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2010年7月20日 (火)

タイミング


フリースタイルで大事なのはポジションなであることは
何度も書いていることですが、
そのポジションをパートナーが理解したあとは、
いつ、そのポジションに来て欲しいのか、
あるいは、いつまでそのポジションにいて欲しいのかを
ハンドラーは明確にパートナーに伝えなくてはいけません。


同じポジションでヒールワークを続けていても、
急に方向転換をする場合は、
そのことをパートナーに伝えないと、
パートナーが方向転換について来られない可能性があります。


また、ヒールワークの途中でスピンやウィーブを入れて
ポジションをチェンジしようとした時、
次のポジションをパートナーに伝えないと、
パートナーは迷って集中が切れてしまったり、
あるいは、自分で考えて勝手なポジションに入ってきたりすることがあります。

ウィーブを一回だけ入れて、ポジションをチェンジするのか、
二回入れて、元のポジションに戻るのか、
スピンをしたあと、元のポジションにつけるのか
反対側のヒールポジションに来て欲しいのか、
あるいはまた、フロントポジションに入ってほしいのか、
ハンドラーは素早くパートナーに伝えなくてはなりません。

そのタイミングが早いほど、パートナーはスムースに動きながら、
ハンドラーに言われたポジションへと移動することが出来ます。

ウィーブなら、足の間に頭が入ったぐらい、
スピンなら、180度くらい頭が回ったくらいに
次に来て欲しいポジションを伝えてあげるとわかりやすいでしょう。


パートナーが覚えるコマンドと同じように、
ハンドラーもコマンドをきちんと覚えていないと、
タイミングよく伝えられないので、
パートナーがいるつもりで、エアで練習してみるとわかりやすいかもしれません。


暑い中、ハンドラーのグッドタイミングなコマンドを聞いて、
上手に動けたヒメさん。

Hime0718


ヒメさんの居候で、「ボクもやる~!」と大騒ぎをしていたウィル君。
Wil0718

ヒトと一緒に何かすることが楽しいと理解するまでに
さほどの時間がかからないお年頃です。

わずかな時間でも集中力がアップ。

何かを教え始めるタイミングも大切ですね。

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