2023年2月 2日 (木)

ラリオビ定期レッスン

今日は月に一度のWCRL規定ラリーオビディエンスのレッスンでした。

前半は、常歩行進中の作業など、遠隔も含めて、規定に則した動きを確認しながら、基本の体の使い方などもアドバイスさせていただきました。

後半はコースの実践ですが、本番ではないので、犬が成功出来るようサポートしながら動きます。
時には、集中を切らさないように声をかけたり、トリーツをあげることで、気持ちを落ち着かせたりと、いろいろ工夫しながらやって頂いています。

来週末に見習いがトライアルに参加することもあり、今日のコース練習は見習いも参加しましたが、なんと、昨日お話しした、まさに準備が出来ていない状態でコースに入ってしまい、とんでもないことになってしまいました。

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※床の匂い嗅ぎに忙しい見習い

そこで、再度トライ。

集中が取れたことを確認してコースに入ったところ、とりあえずいつも出来ていることはちゃんとやってくれました。

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トリーツは犬の気持ちを落ち着かせる一助になりますが、トリーツを持っているからといって犬が集中するわけではありません。

トリーツよりもっと刺激的なものがあれば、気持ちは簡単にそれてしまうからです。
特に、経験不足の若い犬にはありがちです。

犬をやりたい気持ちにさせてあげるには、日々の練習の中で、課題遂行を楽しいものと感じさせることが重要。
そのためには、「やらせる」のではなく、「楽しくやれる」ようにサポートが欠かせませんね。

WanByWan主催のラリーオビディエンストライアルは3月12日、山中湖のドッグリゾートワフ、インドアドッグラン内で開催予定です。
詳細およびお申し込みはこちら👇から
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2022/12/post-4414d5.html
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2023年2月 1日 (水)

犬の準備は出来ていますか?

前にも書いたような気がしますが、見習いがちょうどいい時期なのでまた。

愛犬に、何かお願いした時、一回言っただけですぐにやってくれますか?

例えば「おいで」だったり、例えばソファから「下りて」だったり、日常的に普通に起こりうる状況の会話の一部ですが、一回言えばすぐに反応してくれるでしょうか。

よくある一般家庭の状況は、「オスワリ、オスワリ、オスワリ・・・。」のように、何回もキューを連呼してしまう場合、犬は3回繰り返された言葉が、腰を下ろすキューのように思っていることがあります。
恐らく人間側の癖なのでしょうが、いつも連呼してしまうので、犬が正しいキューを理解できていないのです。
こういう場合は、一回言ったぐらいでは犬は反応しません。

今日言いたいことは、こういうことではなく、すでに言葉のキューを理解出来ている犬にもかかわらず、言ったのにやってくれなかった場合の話しです。

こういう時は、犬が聴いていないことが原因の場合がほとんどです。
人間でも、他のことに気がいっていると、誰かが声をかけても耳に入って来ないことがあります。
言われた人は無視するつもりは無くても、聞こえていないことはよくあります。

つまり、声をかける側は、相手の耳があいているかどうか確認してから声をかけなければ意味が無いということです。

犬も同じです。
すでにトレーニングモードに入っていたとしても、視界に何かが入ってくれば、一瞬気持ちがそれてしまうことがあります。

訓練競技会で、作業のキューを出そうとしているとき、犬が浮遊臭を取っていたり、横のリンクの犬を見ていたりすると、キューが耳に届かない可能性があるので、ハンドラーは少し待って、犬の集中が戻ってからキューを出すこともあります。

さて、見習いはまだまだディストラクションに負けてしまうレベルですが、それでも、集中が取れるまで作業を始めない練習をしています。
集中していなければ、当然こちらのキューを聞き逃したり、違うことをやってエラーを出してしまうからです。

自分の番が来ると、テンションがあがってしまい、すぐにはこちらに集中できない見習い。

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見習いからアイコンタクトを取ってきたところで作業を始めます。

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中にはアイコンタクトは犬へのストレスになるという人もいますが、こちらがアイコンタクトを返すかどうかは別として、犬がこちらに興味を持ってくれない限り何も始まらないので、作業前には必ずアイコンタクトは取るようにしています。

もちろん、熟練して、作業の経験値も高い犬の場合(何をやるべきかわかっている犬の場合)は、耳だけこちらに向けている場合もあるので、無理にアイコンタクトは求めません。

いずれにしても、きちんと通じ合っていないと、何も始められないということですね。

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2023年1月31日 (火)

叱ればわかる?

