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2012年10月 2日 (火)

ルーティンをつくるとき

週末、恒例のアウラさん主催のフリースタイルファンマッチに参加してきました。

今回で4回目を迎え、毎回参加ペアが70チーム近いという、大変大きなファンマッチです。
レベルは初級者から、日本のトップフリースタイラーまで。
だから最後まで目が離せません。


我が家は初回からジャッジとして参加させていただき、回を重ねるたびに、ハンドラーもパートナーも確実に成長している姿を拝見し、毎回たくさんの感動をいただいています。


さて、そんな中、いろいろな出会いもあり、いろいろなお話が聞けて、私個人としても大変有意義な時間を過ごすことが出来るこのイベントですが、今回何人かの方から、「新しいルーティンを作るタイミングは?」という質問をいただきました。


年に二回定期的に開催されるアウラさんのファンマッチだけでなく、ここ数年、国内のあちらこちらで競技会やファンマッチが開催されています。
しかし、私がフリースタイルを始めた時は、まだ国内での大きな競技会はなく、フリースタイルファンシャーたちは、各々地道にフリースタイルを楽しんでいました。
そんな中、初めての競技会が横浜で開かれることになりました。
私はその日のために、曲を選び、パートナーと一曲踊りました。

しかしながら、その後フリースタイルの競技会が開かれる予定はなく、ルーティンを披露する場がないまま1年以上が経ったころ、来年競技会が開かれるという話を聞き、再びルーティン作りを始めたのです。
そしてその競技会が終わると、次回は未定。

そしてまた一年が過ぎ、パートナー達が、一歳また一歳と歳をとっていく姿を見ていたとき、仲間の一人が、「競技会を開こう!」と立ち上がってくれたのです。
私は、競技会開催という大きなイベントにワクワクするとともに、また新しいルーティンを作ることができることに感謝しました。


今は年に数回、様々な団体の主催でファンマッチや競技会が開かれるようになりました。
ひとつの競技会のために作ったルーティンに手を加え、翌月や、何か月後かの次の競技会に向けて完成形に近づけることもできるようになったのです。

ですから、ひとつのルーティンを極めることも、好きな曲を見つけて新しい曲に挑戦するのもハンドラーのペースで決めることができるのです。


私がフリースタイルを始めた時のパートナーと一緒に作ったルーティンはほんのわずかです。二年に一度しかない競技会を待っている間に、あっという間に歳をとってしまったから。

っと、すご~く前置きが長くなりましたが、個人的には、「これ!」と思って作り始めたものであれば、納得がいくまで続けて、「完成」と思えるまで手を加えていけばいいと思います。
また、とりあえず、今パートナーができることからステップを踏み始め、成長とともに曲を変えてもいいと思います。
ちょっと欲張りで根性があれば、同時に2つの曲でルーティン作りもありです。
フリースタイルには、HTMとMFがあるのですから。


「チャップリン」と言えば「アティラ」のように、誰もが「あ~」とわかるようなものが作れるようになれれば最高ですね。
もちろんまだまだ先の話ですが・・。


201210021_2
2009年の秋の競技会。
クリス12歳と10か月


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