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2014年9月11日 (木)

後肢のトレーニング

K9フリースタイルを始めると、やっぱりバックステップは欠かせないムーヴのひとつとしてルーティンに入れたくなるものです。

以前にも、バックステップを教えるためには、後ろ足に意識を持たせるということを書きましたが、ヒールポジションの状態を維持する練習の中でも、後ろ足を動かす練習が出来ます。


今回は久しぶりに、レッスンの生徒さんで説明しましょう。


まず、左側のヒールポジションを大分理解してきたH嬢。
ハンドラーさんが前進すると、ヒールポジションを維持しようと、ハンドラーさんに付いて左側を上手に歩くようになりました。


そこで、今度はH嬢の左側に壁が来るようにして、ハンドラーさんは前進と後退をゆっくり入れていきます。
その際、トリーツを誘導のために使用します。
前進も後退もヒールポジションを維持してほしいので、コマンドは「ヒール」です。


201409111

後退のとき、最初はトリーツに釣られて、後ろ足が突っ張ったり、ぎこちなく下がったりしています。


しかし、体の後ろ足の動きが慣れてくると、トリーツが無くても、ハンドラーさんが後退すると、自発的に後ろ足を下げて、ハンドラーの左側のポジションを維持できるようになります。

201409112


トリーツがあると、逆に刺激が強すぎて後ろ足への意識が薄くなることもあるので、ワンちゃんの状況によって、トリーツの位置や、与えるタイミングなどを変えていきましょう。


壁を使うのは、下がるときに曲がってしまわないようにするためです。
真っ直ぐ下がれるようであれば、オープンスペースで練習することも可能です。


最初の一歩は小さ目に。急ぎすぎるとワンちゃんが座ってしまったり、後ろ足が突っ張って、ハンドラーの後ろの方に逃げてしまったりすることがあります。

自発的に後ろ足がちょっとでも下がれたら、しっかり褒めてあげましょう。

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