多頭飼いの練習方法
愛犬たちとドッグスポーツを楽しむとき、1頭と練習していると、別の犬たちが大騒ぎをするというのはよくあることです。
我が家の初代ボーダーコリーと二年間一対一の競技生活を送った後、その子供たち二頭が家族に加わった時、子供たちと練習しようとすると母犬が初め大騒ぎしていました。
今までは彼女とだけの練習だったのに、急に観客にまわされて不満爆発というところでしょうか。
不思議なことに、子供たちはいつも強い母を見ているので、母の練習中待たされていても一切騒ぎませんでした。
そこで、母犬との練習の後、息子と少し遊び、次に母犬と練習、そして娘と少し遊び、また母犬と練習。というように交代制をルーティン化することにしました。
母犬との練習は普通の時間、子供たちとの遊びはほんの数十秒から。
そして、少しずつ子供たちとの練習時間を長くしていくことで、母犬は数日後待つことに馴れ、それぞれの練習時間をきちんと楽しめるようになりました。
現在のアシスタントニコルが我が家にやってきたときも、初めニコルをポールに繋ぎ、先住の老犬たちと少し遊んだあとに、ニコルの番、そしてまた老犬。というように交代制にすることで2~3日で要求吠えはなくなりました。
今回見習いのVincentはもともとよく吠える子で、我が家に連れて帰ってくる道中も、おやつを投入し続けなければ、7時間吠えっぱなしもいとわないほどでしたので、ニコルの練習中繋いでおこうものなら近所中に響き渡る声で大騒ぎを始めたので、すぐに「マテ」のキューを教え、僅かな時間から待たせるように練習してきました。
すると、彼の場合は物理的に遮断されるよりも、自分が納得すれば待てるようになりました。
今回三度目のイベント参加では、ケージを閉めても開けても、とりあえず大人しく観戦できるようになりました。
環境馴致も大事ですが、犬に納得させることも大切です。
今回ニコルの出番の時は、ご飯を食べていてもらいましたが、いつかはご飯を食べていなくても、納得して待っていてくれるようになれるでしょう。
ちなみにニコルの結果はコンペ部門一席。
コンペ部門の参加者が少なかったおかげで、出来栄えは全然良くなかったのにお土産を頂きました。
こちらもまだまだ修行中の5歳です。
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