どこかで勘違いされている「褒めるトレーニング」については以前も書いていますが、別の勘違いとして、「褒めるトレーニングは犬が何をやっても褒めればいい」と考えられているところ。

この勘違いのせいで、「褒めるだけじゃだめだ!きちんと叱らないといけない!」という反論も出て、犬を叱る人は少なくありません。

そもそも、「叱る」とはどういう意味でしょう。

一般的に、やってはいけないことをしたときに、叱責すること。が「叱る」ことだと思うのですが、問題は、犬が何を叱られているのか認識(理解)できているかということです。

例えば「甘噛み中の本気噛み」。
飼い主さんが憎くて本気で噛むわけではありませんが、甘噛みしているうちに興奮して、つい力が入ってしまったとき、結果飼い主さんとしては「痛い」思いをするので、そういう時は「痛いよ。」と伝えることは大事。
なぜなら、加減を覚えてもらわないと、いつも全力でぶつかって来られてしまうからです。

でも、そのとき「痛い」ではなく、「ダメ!」と言ってマズルを掴むなどの行動を取った時、犬は偶然に力が入ってしまったことをいさめられていると理解するでしょうか。
びっくりして、その時の行動は止められたとしても、怖いことをする飼主に対して、ある種の警戒感を持ってしまう可能性も否めません。

例えばよくあるケースの「トイレの失敗」
トイレスペースでトイレをしようと犬は思っていても、片足がはみ出てしまったり、実際シーツから少しずれてしまったりすることはよくあります。
また、トイレに行こうと思ったけれど、トイレが遠くて、赤ちゃんレベルのパピーにはたどり着けずその場でやってしまったということもよくある話です。

そんな時、「ダメ!」と言って叱責すれば、犬はトイレからはみ出たことや、トイレに間に合わなかったことを叱られたと思うでしょうか。
理由なく叱られたと感じれば、今度は叱られないように、飼い主の見ていない場所で、こっそり済ませようと思う犬もいるでしょう。

言語が違う異種間のコミュニケーションにおいては、何が失敗なのかを伝えるのはなかなか難しいものです。

例えば、異なる言語を話す人間同士の場合、初めて日本にやってきた海外の留学生がいたとしましょう。
畳の部屋に入ったときに突然家主に「それはダメだ」と言われたとします。
留学生には何が伝わるでしょうか。

恐らく声のトーンで、家主の機嫌はよくないと感じます。
しかし、何が原因で機嫌が悪いのかわからないでしょう。

家主は畳の縁を踏んだことをいさめたつもりでも、相手にはなかなか伝わりませんよね。

いずれにしても、「ダメ」や「イケナイ」という叱責は一瞬犬をひるませますが、理由を理解できているかどうかは疑問が残ります。

やって欲しい行動が出やすい環境づくりをしながら、出来たことを強化(何度も褒めることでその行動の出現頻度を上げる)した方が、速く理解してもらえるはずです。

あんまりダメ出しをすると、犬も意欲を無くしてしまいます。

さて、今日の見習い。
相変らず、安定した脚側行進を目指して練習中ですが、今まで少し前に出過ぎていたのを修正してきました。

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正しい位置、少しは理解出来たかな?

まだまだ先の長い1歳3ヵ月です。

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2023年1月30日 (月)

3秒ルールを念頭に。

「3秒ルール」と言うと、「床に落ちた食べ物でも、3秒以内に拾えば食べられる。」ということを想像されるかもしれませんが、犬の世界においての3秒ルールはちょっと違います。

では、犬の「3秒ルール」とは何でしょう。

愛犬との散歩中、知らない犬と遭遇した場合、それぞれの犬が相手の犬を確認(チェック)するための時間と言われています。

もちろん、確認の方法は、相手との距離が近ければ、お尻の匂いを嗅ぐ行為に至るかもしれませんが、距離がある場合、相手を見ている時間だけでもすでに3秒ルールは適用されていると言ってもいいでしょう。

