首輪とハーネス
犬の首輪についての考え方は様々です。
犬と一緒に歩くとき、リード(リーシュ)はもちろん着けますが、犬側の受け口を何にするかは飼い主さん次第です。
首輪にするか、ハーネスにするか。
首輪ひとつとっても、様々なタイプがあるので、どれを選んだらよいか決めるのはとても難しいものです。
私が大人になって最初に飼った犬はシベリアン・ハスキーでした。
「動物のお医者さん」という漫画でブームになる前でしたから、もう何十年も前の話しです。
ハスキー犬と言えば、橇犬としても知られていますが、とにかく何も言わなくても引っ張るのが大好きな犬種です。
当時のトレーナーさんの勧めで彼は大き目のチョークチェーンを付けていましたが、冬場にスキー場に行く時は、ハーネスに付け替えて、子供たちの橇を引っ張って遊びました。
つまり、引っ張るにはハーネスの方が犬に負担が少ないということです。
そうは言っても、引っ張られると歩きづらいし、犬に負担をかけずに歩こうとすると首輪よりハーネスになり、ハーネスにするともっと引っ張るかも・・・と人は考えてしまいます。
基本は引っ張らないで歩くように犬に伝えていくわけです。
引っ張らなければ犬の首に負担がかからないから首輪でもいいのかと思ってしまいますが、犬だって突然何かの刺激で飛び出さないとも限らない。
そんな時に、グイッと首が引っ張られれば負担にならないはずはない。
と、考えれば考えるほどぐるぐるまわってしまいますが、首輪には首輪のメリットがあります。
・マイクロチップは入れていても、とりあえず首輪が付いていれば、何かあっても「飼い犬」であることがすぐわかる。
・何かあった時に、首輪を掴んで、犬の安全をはかることもできる。
ですから、それぞれのメリットを生かした使い方をすればいいのではないでしょうか。
もちろん、犬の健康を一番に考えなくてはなりませんが、犬の安全も考慮しなくてはいけません。
ということで、我が家は首輪とハーネスの両刀使い。
もちろんマイクロチップも入っています。
普通のお散歩時はハーネスにリード。
ドッグランなどで犬たちと絡む可能性のある時は首輪とリードオンリー。
首輪は15年ぐらい前からベルトタイプの首輪を使っていて、鑑札付で常時首に着いています。
なぜかというと、何十年か前、ハーネスを付けた犬と首輪の犬が遊んでいる時、そのハーネスにもう一頭の犬の足が絡んでしまったことがあるからです。
足が引っかかった方の犬にとっては、痛みの原因がわからず痛みから逃げようと大暴れ。
引き離すとき大変な思いをしたことがあります。
ハーネスによっては激しい犬同士の遊びに適さないものもあるということですね。
そんなことも予測して道具選びをすると、安心して使えると思います。
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