学ぶ姿勢
犬たちのトレーニングをしようとする時、準備することはなんでしょうか。
トレーニングに使うトリーツや道具はもちろんですが、他に何が必要でしょう。
一番大事なものは、学習する準備が出来ている犬ではないでしょうか。
健康状態はもちろんのこと。精神的な部分もふくめ、目の前の犬に学ぶ姿勢があるかどうかを確認することが必要ではないでしょうか。
例えば、周りの刺激が気になっていて、ハンドラーの声が聞こえなくなっていたり、疲れすぎていて、動きが緩慢になっていたり、あるいはお腹がいっぱいで、ご褒美のトリーツに興味がない。などなど。
そう言う様々な状態を見極めてからトレーニングを始めることが大切です。
生命の危険を感じない、健康的にも問題ない、トレーニングをするハンドラーのことも好き。そういう条件がそろわないと、犬も学習意欲は湧いてきません。
人間が気がかりなことがあると集中出来なかったり、体調が悪くてやる気が起きなかったりするのと原理は同じですね。
ただ、それを改善してあげられるのもハンドラーさん次第なので、日ごろから犬の様子を見ておくことが大事です。
「この子はこういう犬だから。」とレッテルを貼ってしまう前に、こういう状況になっているのは何が原因なのか。どうやったらその子のやる気スイッチが押せるか。と言ったことも含めて、トレーニングを始めてあげると次につながっていくはずです。
さて、今日のビギナークラスには1歳半の女の子が初参加してくれました。
最初はアシスタントや見習いと遊びたいという気持ちで落ち着かなかったのですが、「オスワリ」や「フセ」などの基本動作が出来る子だったので、ハンドラーさんの声掛けで「座って待つ」姿勢がとれると同時に、今まではなんとなくハンドラーさんの近くを付いて歩くだけだったのを、ハンドラーさんの歩様に合わせて左側を歩くという作業を上手にこなすことが出来るようになりました。

また、以前から通っているMさんは、いつもと違うメンバーがいる中でも、集中してフロントポジションからのサイドステップの練習をつづけ、誘導の手が無くても、言葉のキューだけで左右に動けるようになりました。

経験値をあげることで、犬たちは確実に成長するので、出来るだけいい経験を積めるように手助けしてあげましょう。
---------------------------------
基本のしつけやドッグダンスのプライベートレッスンは
WanByWanで♪
グループレッスンやプライベートレッスンを行っています。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
![]()
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグダンス(K9フリースタイル)」カテゴリの記事
- 犬のきもちづくりをサポートする(2025.10.31)
- 犬の限界を決めない(2025.10.22)
- アシスタントと踊ってきました(2025.10.12)
- ドッグダンス競技会に参加してきました。(2025.10.11)
- ドッグダンスセミナーに参加してきました。(2025.10.10)



コメント