つまり、お互いがフレンドリーな犬の場合、相手を認識した後、興味を持って近づいていく行動に出ているとすれば、特に大きな問題には発展しづらいでしょうが、片方がシャイだったり、逆に他犬に対して高圧的な犬の場合は、3秒後に何が起こるかは犬のみぞ知るということが多いものです。

特に散歩中はリードを装着していることもあり、犬の行動に制限がかかっているため、さらにヒートアップしてしまうこともあります。

よくある、「ウチの犬は大丈夫」というパターンでも、相手の犬がそうであるかどうかはわからないので、基本的には、「こんにちは。」「それじゃぁ、また。」ぐらいの時間で離れて行く方が犬にとってのストレスは最小限にとどめることができます。

すでに、他犬が視界に入っただけで大興奮する犬の場合は、挨拶無しで相手から離れることを余儀なくされることもあるでしょう。

愛犬が相手の犬を凝視しながら仁王立ちしているときは、そのまま放置する(犬が自発的に視線をはずすのを待つ)ことなく、「行くわよ。」とさりげなく移動を促すことも必要です。

さて、今日は他犬にちょっと刺激を受けやすいLさんの公園散歩レッスンでした。

街中で他犬と出会うと、距離が取れず、嫌な思いをすることも多いLさんにとっては、すでに他犬自体が興奮の元になっているので、逆に犬との遭遇機会が多く、かつまた距離が十分取れる広い公園での練習を行いました。

今Lさんに伝えたいことは、「世の中には犬は沢山いるけれど、いちいち気にする必要はない。」ということ。

犬が視界に入っても、興奮しなければ褒め、ハンドラーさんにフォーカス出来たら褒め、ハンドラーさんのキューが耳に届いたら褒める。ということを続けながら、ハンドラーさんとのコミュニケーションを楽しんでもらうことを目標にしました。

そんなLさんと、お散歩の合間におもちゃで遊んでいただいたところ、いつもは持ってきてくれないおもちゃを、今日は初めてハンドラーさんの元に届けに行きました。

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少しずつ、二人の世界が密になって、コミュニケーションが取りやすくなっていくといいですね。

ちなみに、レッスン中Lさんは一度も吠えませんでした。
敢えて吠える状況を作らないことが重要なポイントですね。

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2023年1月29日 (日)

若犬のパワーを侮ってはいけません。

子犬の頃はクレート(ベッド)やトイレスペースを完備したサークルの中での生活がメインになるのは仕方がありません。
なぜなら、睡眠を十分に取り、トイレの場所を認識し、危険なものを口にしないための、ある意味管理が不可欠だからです。

見ていてあげられるときはサークルから出してあげて、一緒に遊んであげても、疲れたらハウスに戻したり、トイレのタイミングを予測してトイレスペースにいざなってあげることで、犬も飼主もストレスを軽減することができます。

その後、生後半年を過ぎたころから、子犬の体は大きくなってパワーもアップすると、動きはさらに活発化していくと、サークルやハウスの中だけではエネルギーが発散できず、出せば出したで家の中を走り回るなど、いろいろと今までとは違った問題点が出てきます。

そんな時はどうしたらいいのか。

エネルギーをちゃんと発散させてあげればいいのです。

どうやって?

体を使って一緒に遊んだり、散歩中に走る場面を作って運動を保障したり、トレーニングなどで、頭と体を一緒に使わせたりすることで、ある程度のエネルギーはちゃんと消化することが出来ます。

小学生の子供さんを考えてみましょう。
コロナ禍で、外に出てはいけないと言われた3年前。
ご家族はみなさん苦労されたことでしょう。
家の中に閉じ込められた子供たちのパワーの発散が出来なかったからです。

若い犬も同様です。
サークルから出せば、走り回って大騒ぎをするからと閉じ込めておけば、動きたいエネルギーは身体に押し込められ、暇つぶしにサークルやハウス、トイレを破壊したり、吠えて要求したりと、好ましくない行動ばかりが目立つようになるでしょう。

