選択する自由
今日のパピーパーティに参加してくれたG君は、すでにお散歩が出来る月齢でしたが、お散歩があまり好きでないということでお話をお聞きすると、どうやら外には沢山怖いものがあると感じているとのこと。特に走っている人間が怖いとか。
確かに、室内スペースであっても、飼い主さんの膝から降ろされてしまうと、どうしていいかわからず、小さく震えながら、その場から全く動きません。
でも、おうちではとても元気な男の子で、先住犬ともよく遊ぶそうです。
アシスタント2号はパピーパーティには最適な月齢だったのですが、どう考えても2号の方が激しすぎて、G君がますます動けなくなってしまいそうです。
ということで、今回は2号はカートから降ろさず、ニコルもリードにつないだ状態でGくんには好きに散策してもらうことにしました。
しかし、しばらく待っても動く気配がないので、ちょっとアプローチを変えて嗅覚を刺激してみることに。
飼い主さんが見せたフード(おやつとして)に対し、最初は臭いを嗅ぐだけで口にしようとはしませんでしたが、少し待ってあげると、自分から食べるようになりました。
そこで、その状況を褒めながら、フードを少しずつ投入すると同時に、飼い主さんには部屋の中を自由に歩き回って頂きました。
すると固まっていたG君、飼い主さんを追って最初はトボトボ、次第に小走りに追いかけるようになり、尻尾も振れるようになりました。
でも、まだ私やアシスタントは動かず、飼い主さんからこちらに近づいていただき、飼い主さんに付いてきたG君に、こちらを確認するかどうかは決めてもらいました。
私の手の匂いを嗅ぎに来たり、ニコルの後ろからそっと匂いを嗅げるようになるまで1時間以上かかりましたが、全てG君の自発的な行動で、、その後DLDのスタッフさんの匂いを嗅いでみたり、飼い主さんのキューに対していつも通りの反応が出るようになってきたので、今回はそこまでにしました。
怖がりのワンちゃんには逃げ道が必要です。
逃げ道を塞いでしまうと、吠えたり、噛んだりという反応が出ることもあります。
G君には、まずおうちの前の道路から、自分から進んで歩けるようになるまで、時間をかけて頂くようにお願いしました。
焦らず、根気よく、いい経験を増やしていきましょう。
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