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2015年10月26日 (月)

パピーレッスン <言葉の意味>

仔犬に新しいことを教える時、それが例えば「オスワリ」のように、基本中の基本であったとしても、その子が「オスワリ」=「お尻を下げる行動」と完璧に理解するには時間がかかります。

仔犬の頃は特に教えなくてはいけないことが沢山ありすぎて、コマンド(指示語)もどんどん増えていきます。
「オイデ」、「オスワリ」、「ハウス」、「オシッコ」、「おりこうさん」・・・、言葉は日に日に増えていく上に、人間はついついコマンドと関係ない言葉も犬にかけてしまいます。

当然、家族の一員としての愛犬ですから、日常生活の中で「オスワリ!」「マテ!」「コイ!」と命令口調ではなく、「○○ちゃん、オスワリしててね~。」とか、「ちょっと待っててネ」なんて言い方は普通に出てきます。
でも、最初からこの言い方だと、犬たちは混乱してしまいます。どこが重要なことばだか判断しづらくなるからです。


何年も一緒に暮らした家族であれば、「○○ちゃん、ちょっとお客さんが来たからハウスに入っていてね。」でもわかりますが、「ハウス」の意味を知らない仔犬に長い文章で理解させることはできません。

ポイントとなる言葉は短く、はっきり、わかりやすく伝えてあげる必要があります。


また、「オスワリ、オスワリ、オスワリ。」と連呼するのも禁物です。
最初の一言を聞いただけで、犬たちはその言葉がどの行動だったか考えることが出来るからです。
いつも何度も言っていると、何度も言われないと行動に移せない子になってしまいます。


「オスワリ」と言ってからちょっと待ってあげると、仔犬は一生懸命、覚えた言葉と動きを紐付ようとし、やがて腰を下ろしてくれます。もしそこで違う動きをしたときは、まだ「オスワリ」の意味が完全に理解できていない時です。
そんな時は、初めから「オスワリ」の意味をもう一度教えてあげればいいのです。
そしてちゃんと出来たら、しっかり褒めて「あってるよ。」と伝えてあげることが重要です。


子どもの頃の漢字の練習と同じです。言葉の意味をきちんと伝えて、何度も繰り返して練習すれば必ず身に付きます。一日5分から10分の練習を何回か繰り返すだけでいいのです。


仔犬の学習スピードは驚くほど速いですが忘れるのも速いです。毎日成長を楽しみながら繰り返して下さいね。

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