今日のレッスン
最近、今までアシスタントを務めてくれた母犬クリスが、暑さと
体調不良のせいで付いてこられないため
息子犬ハンスが見よう見真似のアシスタントを務めています。
12歳を過ぎて、ダンスをさせられるとは思っていなかったでしょう。
特に耳も遠いので、コマンドが届かず四苦八苦です。
しかしいろいろなことが出来ているクリと比べ、
何も出来ていないハンスの誘導は、レッスンの生徒さんには
分かりやすいのかも知れません。
さて、今日はDLDのレッスンに9歳の男の子K君が参加してくれました。
アジリティや救助犬など、様々な経験を積んできただけあって、
コマンドへの集中力や、コマンドを聞く体勢はよく出来ています。
あとは、彼に新しいコマンドの意味を伝えていくだけです。
ヒールポジションがしっかり理解できている彼に
今日はフロントポジションの強化練習をしました。
向かい合って、ハンドラーの前に来るだけでなく、
ハンドラーがどんな方向に移動しても、ハンドラーとの位置関係を崩さないで
フロントポジションを維持し続ける練習です。
ハンドラーの正面にいることの理解が出来ていても、
ハンドラーが真横に動いた時、同じようにサイドステップを踏めるワンちゃんは少ないです。
なぜなら、通常は前足から前進しながら移動しようとするからです。
そこで、サイドステップ、つまり、後ろ足と前足をハンドラーと同じように
横に動かすことを練習する必要がでてきます。
K君の場合、ハンドラーの左側で、ハンドラーと一緒に右方向にサイドステップを踏むことがすでに出来ていますが、
それでも、フロントポジションからすぐサイドステップは踏めませんでした。
フロントポジションを維持するように誘導しながら、
何度も前、後、斜め前など、さまざまな方向に動く中で、
時折真横に動いてみることを繰り返していく中で、
彼はフロントポジションでも、右方向にサイドステップを踏むことが出来るようになりました。
最初は根気が必要ですが、一度その動きがわかってしまうと、
彼の動きは次第にスムースになってきました。
9歳を過ぎても、犬たちはしっかり新しいことを覚えていきます。
しかも、とても楽しそうに。
ハンスもまだまだ頑張れるかも知れませんね。
今日頑張ってくれたK君
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コメント
日曜日はお世話になりまして、ありがとうございました。
私も夾もとても楽しいレッスンでした♪
左ポジションでの左へのサイドステップは、手の誘導で
少しできるようになりました(*^。^*)
フロントでの右移動も綺麗になりました。
左移動になると足運びは解っていても、ヒールポジションへの意識が強いため回ってしまいます。
丁寧に根気よく教えてみます♪
次回のレッスンが楽しみです♪
投稿: kyou | 2011年7月19日 (火) 21時56分
★kyouさん
いらっしゃいませ♪
日曜日はお疲れ様でした。
夾くん、暑くてもしっかり集中していましたね。
サイドステップが理解できると、
ポジションを変えてもハンドラーと上手にシンクロできるので、一体感が出ます。
上手に伝えてあげて下さいネ。
投稿: dancer | 2011年7月19日 (火) 23時31分