ベーシックトレーニングコース
今週のレッスンはヒールワーク中の停止や停座(オスワリ)を愛犬に伝える練習でした。
字面だけ見ると、特に大したことのない課題です。
参加者は現状普通にお散歩していますし、問題行動が特にあるわけでもありません。
それでも、そんな簡単なことであっても、実際に飼い主さんの隣を歩いてみれば、周囲の刺激に気をとられて、フラッと勝手な方に行ってしまうこともあるし、止まって「オスワリ」と言っても、すぐその場で座らなかったり、飼い主さんの方に回り込んでから座ってみたり、座ってもすぐ動いてしまったりと、いろいろな状況を見せてくれます。
そこで、日常的に飼い主さんの声を聴く習慣を付けて行き、飼い主さんの望んだ行動をきちんと理解してもらうということが必要になってきます。
座る位置一つをとっても、競技会ではないので、ぴったり横で飼い主さんと揃っていなければいけないわけではありませんが、日常生活の中で信号待ちをしていたり、近くに犬が寄ってきたり、あるいは小さな子供がすぐそばにいるような場合、自分の管理下に犬を置くという愛犬家としての基本のマナーを犬にも理解してもらうためにも押さえておきたい基本の動作です。
別に信号待ちでお座りをしなくてはいけないということではありません。
私は個人的には立っていてもらってかまいません。
しかし、立っている状態より、座っている方が犬は落ち着いています。
ですから、最初は座ることから入ることをおすすめしています。
同時に、愛犬が上手に座れるようになってきたら、飼い主さんのハンドシグナルやボディシグナルも減らして言葉のキューだけに移行していきます。
もちろんきちんと出来た時はしっかり褒めてあげてくださいね。
時にはおやつのご褒美や一緒に遊んであげることも大切です。
愛犬と阿吽の呼吸が取れる関係を目指して一歩一歩練習していきましょう。
---------------------------------
ベーシックトレーニングコース1月期生募集中!
基本の動き、愛犬にちゃんと伝わっていますか?
水曜コース:1月6日開講16:00 - 17:00
詳細・お申込みはこちらから。
---------------------------------
基本のしつけやドッグダンスのプライベートレッスンは
WanByWanで♪
---------------------------------
ブログ村に登録してみました!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- 訓練競技会に参加してきました。(2023.12.10)
- 犬種の特性と個体差(2023.12.08)
- ドッグトレーニング:キューの意味を明確にする(2023.12.07)
- アイコンタクトに頼らない練習(2023.12.06)
- ドッグトレーニング:景色が変わると出来ない話(2023.12.04)
コメント