犬のきもちで。
犬たちと散歩していると、当然のことながら
他所のワンちゃんともすれ違います。
通常の散歩では、特にコンタクトはなくすれ違いますが、
公園などでボーッとしていたりダンスの練習をしていたりすると、
ワンちゃんを連れて寄ってきて下さる方がいます。
最近では「大丈夫ですか?」とか、
「傍に行ってもいいですか?」と声をかけてくださる方が多くなりましたが、
以前は、何も言わずにご自身のワンちゃんをどんどん近づけて来る人が多かったように思います。
我が家の犬はオスとメス。
去勢や避妊はしていても、気にいる子とそうでない子はいるわけで
誰とでも仲良くできるほど犬が出来ていません。
先日、ドアを開けたまま、犬たちを車中に繋いで、
ちょっと離れた所で見ていると、
犬を連れた人が傍に寄ってきていました。
犬たちの様子を見ていると、母さんの方は無視。
扉に近いところにいた息子の方は
ちょっとどうしていいかわからないといった不安顔。
飼い主がいないという状況は、犬にとっては不安なものです。
動物介在教育で、小学校を訪問する時も
子供たちには、
「一人で留守番(待っている)犬や、
車の中で待っている犬などに手を出してはいけませんよ。」と
教えています。
人間に対しては不安をあまり見せない我が家の犬たちですが、
犬に対しての行動は完璧とは言えません。
知らない犬に近寄る時、特に傍に飼い主がいない時は、
そっとしておいてもらえると、犬たちはいいのではないでしょうか。
また、飼い主が傍にいる場合でも、
一言かけてから近寄ってもらえるといいと思います。
よく、「ウチのは大丈夫ですから~♪」と寄せてくる方がいますが、
相手の犬が大丈夫とは限りません。
犬にも距離感ってあると思うので、
ちょっと犬のきもちになってみるといいかもしれませんね。
我が家の犬たち、歳とともに、大分丸くなってきたようですが(笑)。
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