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2012年9月

2012年9月17日 (月)

馴らす

犬が人間の世界でうまくやっていくためには、様々な物に馴れていかなくてはいけません。
様々な人、車や電車などの大きな動くもの、そして様々な音。

その様々な刺激に少しずつ馴らしていく方法を「馴致」と言います。
「馴致」は、対象となる刺激が犬にとって、いいものか悪いものかの判断がつく前に、馴らして、「これは大丈夫だ。」と納得させてやることで成功します。
そのためには、「おやつがもらえた。」とか「ボールで遊んだ。」など、楽しいことが同時に起きると馴らしやすいですね。

競技会などの、初めての場所に馴らしてやるときも「馴致」といいます。


そしてもうひとつ、馴らしていくという意味に「脱感作」というのがあります。
これは、すでに「いやなもの(こと)」と認識してしまったものを、「大丈夫なもの(こと)」に変えていく方法です。
例えば、大きい音、子供、いやな思いをした場所などです。

「脱感作」の場合は、すでにいやな思いがインプットされているので、楽しいことがあるよと言っても、反応できないほどひどい場合があります。
我が家の母犬クリスの時は、音が苦手になってからは、遠くで花火がなると、大好きなディスクを見せようが、おやつを見せようが、まったく話が聞けない状態になりました。

そのため、「脱感作」に無理は禁物です。無理強いすれば、状況を悪化させることがあるからです。

あるパピーパーティでのこと、人の手の動きが苦手なことを飼い主さんがトレーナーに伝えたところ、その仔犬の目の前で、「馴らしてあげます。」と、手を上げたり下げたり、あちこちに動かしたりしたそうですが、その子はストレスのあまり、初めて人に向かって「ヴーッ」といったそうです。
これでは逆効果ですね。
手が苦手な仔犬なら、おいしいおやつを手のひらに乗せて、仔犬が自分から手に近づいてくるのをじっと待ってください。


「いやなもの。」「こわいもの。」と認識してしまった子に「大丈夫だよ。」と教えるには時間がかかります。ショック療法ではなく、少しずつ時間をかけてあげましょう。

20120916
雷や花火が鳴ると椅子の下から出てこなかったクリさんも、
晩年は、歳のせいか多少鈍感になって、おやつを見れば指まで食べる勢いでした。

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2012年9月15日 (土)

成長

パピートレーニングは実に楽しい。
なぜならまだ真っ白な画用紙に絵を描くようなものだからです。

そして、その楽しさをオーナーさんにわかってもらえた時は
さらに嬉しさが倍増するのです。


犬たちと一緒にオーナーさんも成長していかれます。
初めて犬たちとの生活を始められたご家族、
何頭目かの家族として迎えられたご家族。
犬たちはたとえ犬種が同じであっても、どの子も違います。
迎えた家族の数だけオーナーさんは成長していかれます。

犬たちとの生活を存分に楽しんでください。


3月から一緒にお勉強しているFくん。
201209151

気がつけば、こんなに大きくなりました。
201209152

これからもオーナーさんと一緒に成長していって下さいね。

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2012年9月 6日 (木)

再トイレトレーニング


今日は基本のトイレトレーニングの話。
と言っても、必須ではなく、できるようになれば人間側として便利というものです。


我が家の犬たちはパピー時代、当然室内でトイレシーツを使ったトイレトレーニングを経験しました。
そして、外に散歩に出られるようになると、今度は外でもトイレが出来るようにとトレーニングしました。
しかし、できることなら、外でのトイレはもちろんのこと、トイレシーツさえあれば、どこでもトイレが出来ると便利です。


たとえば、嵐の日や、夜中のトイレなど、家の中で済ませられればと私は思います。
飼い主が病気になることもあるでしょう。
そんな時、室内トイレの習慣があれば大変楽です。


最初我が家も外トイレオンリーの生活に移行したのですが、ある時期、半年間集合住宅での仮住まいを余儀なくされたため、今までのように、「庭に出せばいい」というわけにいかなくなってしまったのです。

そこで、バスルームにトイレシーツを敷いて、トイレコマンドを連呼しながら、3頭全員に、再度トイレシーツを使ったトイレトレーニングをし直したのです。

幸いこのときは、母犬がさっさと覚えてくれたので、子供たちはすぐその後に続き、再トレーニングは大変楽でした。
ところが、昨年秋に我が家にやってきた新入りは、大きくなって、散歩の時間までトイレが我慢できるようになると、トイレシーツを敷いても見向きもしなくなりました。


ある嵐の朝、再度室内トイレにチャレンジしようと、バスルームにシーツを敷き、何度もコマンドをかけましたが、「なんのこと?」状態。
順番待ちをしている同居の老犬が待ちくたびれないように順番を変えて、再度コマンドをかけたのですが、まったくトイレの兆しを見せません。
そのうち、仕事に遅れそうになり、止む無く断念。
嵐の中を外に連れ出しました。


しかし、今日再び悪天候に遭遇し、時間にもゆとりがあったことから、再々チャレンジ。
相変わらず「なんのこと?」。
そのうちあくびを連発してカーミング。

とりあえず、同居犬を先に済ませたあと、再度バスルームへ。
あとはひたすら待つのみ。
こうなれば根競べです。


しばらくウロウロしていましたが、とうとう我慢しきれなくなり、しゃがみました。
そこでさりげなく褒めます。
小のあとは大ですので、またコマンドで促します。
一度しゃがんでしまえば安心したのか、大はすぐ済ませてくれました。


朝の忙しい時間では無理ですが、時間のあるとき、本気で伝えてあげれば、成功率はあがることでしょう。
何事もあきらめないのが大切ですね。


20120906
すべてにおいて、根気がいる子育てです。


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