなくてはいけないことがあります。

それは、後ろ足(後肢)の動かし方を犬に体得させることです。

犬は基本的に前足に付いて後ろ足を動かしながら前進するので、後ろ足から後方へ下がる動きには慣れていません。
そこで、後ろに下がるという動きに馴れてもらう必要があるのです。


人間も後ろ向きで歩いたり走ったりするエクセサイズがありますが、スムースにバックできるようになるには多少時間がかかります。


私はドッグダンスのバックステップを教える時、まずヒールポジションから始めます。
左右のヒールポジションで前進するなかで、後退を混ぜて動きます。
その時は特にバックのキューは付けません。なぜならヒールポジションを維持するように伝えていけば、ハンドラーが前に進もうが後ろに下がろうが、犬はハンドラーのヒールポジションを維持して付いてきてくれるからです。


201607221


ヒールポジションの意識がきちんと出来れば、前後左右犬はハンドラーとの位置関係を変えずに動いてくれます。
ドッグダンスのヒールポジションは別にハンドラーの左脚側だけではありませんが、オビディエンス競技では左脚側でのバックステップやサイドステップも課目にはいっているので、是非身につけて欲しいものです。


ヒールワークの中で後ろ足を下げる動きがスムースに出来るようになると、その後の単独バックステップなどもスムースに練習出来るようになります。

まずは一歩ずつ確実に。

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