「前進」
フリースタイルでは遠隔トリックを使います。
海外のフリースタイラーの競技ビデオを見ると、
ハンドラーとパートナーがかなりの距離(10メートル以上)離れて
演技をしている姿をよく見ます。
パートナーだけが一人(頭)ハンドラーから離れる。
バックステップで離れる場合や
前進で離れる場合があります。
バックステップはハンドラーと対面しているので、
犬はハンドラーの表情(顔)が見えるため
比較的離れやすいのですが、
前進の場合はハンドラーが見えないので、
バックで離れるより教えるのが難しいです。
L嬢の今日のレッスンは「前進」の強化でした。
数メートル先までなら、彼女は「ウォークオン」のコマンドで
ターゲットに向かって前進することができます。
っが、その後、ハンドラーが何かコマンドをかけると、ハンドラーの元に戻ろうとします。
今日のレッスンでは、まず「ウォークオン」のコマンドで前に出たら、
ハンドラーの次の指示をその場で聞くように伝えます。
前進の距離はランダムにします。
ターゲットの上にトリーツを置いてみたり、置かなかったり
ターゲットに着いた時にトリーツを投げるなどなど。
最終的な目標はターゲットがなくても、
前進のコマンドで前に出られるようにします。
このトリーツやターゲットをはずすのがなかなか大変なのですが、
このL嬢、ランダムな練習の中で、トリーツあるなしにかかわらず
かなりの距離まで前進できるようになりました。
何度も繰り返すことで、ハンドラーから離れて、
動くことに慣らしていきながら、
離れた場所で何か(トリック)するということを合体させると、
遠隔トリックを実現することができます。
レッスンが終わったL嬢。
「私頑張ったでしょ?」とパパにアピール中。
はい。
K公園で、トランペットを吹く人や、サッカーをやる少年の横で、
大変よく集中出来ていました。
お疲れ様でした。
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