若い犬のパワーを閉じ込めておくことはできません。
真剣に遊んだり、ロングリードを使って走らせたり、トレーニングで頭を使わせたりと、成長をサポートしてあげることが不可欠です。

とあるしつけ教室の方に、生後7か月のオス犬をサークルから出すと大暴れをすると相談したところ、一日中クレートに入れておくように言われたそうです。

まだまだ犬のことをよくわかっていないプロが沢山いらっしゃるようですね。

さて、我が家の見習い、1歳3か月は、私が目を離していても、ソファで少しくつろげるようになってきました。
散歩から帰って、ごはんまでの1時間ちょっと。
時折アシスタントのクレートに顔を突っ込んで嫌がられていますが、とりあえず大騒ぎや悪戯は無し。

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クレートの中に入れておくだけでは、クレートの外にいるときの過ごし方は伝えられませんね。

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2023年1月28日 (土)

ディスクの大会に参加してきました。

今日は25年来の犬友主催のディスク競技会に参加してきました。

最後に出たのは、アシスタントが1歳の時なので、かれこれ6年前のことです。
それも、ディスクではなくボールを投げて取ってくるレトリーブ競技でした。
当時のアシスタントは体がまだ出来ていないこともあり、ディスクキャッチで無理をさせたくなかったからです。

25年前は、近場の大会だけでなく、木曽川などにも遠征するほどディスク好きでしたが、訓練競技会に参戦するようになって、すっかり足が遠のいていました。

今回久しぶりに参加してみて思ったのは、参加犬たちの様子です。
たまたま駐車場が近かったこともあり、犬たちは車の中での待機が多かったのですが、それでも、目の前を犬たちが通ったり、他の犬がディスクを追いかけていてもあまり興奮していないことでした。

かつては、犬たちのクレートが置かれたタープ(テント)の前を通るだけで、吠えかかってくる犬がいたり、意外と騒々しいという印象が残っていますが、今回見ていたら、落ち着いて待機出来ている子が多くてびっくりしました。

さらに、競技の合間にオビディエンスの練習をしている人もいて、ディスクというドッグスポーツにおいても、基本のトレーニングの重要性が周知されてきているのだなぁと感じました。


さて、アシスタントは今回もボールのレトリーブでした。
なぜなら、もともとジャンプ時の身体の使い方があまり上手ではないこともあり、着地で腰にかかる負担を考えると、ジャンプの無いボールの方が安全だと思ったからです。
私がスローイングに自信が無いので、アシスタントの健康を優先した形になりました。

一方見習いは、最近遊びで投げてみると、意外と体がしなやかで、無理をしないでキャッチをしているようなので、ボールの代りにディスクを投げてみることにしました。

持ち時間は1分。
その中で、何回、どれくらいの距離で持って帰って来られるかを競う競技なので、犬が持ち帰った時に口から離してくれないと次が投げられません。

ということで、ディスクの競技でも、「出せ」や「離せ」を教えることは重要ということですね。

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ちなみに見習いは「出せ」が得意なので、とりあえず6回投げることが出来ました。

ディスクの競技も、まじめに人が練習しないと、犬に迷惑をかけることになります。
犬につきあってもらうには、努力は欠かせませんね。

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2023年1月27日 (金)

落ち着かない子犬は、そのうち落ち着く?

子犬の頃はドタバタ落ち着かなくても当然ですが、
「大人になってくれば自然と大人しくなるから大丈夫。」と言う方がいらっしゃいます。
確かに、子犬の頃のように、コロコロと走り回ったりすることはなくなるでしょうが、何も教えていなければ、自然にじっと落ち着いていられる犬にはなりません。

大人になる過程で、さまざまな強化の歴史(よきにつけあしきにつけ)が積み上げられていきますが、小さいころからちゃんと伝えていないことが、大人になって急に出来るようになるわけではないからです。

例えば、ドッグダンスのレッスンに通っていらっしゃるM君。
始めた頃は、レッスン中自分の番以外のときにマットの上でじっとしていることが出来ませんでしたが、2歳を過ぎた頃には、レッスン中はマットの上で静かに待てるようになりました。
これは勝手にM君が静かになったのではなく、飼い主さんがマットトレーニングを続けて下さっていたからこそです。

