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2010年1月20日 (水)

トリックを教える

2日前、突然書き始めたこのブログ”Dance with dogs”ですが、今まで私が我が家のパートナー犬たちと6年以上続けてきたK9-フリースタイルについて、ネタがつきるまで書いていこうと思っています。


K9-フリースタイルと言っても耳なじみが少ないと思いますので、このブログの中では「ドッグダンス」と呼びますが、決して犬だけが勝手に踊っているわけではありませんので、お間違いのないように。


さて、ドッグダンスでは様々なトリックを使います。
トリックというと、マジックのように聞こえますが、ドッグダンスでいうトリックとは、犬たちの様々な『動き』のことを言います。


では、どんな『動き』をトリックというのでしょうか。

簡単に教えられるのは「回転系」の技でしょうか。
ハンドラーと犬が向かい合って、右回りや左回りをしたり、ハンドラーの横を犬がついて歩きながら回ってみたり、ハンドラーの周りを犬が回ってみたりと、「回転系」の動きは意外と簡単に教えることが出来ます。


動きを教えるには、犬の鼻先に犬の大好きなおやつやおもちゃを持っていき、犬が回れるように誘導する方法があります。
「誘導」を繰り返すことで、犬はその動きになれ、同時に、その動きに関連付けられたコマンド(指示語)を覚えていきます。
すると、コマンドをかけるだけで、その動きができるようになるわけです。


しかし、「誘導」以外にも犬に動きを教える方法があります。
それは、犬の自発的な動きを捉えて、その動きに名前をつけるという方法です。
実は我が家の犬たち、『おじぎ(バウ)』を教える時、この方法を使ったのです。

犬は寝起きに前足を伸ばしてお尻を持ち上げる『伸び』をします。
その動きを目にしては、「○○ちゃん、おじぎ上手ね。」と声かけしていたのです。

毎回見逃さないというわけにはいきませんが、出来る限り目にしたときに声をかけていたら、私のコマンドで出来るようになったのです。


そう言えば、新しく家族に迎えた子犬にトイレを教える時、おしっこする子犬に「おしっこ」や「ワンツー」のようなトイレコマンドをかけることで、トイレコマンドだけで、自分からトイレが出来るようになるじゃありませんか。

つまり、同じことなんです。

トリックを教えることは、そんなに難しいものばかりではありません。
普段から愛犬の様子を見ていて、何か新しいトリックを作ってみませんか?

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我が家の犬のバウ@青山ファーマーズマーケット
photo by G_mam


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ドッグダンスのレッスンお受けします。
WanByWan
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