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2015年1月12日 (月)

バランス その2

1年ほど前もこのお題で書いていますが、内容は、「左右のバランスをよくするためにも、ヒールポジションは左側だけでなく、右側も練習しましょう。」というもの。
その時点では、からだ全体のバランスを良くするという漠然とした意味合いでしたが、実はフリースタイル(ドッグダンス)のバックステップのムーヴの中に、そのバランスの重要性が如実に見られる生徒さんがいましたのでその時の様子をちょっとお話しましょう。


左側のヒールポジションはバッチリのKさん、右側のヒールポジションも練習し始め、左右の違いもしっかり認識しています。

同時に、ヒールポジションからのバックステップもスムースに出来るようになり、フロントポジションからのバックステップの練習をしていたとき、なぜか若干右側(犬にとって)に曲がってしまう。

誘導の手の位置も含め、いろいろ修正しましたが、よく見て見ると、左側の後肢の方が右側より強いことがわかりました。
犬にも利き足があるので、左右多少の違いがあるのはあたりまえ。
では、どうやってそれを修正するのか。


Kさんの動きを見ていると、左側のヒールワークのとき、左側の後肢が右側よりしっかり踏ん張っているのがわかります。
アラウンドも、右回りの方が左回りよりもスムース。

それならばと、今度は右側のヒールワークをしながら、反対側のアラウンドの練習を混ぜてみました。
すると右側の後肢をしっかり使わないと上手に左回りが出来ないので、Kさんの右側の後肢がしっかり地面を掴み始めました。


そこで、フロントポジションからバックステップのコマンドを出してみると、左右均等に後肢が動き始めたのです。

もちろん、数回の練習で、常に均等に動くようになったわけではありませんが、体の使い方を少し変えてみると、新たな発見があるのは事実です。


ヒールワークをしながら、パートナーの後肢の動きをチェックするのは難しいですが、バックステップで曲がってしまうときは、ちょっと左右のバランスを見直してみるのもいいかもしれません。

座学の間はきちんと正座(伏せ)して一緒に話を聴く真面目な生徒さん。

201501121

一方、午前と午後のアシスタントで疲れたのか、眠そうなアシスタント。
201501122

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