例えば、我が家の見習い。
小さいころから、跳びつかないといいことがあるとずっと教えています。
確かに、知人に会うと大興奮で、跳びつきたい気持ちを抑えるにはまだ少し時間が必要ですが、私と遊んでいるときに、跳びついていいと言われたとき以外はほとんど跳びついてきません。

ディスクやボール遊びをしていて、咥えて戻って来ても、見習いはわたしの足に体当たりすることはあっても、体に跳びついては来ません。

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その様子を見た人が、なぜ跳びつかないのか私に尋ねました。
その方の犬は、戻った時は必ずハンドラーに跳びついているそうです。

そこで、私が跳びつきは強化していないことをお伝えすると、その方は、跳びつきを強化しているとおっしゃいました。

つまり強化の歴史が違っているだけのことです。
跳びつき自体も、ハンドラーが良しとしているのでそれはそれで問題ありません。
我が家の場合、96歳の年寄や、ご近所に小さいお子さんがいることで、最初から跳びつかないことを強化しているだけです。
もちろん、跳びついてもいい時はちゃんとキューで伝えています。

大人になれば、確かにメンタル的には落ち着いてくるものですが、行動自体が大人しくなるわけではないので、やって欲しい行動や、やって欲しくない行動については、小さいころから伝え、強化の歴史を積み上げておかなければ大人になっても出来るようにはなりません。

行動自体が大人しくなるとしたら、10歳過ぎてシニアになった時でしょう。
それはそれでちょっと寂しいものです。

そのうち治るから。
そのうち大人しくなるから。
そのうちなんとかなるから。

と言うのはあてにならないので、気を付けましょう。

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2023年1月26日 (木)

家庭犬のトレーニングとは、おうちのルールを伝えること

「犬の訓練」や「トレーニング」と聞くと、犬に高度なスキルを教えることと思ってしまったり、何かを強制的にやらせることと勘違いしてしまう人は少なくありません。
しかし、実情はそうではありません。

例えば「オスワリ」が出来るようになるということは、「オスワリ」をやらせることではなく、「オスワリ」という言葉のキュー(合図)は腰を下ろすことを意味することだと犬に伝えることです。

犬たちに行動を教えることと、その行動を表すキューを伝えてリンク付けすることで、犬はハンドラー(飼い主)の言っていることを理解し、ハンドラーのキューを聞いて行動に移すことができるのです。

もちろんその過程においては、犬に繰り返し伝える作業が必要になりますが、出来なかったからと言って叱られるのではなく、出来ないときは「出来る」の経験を増やして、出来るようにサポートしてあげればいいのです。

愛犬に教える内容はお家によって異なります。
トイレが外派であれば、外でトイレをするように伝え、家の中でトイレをするのであれば、そのように伝えていきます。

また、おうちの中での危険回避のためには「ハウス」を活用したり、お散歩コースに車通りが多い場合は、車に興奮して跳びつかないなど、愛犬を守るためのルールを教えることも不可欠です。

このようにルールを伝えていく過程で、人と犬の会話が少しずつ成立していくようになることが本来の目的です。
犬側からも、人間側からも、一方的に要求を伝えるのではなく、双方向でコミュニケーションを取っていくことが、お互いのストレスを軽減させることにも繋がります。

今日は若いボーダー・コリーの男の子S君のプライベートレッスンがありました。
人も好きだし、遊びも好きなS君。
前回ロープで一緒に遊んだのを思い出して、今日は自分からロープを持ってきてくれました。

賢いS君に、今日は「呼び戻し」と「遊び方」のルールについて、少しずつ伝えてみました。

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根気よく伝えてあげられるといいですね。

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2023年1月25日 (水)

