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2010年2月 2日 (火)

吠える

「犬が吠えるのはあたりまえ。だって犬なんですから」
とよく言われます。

確かに。

人間の言葉が話せない彼らは『吠える』ことで意思表明しています。

ということは、彼らの『吠える』は人間で言うところの『話す』と同じわけで、
それぞれに意味があるというわけです。
だから『無駄吠え』はないはず。
(『無駄口』をたたく人のことはおいておいて)

彼らの『ことば』の意味は一緒に暮らしているとおおよそわかってきます。


「遊んで!」

「早くごはんにして!」

「ここから出して!」

「一人にしないで!」

「他所の子に触らないで!」

「こっちに来ないで!」


レベルがあがってくると、
「ちょっと来てドアを開けてよ。」と人を呼びつけるなどなど。


さて、ダンスをやっていても『吠える』犬がいます。
我が家にも1頭。


その理由は?

『興奮』や『ストレス』などが原因と言われます。


ダンスを飼い主と一緒にする遊びのように楽しいものと認識していれば
どんどん興奮して吠えてしまうこともあります。
特に、飛んだり、ぐるぐる回ったりと、
アクティブな動きになると、吠えやすくなります。


一方、音楽の音にかき消されてハンドラーのコマンドが良く聞こえなかったり、
ちょっと苦手な動きになってストレスがかかると吠えてしまいます。


吠えながらステップを踏む犬を見て、
「一緒に歌っているようね」と見て下さる観客もいますが、
競技会では『吠える』ことは減点とされます。

確かに、あんまり吠えるとうるさいです(汗)。

というわけで、吠えないように矯正していくんですが、
これがなかなか難しいのです。

あまり矯正しすぎて、最近我が家の母犬は吠えると、
「あっ、やっちゃった。反省してくるわね。」
と、とっとといなくなるようになってしまいました。

う~ん、パタ~ン化してしまったか・・・。

難しいぃ。


いずれにしても、全く吠えない犬と踊っていると
さすがにその静けさにホッとさせられます。


『吠え』の兆候が見られたら、早めに対処しましょう。


<バックステップのコマンドに文句を言う犬>
20100202

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