「マテ」を教える意味
愛犬はどれくらい「マテ」が出来るでしょうか。
オビディエンス(服従訓練)競技などでは、1分から5分ぐらい「マテ」をさせることがあります。
「マテ」と言われれば、座っていても、立っていても、あるいは伏せていても、その場で動かないことが「マテ」の意味です。
一般的に「マテ」と言われると、食餌の前に興奮を押さえたり、お散歩に行く時や車から下ろすときにドアから飛び出さないように使うことが日常的に多いと思います。
つまり、愛犬の安全を守るためには教えてあげたいマナーのひとつです。
その場合は数秒程度の「マテ」のことが多いのですが、時にはそれ以上の「マテ」が必要になることもあります。
個人的にはおすすめしませんが、お散歩の途中でどうしても買い忘れたものを買いにお店に入るという可能性はゼロではありません。
私は愛犬の様子が店の中からも見えるような場所でなければやりませんが、わずかな時間でも飼い主が愛犬のそばから離れる時、犬はどう思うでしょう。
「どこ行くの?」
「行かないで!」
そんなことを思って吠えてしまうこともあるんじゃありませんか。
それを、「大丈夫さ。必ず帰ってくるんだよね。」とわからせてあげると、安心して落ち着いて待っていられます。
そのためにも、「マテ」を教えてあげることはとても大事です。
というわけで、今週のベーシックプラスでは、ちょっとだけしかマテない犬たちが落ち着いて「マテ」る犬たちに成長できるように、ステップバイステップの練習をしました。
まずは、「マテ」でちょっとだけ離れてみます。
参加犬たちは、これくらいは問題なく離れられるレベルです。
次に一頭ずつ、更に距離をとって離れて見ます。
アップで見ると、ハンドラーにとても集中しているのがわかります。
次は離れて愛犬の視界から見えなくなります。
最初は1~2秒で戻ることで安心させ、少しずつ時間を伸ばしていきます。
目標は愛犬に必ず戻るということをわからせてあげることです。
無理せず少しずつ練習していきましょう。
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