Crufts2014
今週からイギリスでCrufts2014が始まりました。
Cruftsと言えば世界でも最大級の犬イベントです。
ドッグショーあり、オビディエンスあり、アジリティあり、
そちてK9フリースタイルもあります。
昨年からYoutubeでライブ観戦も出来るようになり、
臨場感たっぷりで、世界の素晴らしいフリースタイラーたちの演技が見られます。
以前はフリースタイルの世界でもボーダーコリーの占める割合は非常に高いものでしたが、最近では様々な犬種が見られるようになってきました。
と同時に、私的な意見ですが、ボーダーコリーの審査評価が厳しくなったとも感じます。
フリースタイルの世界でもと言ったのは、訓練(オビディエンス)で感じていたからです。
私が訓練競技会に参加するようになった頃は、まだまだボーダーコリーの割合は少なく、シェパード、ラブラドール、ゴールデンレトリバーが大多数を占めていました。
それが、だんだんとボーダーコリーの認知度があがるとともに、訓練所でもボーダーコリーを飼育するようになってきたため、競技会でのボーダーコリー率は格段にあがってきました。
同じ課目でも、「ボーダーコリーらしくないですね。」と酷評されたり、「ボーダーコリーなんだから、障害の高さは60センチ以上跳ばないと減点する」とまで言われたことがありました。
本来ならば、障害の高さは体高で決まっているにもかかわらずです。
いずれにしても、ボーダーコリーはキビキビ動いてあたりまえと決めつけられているがために、まったり系のボーダーたちや、歳を重ねて俊敏さがなくなってきても、「ボーダーなんだから。」と過小評価されてしまう。
いろいろな犬種が、いろいろな場面で活躍できることはとても嬉しいことですが、犬種により難易度が異なり、加点されることはあっても、スタンダードからはずれるからと減点されるのは残念ですね。
Crufts2014は9日までです。
是非、ご覧になってみてください。
ちなみに、K9フリースタイルのHeelwork to Musicの優勝はイギリスのRichard Curtis氏でした。
---------------------------------
ドッグダンスのグループレッスンはDLDでご確認ください。
基本のしつけやドッグダンスのプライベートレッスンは
WanByWanで♪
| 固定リンク
「ドッグダンス(K9フリースタイル)」カテゴリの記事
- オヤツが犬の集中を妨げる(2025.07.07)
- ドッグトレーニング:弁別の難しさ(2025.07.06)
- 犬はちゃんと学習しています。(2025.07.05)
- オヤツのあげ方も重要なポイント(2025.06.25)
- 動く犬を止めるには。(2025.06.24)
コメント