« パターン化 | トップページ | 保護犬譲渡会 »

2010年1月25日 (月)

ドッグダンスのデモ

仕事の帰り、イヤホンで音楽を聴きながら振り付けを考えていたら、乗り過ごしそうになりました。
いやぁ、ルーティンの振り付けって難しい。


フリースタイル(ドッグダンス)の競技会では、ルーティンの長さはおよそ1分半から4分ほど。
意外と長いものです。

ひとつのルーティンをきちんと作ろうとすると、どうしても一ヶ月以上はかかるでしょう。
その工程を簡単に説明すると、まず曲を選定し、振り付けを考え、犬と一緒に動き、微調整をし、完成するという感じです。
もちろん、『曲ありき』というよりは、日頃からパートナーの動きを考えながら、得意な技を組み込んだり、あるいはこんな動きを取り入れたいという思いを実現できる曲を探すこともあります。


前置きはさておいて、今週末BCRN(ボーダーコリーレスキュー)という保護犬団体のイベントでちょこっとデモをやる予定なのですが、曲はなんとか決めたもののいまだに動きが決まっていません。

なぜかというと、会場のスペース(動けるスペース)がどれくらいか当日にならないとわからないからです。


大きなイベントなどで、あらかじめ必要なスペースをお伝えしてある時は、その大きさに合わせて動きを考えるので、ある程度の形を決めて臨むことが出来ます。

しかし、今回のようなボランティアのイベントで参加する時は、ダンスがメインではないので、その場の状況にあわせた臨機応変さが必要になります。

となると、前もっていろいろルーティンの構成を考えていても、現場では直線コースが足りずに10歩あるくところが5歩になったり、左に方向転換しようとしてもスペースがなく、Uターンになったりと、アドリブでの動きが多くなるわけです。
しかも我が家の犬たち、環境に左右されることがあり、参加する犬自体が変わってしまうことがあります(汗)。

以前行われた体育館でのイベントでは、机を移動する音が館内に反響し、音響シャイの母犬が動けなくなってしまいました。
真っ白になったのは言うまでもありません。

そこで急遽娘を使ったデモを行いましたが、この娘、母犬ほどレパートリーがありません。
サイドステップ、バックウィーブ、バックアップ、ウィグルなど全く出来ないのです。
まぁ、私が教えていないのが悪いのですが・・・。

当日考えていたルーティンは母犬用に作ったのですから、到底娘には出来ないトリックが入っているわけです。

結局8割方アドリブでした。
見てくださった方は、「そんなこと気づかなかったわ」とおっしゃってくださいますが、実は二度と出来ないルーティンです。

さて、今週末のデモは母が出るのか娘が出るのか。
いまだに決めかねています。
今回は音の問題というより、年齢の問題と言ったほうがいいかもしれません。
何しろ母犬は今月13歳。
体調も気になるお年頃です。


母でも娘でもどちらでも動けるようなルーティンを。と考えながら集中して音楽を聴いていたら、バスを乗り過ごしそうになったというわけです。
寝過ごすならわかりますが、起きていて乗り過ごすとは・・・。

** * ** ** * *** * * *** * ** *
1月31日、午後青山の国連大学で行われるファーマーズマーケットの一部を使ってBCRN(ボーダーコリーレスキューネットワーク)のイベントが行われる予定です。
お時間がおありの方は、是非足をお運び下さい。

産地直送のおいしいお野菜なども販売されていますよ。

0911302
↑昨年秋のファーマーズマーケットの様子


* * * * * * * * * * * * * * *
ドッグダンスのレッスンやっています。
WanByWan
* * * * * * * * * * * * * * *

|

« パターン化 | トップページ | 保護犬譲渡会 »

ドッグダンス(K9フリースタイル)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドッグダンスのデモ:

« パターン化 | トップページ | 保護犬譲渡会 »