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2010年4月 6日 (火)

トリックの教え方

以前にどこかで書いたかもしれませんが、
フリースタイル(ドッグダンス)のトリックを教える時、
『最終型』を目標に、ムーヴやトリックを少しずつ誘導で教える方法と、
犬が自発的にする動きをキャッチして、強化していく方法があります。

たとえば、犬が前足をぐーっと伸ばして伸びをする動きを捉えて
「おじぎ」や「バウ」のコマンドで強化していく方法と
四本足で立っている犬の鼻先を、トリーツなどで前下方に誘導しながら
「おじぎ」の形を作る方法です。

先日レッスンにみえたラピスちゃん、
3歳のボーダーコリーで、飼い主さんの教えることをどんどん吸収していますが、
二本足で“ピョン”と跳ぶ、『ホップ』が上手に出来ます。

二本足で立ち上がる動きは、犬によっても得て不得手があります。
当然繰り返して教えることで、出来るようになるはずですが、
犬種によって、難易度が違います。

犬の足腰に負担になり、犬が無理をしているようであれば
あえて教える必要はありませんが、
自発的にピョンと跳ねる場合、トリックに取り入れるのは問題ないと思います。

ラピスちゃんは今、飼い主さんと向き合ったフロントポジションで
『ホップ』を覚えていますが、いずれは、ポジションを変えても
コマンドで上手に出来るようになると思います。

そんなラピスちゃんを見ていて、かつてニキーが
私と一緒にサイドステップを踏む時、必ずピョンとうさぎ跳びのように
横に跳んでヒールポジションに付いていたことを思い出しました。

彼女は『ホップ』のような、跳ぶことを意味するコマンドは知りません。
ただ、私の左側のヒールポジションを維持しようとすると、
歩くかわりに跳んでいただけでした。
だから、ポジションを変えて、フロントポジションから跳ぶことを教えるのは
きっと大変だったことでしょう。
同じ場所で跳ぶという概念がなかったのですから。

そんな彼女の『横っとび』。
最後になってしまった青山のデモでビデオに入っていました。

よかったら見てみて下さい。
エンディング間近で跳んでいます。


あの日は、晴天で、地面の上にちらつく太陽の反射を見て
集中が途切れがちのうえ、間近の観客に愛想をふりまきたくて
気が散っていましたが、
とりあえず最後まで務めてくれました。

撮影してくださったknighthimeさん、
本当に有難うございました。
よい記念になりました。


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グループレッスンはDLD(駒沢)でご確認さい。

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