忘れちゃいけない3D
犬のトレーニングにおいてキーワードとなるものに3Dというのがあります。
Distraction(犬にとって刺激となるもの)、Distance(距離)、Duration(継続時間)です。
これらは様々な場面で気を付けなければいけないポイントですが、特にパピーや成長過程の若犬にとってはとても重要です。
昨日は見習いVincentの勉強を兼ねて、お友達の練習会を覗かせて頂きました。
すると見習いも参加していいと言っていただいたので、みんなで「マテ」練習。
見習いがグループレッスンに参加するのは初めてですが、日々「マテ」させられる機会は多いので、他の参加犬5頭と並んでしっかり待っております。
お隣との距離が多少近くなってもまだ集中力は余裕でした。
最後にみんなでお尻を近づけて外側を向いて座るという難易度があがったところで挙動不審になって吠えが出ました。
そこで、いったん他の犬たちから3メートルほど離してフセで落ち着かせてから再び戻ると、ちゃんと座って待つことができました。
ここでポイントとなるのが3DのDistance(距離)とDuration(継続時間)です。
さっき初めて会ったばかりの犬たちに近すぎたのと、マテ練習(集中力を持続させる)の時間が見習いにとってはまだハードルが高かったのです。
以前ドッグダンスのファンマッチの記念撮影で50頭以上の犬たちが近くにいる環境の中でも、我慢できたのは10分ほどで、その後吠えが出たのでみんなから一度離れて落ち着かせるという場面がありました。
その時の彼の吠えも、「もう限界」という意味でした。
もちろん吠えないでサインを出す犬もいます。いわゆるカーミングシグナルです。
吠える方がわかりやすいですが、周囲に迷惑になる場合もあるので痛し痒しといったところでしょうか。
毎日少しずつ成長している生後7ヵ月半です。
ご一緒して下さった皆様ありがとうございました。
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