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2016年1月 2日 (土)

犬に行動を教える

犬のしつけやトレーニングで「おやつで釣りたくない。」とか「おやつが無ければやらなくなる。」と言ったお話をききます。

「おやつで釣る。」というといやらしく聞こえますが、おやつでなくても、大好きなものがあればそれはかまわないのです。
「おやつ」は犬にとって高いモチベーターのひとつですが、中にはおやつに興味のない子もいるので、「その子にとって大好きな物をモチベーターにする。」という言い方が正しいでしょう。

そのモチベーターを犬に見せて動かすことで、いわゆる釣り餌のように犬はそれを追いかけて行くわけですが、行動が引き出せるようになれば、モチベーターをハンドシグナルや言葉のキューに変えていくことでルアーは無くすことが出来ます。

もちろん行動がきちんと出来た後のご褒美は欠かせません。
最初のご褒美はルアーで使ったものをそのままご褒美にしますが、同時に褒め言葉やその子にとってのご褒美となることを与えていれば、ルアーを無くした後は、おやつが無くても褒められたことが理解できます。

その子にとって大好きなものはおもちゃかもしれないし、撫でてもらうことかもしれない。
犬は大好きな物を手に入れるために頑張るわけですから、お給料やボーナスのために仕事を頑張る人間と変わりません。

人間の場合、「有り余るお金があったら働かない。」という人と、「働くこと自体がモチベーター」なので、お金があっても働く人がいます。仕事が趣味みたいな人ですね。

犬にも、仕事が趣味というタイプの子がいます。例えば「そりを引く犬」「鳥を回収する犬」「羊をハーディングする犬」など。彼らはそのこと自体が報酬になっている場合が多いので、別にモチベーターを用意する必要がないことがあります。

しかし、一般的には何かをやってもらうには、楽しんでやってもらいたいという人間の気持ちから、頑張ったらご褒美をあげようということで「おやつ」や「おもちゃで遊ぶ」と言ったモチベーターを用意するわけです。

だからといって、「おやつ」や「おもちゃ」に依存するわけではありません。

ただ、やり方を間違えてしまうと、「おやつ」や「おもちゃ」に依存してしまう可能性があるので、正しいやり方で教えてあげることが大切です。

犬とのトレーニングは楽しみながらやるのが人にとっても犬にとっても速く目標に近づけます。過度なストレスは禁物ですね。

ちなみにアシスタントニコルにとってのご褒美はひも付きボールで遊ぶこと。

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