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2012年1月

2012年1月24日 (火)

馴らす(馴致)。

人間が、初めて目にしたものに警戒心を持つのと同じように、
犬も、経験したことのない物や音には警戒心を示します。

人間にしてみれば、「なんでこんなものに~。」と思うもの対しても
警戒することがあります。

いつもは無いのに、散歩のルートに急に出現した大きくて黒いゴミ袋だったり、
道端でパタパタとはためく、宣伝の上り旗だったりと、
人間から見れば、なんのことはないものにも、犬たちは警戒心をあらわにします。


いつもの公園で、新人ニコルといつものように左ヒールワークの練習をしていると、
ニコルが後ろから右側に回り込もうとします。
なんど「ヒールでしょう?」と言っても、後ろに回ろうとします。

っで、歩いている先を見たら、そこには雪だるまが。

昨日までなかった雪だるま。
ニコルにとっては正体不明な白い怪物。

雪だるまのそばで呼んでも、決してそばに来ようとはしません。


201201242_2


この距離が最短で、しかもこちらを見ようとしません。


そこで、おやつを見せながらヒールワークしつつ、
少しずつ雪だるまのそばを回るようにし、
最後は雪だるまの横で沢山おやつ。


な~んだ、大したものじゃなかったのね。

とわかってみたら、


201201243_2


無理せず、さりげなく、少しずつ馴らしていくと、
怖いものをちょっとずつ減らしていくことができます。

特に仔犬の場合は、沢山経験させてあげましょう。

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2012年1月 7日 (土)

言葉から文章へ

2008年のNational Geographicに340の単語を理解するボーダーコリー  
ベッツィの記事が載っていました。
その後も、ドイツからやってきた9歳のボーダーコリー リコの話や、
Dr. Pelleyの1000以上の単語を理解するChaserの話など、
言葉を数多覚えるボーダーコリーの話はよく耳にします。

つまり犬たちは、物の名前など、沢山の言葉を覚えることが出来るわけです。
さらに名称だけでなく、動作の言葉を加えるとどうなるでしょうか。

例えば、「ボール」という物の名前と「持ってくる」という動作。

我が家の新人ニコルは、ボール遊びの楽しさを教えたところ、
引っ張りっこが大好きになり、ボールを投げると、引っ張りっこがしたくて
すぐ取りに行くようになりました。

そこで、ボールを投げて、彼女が走り出すと「ボール、テイク!」と声をかけ、
彼女の動作が「テイク」だと教えます。

もちろん、そのあと、「出せ」のコマンドで、私に渡すように伝えますが、
これを何度もやっているうちに、「ボール」だけでなく、
「おもちゃ(コング)、テイク」も覚えることが出来ました。

それを見た母が自分もやりたいと言うので、
おもちゃを咥えているニコルに、「バーバにおもちゃ」と何度か繰り返し言うと、
ニコルは咥えたおもちゃを母のところに持って行くようになりました。

母は同様に、「ニコル、ママにおもちゃ。」と言います。
この時点で、ニコルはまだ「ママ」を完全に理解していないので、
どうしてよいのか右往左往していましたが、
母が私を指差し、私がニコルを呼ぶことで、ニコルの理解の手助けをしました。

こういうことを繰り返しているうちに、犬は物の名前、人の名前、動作を少しずつ関連づけて、
言われたことを遂行しようとしていくわけです。

っで、今日は散歩の途中で、私を見失った老犬ハンスを呼び戻すために、
ニコルに「ハンスどこ?」「ハンス、テイク!」と声をかけました。
するとニコルはとりあえずハンスを探し、傍まで走って行ったのです。

ニコルにはシープドッグトレーニングはしていませんので、
傍まで行っても、どうやってハンスを連れてくればよいのかわかりませんが、
ハンスのところまで行かれたことは言葉を理解していると言えます。

たかが犬と侮らず、じっくり言葉を教えてみてください。
1000個の単語を覚える必要はなくても、
日常生活にとても役に立つ言葉は教えられるのではないでしょうか。

何事も繰り返すことが大切です。

20120107
悪戯盛りのニコル8ヶ月ですが、
頭を使わせると、どっと疲れて寝てくれます。


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