こんにちは。
ニキーの旅立ちに際し、皆様からの暖かい励まし、お悔やみの御言葉
本当に有難うございます。
クリスのブリーダーさん関係で親しくして頂いている方、
1999年頃JBCNが発足した当時からのネットを介して知り合えた方、
2005年から書き始めたこのブログを介して知り合えた方、
BCRNで一緒に活動させていただいている方
ニキーがアシスタントを務めていたドッグダンスの生徒さん、
地元駒沢で一緒に遊んで頂いているお友達、
多くの方からのコメント、本当に有難うございます。
ニキーは・・
小さい頃からお転婆で、男の子の兄弟と互角に遊んでいましたが、
お散歩デビュー直前に、はしゃぎすぎで骨折。
その後、力の強いハンスにいじめられながらもめげることなく、
いつの間にか、体力ではなく眼力でハンスに抵抗するすべを身につけ、
怖いクリス母さんに対しては逆鱗に触れないよう、
上手に空気を読む子でした。
いつも一番なクリス母さんと、KYで派手顔なハンスが目立つ中
控えめな彼女の存在は、我が家でも三番手になりがちでした。
そんな彼女の体調に異変が生じたのが一昨年(2008年)の秋。
乳腺に腫瘍が見つかり、検査をするより、手術しましょうという話になり
12月に入院したのですが、麻酔が効かず帰されてきました。
その後体調を壊し、腫瘍の周りが腫れるなど、状況がよくなかった為
高度医療センターで年明け1月に摘出手術を行いました。
無事生還してきましたが、腫瘍は悪性の中の悪性と言われ、
すでにガン細胞はリンパにまで流れ出ていることがわかりました。
頭の中が真っ白でした。
そして3ヶ月間の抗がん剤治療をおこないました。
この頃でしたね。
名前の画数で運命が悪かったのかと
ニッキー改めニキーになりました(笑)。
それから、定期健診を続けながら一年が経ちました。
なんとか拾った命、ニキーと一緒にもっといろいろなことをしようと
去年はクリスのピンチヒッターや、普段からニキーが自然にやっている
アニマルセラピーを老人ホームなどで役に立てて行こうと
一緒に活動してきました。
あっという間の一年でした。
今年二月、足の不調から検査に行って、
肺への転移が疑われる結果がでました。
とうとう来てしまったのか・・・。
いつかは来るとわかっていても、やっぱり受け入れがたいことでした。
消炎剤をもらって一週間、足の不調がおさまりかけたように見えた頃
呼吸に異常が出始めました。
ちょっと動いても息遣いが荒い。
数歩歩くと固まる。
そしてとうとう散歩に行けなくなりました。
日常的に呼吸が浅くなり、心拍数もあがったため
再度病院で検査に行きました。
最初の白い影が見えないほど、肺全体が白くなっていました。
週末は歩けない彼女も車に乗せて
毎週通った公園に行きました。
草の上におろしてやると、
苦しいながらも外の空気を一生懸命嗅いでいました。
そして検査から三日目の深夜。
辛そうに呼吸しながら旅立ちました。
本当にあっという間でした。
いろいろなことが悔やまれます。
ああすれば、こうしてあげれば・・・。
最期を看取ってやれたことがせめてもです。
長年共に暮らしたパートナーとの別れ。
何度遭遇しても馴れるものではありません。
当分はちょっと変なクリ家だと思います。
お散歩も今はまともに出来ません。
隊列がぐちゃぐちゃで、転ばされそうです(汗)。
暖かいコメントを下さった皆様へ、
ニキーの病気のご報告も含め、
お礼の言葉に代えさせて下さい。
本当に有難うございました。
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