甘噛みの話し

恐らく以前にも書いていると思いますが、リマインドのつもりで書きます。

子犬育てのお困りごとのひとつに「甘噛み」があります。
読んで字のとおり、甘く噛むことを言います。

では、「甘く」とはどういうことなのか。

子犬は何でも口に入れようとします。
人間の子供と違い、手で触るより前に、口で確認するのです。

口に入れて噛んでみる。
噛み心地が良ければ、もっと噛む。
ダイニングテーブルの脚やソファのクッション、家の巾木など、口が届くものは大概子犬の被害に遭っています。

同時に、常に子犬に関わる人間の手もお気に入りです。
適度の柔らかさで噛み心地もよく、ぬくもりもあるので、子犬としてはじゃれたいもののひとつです。
いわゆる、人間の赤ちゃんのおしゃぶりと同じです。
特に子犬の目の前でヒラヒラしていると、格好のオモチャになってしまうこともあるので、注意が必要ですが、ただ口に入れて、噛んでいることが楽しい場合もあります。

しかし、時に力が入り過ぎて、人間の肌が傷つくことも。
特に小さいお子さんの皮膚は大人の皮膚と違ってデリケート。
小型犬の歯でも十分傷つく可能性があります。

そんな「甘噛み」に対して、ご家庭によっては、まったく認めないとおっしゃるところもありますが、我が家では、甘えているときのおしゃぶりは許容しています。
もちろん、力が入り過ぎたときはきちんと「痛い」と伝えますが、特に叱るようなことはありません。
ただ、「痛い」と伝え、子犬が止めたら、「お利口さん♪」と褒めるだけ。
止めずに続けたら、「痛いよ~。」とその遊びを中止するだけです。

子犬同士の遊びの中でも、一方的に片方がもう片方に噛みついているシーンをみかけます。
本気の喧嘩ではなく、じゃれあっている状況ですが、力が入り過ぎれば、噛まれた方は「キャン!」と声をあげて、その場からいなくなります。

つまり、相手が痛がることをすれば、楽しい時間が終わってしまうと、子犬同士のコミュニケーションの中においても、暗黙のルールが存在しているわけです。

このような遊びの中で、子犬は力加減を覚えていくので、叱る必要も、圧をかける必要もありません。
痛かったら痛いと伝えるだけです。

さて、我が家の見習いは時々お口が出ます。
甘噛みの時は何も言いませんが、お勉強中に「カプっ」と来るときがあります。
この「カプっ」は甘噛みの延長線にあるので、当たった時は「あれ?」と言えばすぐ気づきます。

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本気で遊んでいるときに、アクシデントで私の手に歯が当たって流血することもしょっちゅうですが、これに関しても単に「痛い!」と言うだけ。
少しずつ加減を覚えてくれればいいのです。

遊びの中で、歯が当たると痛いからと、鍋つかみや革の手袋を使う人がいますが、これは逆に子犬が力加減を覚えられないので、いつまでたっても、強く歯を当て続けるようになります。

子犬の成長をサポートしてあげることが大事ですね。

※本気で噛んでくる場合は、早めの対応が必要なので、プロにご相談ください。
例えば犬にとって気に入らないことをしようとしたときに噛む場合がそれにあたります。

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2023年1月24日 (火)

呼び戻し練習は楽しく!

今日はパピーさんのプライベートレッスンがありました。

最近少しずつ飼主さんと話が通じるようになってきたOさん。
飼主さんも嬉しそうです。

今日はお家の中での呼び戻し練習にチャレンジ。

日常的にケージとサークルを活用してくださっていますが、サークルの外にはOさんの好奇心をくすぐる物がたくさんあるため、見てあげられないときはフリーにはしないようにされています。

引っ張りっこなどの遊びは大好きなOさんですが、エネルギーいっぱいなので、おうちの中で走り回りたい要求も。

そんなときは、呼び戻し練習でOさんと遊ぶことに。

呼ばれて戻ってきたら、褒めてもらい、さらにトリーツを投げてもらえます。

投げたトリーツを取りに行くのも楽しいし、呼ばれて戻ってくればまた美味しいトリーツがもらえるのでさらに楽しい。

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そんなことを繰り返しながら、楽しく呼び戻し練習。

沢山遊んだあとは、休憩にケージに入れてあげると、ようやくお水が飲めるOさん。

人間の子供と同じで、遊びに夢中になっていると、お水やトイレも忘れてしまいますね。

おうちの中での呼び戻し練習をしっかりやってから、外でもチャレンジしてみましょう。

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