馴らす(馴致)。
人間が、初めて目にしたものに警戒心を持つのと同じように、
犬も、経験したことのない物や音には警戒心を示します。
人間にしてみれば、「なんでこんなものに~。」と思うもの対しても
警戒することがあります。
いつもは無いのに、散歩のルートに急に出現した大きくて黒いゴミ袋だったり、
道端でパタパタとはためく、宣伝の上り旗だったりと、
人間から見れば、なんのことはないものにも、犬たちは警戒心をあらわにします。
いつもの公園で、新人ニコルといつものように左ヒールワークの練習をしていると、
ニコルが後ろから右側に回り込もうとします。
なんど「ヒールでしょう?」と言っても、後ろに回ろうとします。
っで、歩いている先を見たら、そこには雪だるまが。
昨日までなかった雪だるま。
ニコルにとっては正体不明な白い怪物。
雪だるまのそばで呼んでも、決してそばに来ようとはしません。
この距離が最短で、しかもこちらを見ようとしません。
そこで、おやつを見せながらヒールワークしつつ、
少しずつ雪だるまのそばを回るようにし、
最後は雪だるまの横で沢山おやつ。
な~んだ、大したものじゃなかったのね。
とわかってみたら、
無理せず、さりげなく、少しずつ馴らしていくと、
怖いものをちょっとずつ減らしていくことができます。
特に仔犬の場合は、沢山経験させてあげましょう。
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