あのねぇ。

「あっ、クリちゃん！
16歳の誕生日おめでと～！！」

ママはいっつも忘れるのよね。
前日まで覚えていて、当日頭から飛んでるの。
いまだにそうなのね。

「昨日は、ほらっ大雪で・・・・。」

雪が降らなくても、忘れてたと思うわ。

「・・・・・。」

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子供たちに任せておいたら、ランキングが大変だったけど、
みんなのおかげで、なんとか復活中だわ。
私がいなくても、ポチポチありがとう！！

誰が主役かわかってる？

変ねぇ・・・。

このブログのタイトルはわたしの名前なのに
最近全然出番が無いじゃないの。

「クリちゃん、そんな言い方しなくても・・。」

ニコル見ていたって、わたしのことは思い出さないと思うわよ。
全然似てないし。

「そ・・そんなことないわよ。
ニコルも大分ダンスが上手になってきたし・・。」

まだまだダメよ。
技も少ないし、キレもないし。

「まぁまぁ、長い目で見てやってちょうだいね。」

仕方ないわね。

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ほらほら。ニコルじゃランキングはあがらないわよ～。
「・・・・・。」

ちょっとちょっと・・・。

やっぱりニコルが出すぎてるわ。
ここは、私のキュートなスマイルで、
少し私の偉大さを思い出させてあげなくっちゃ！

ど～ぉ？
このキュートな笑顔に勝てる？

じゃぁ、またね♪

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あっ、応援クリックも忘れないでネ♪

失礼しちゃうわ！

今日は久しぶりにお天気が良かったから、
レッスンにあわせて、朝から公園に行ったの。
もちろんアシスタントは新人に任せてるから
私はレッスンの合間に車から出してもらったわ。

っで、レッスンが終わったら、いつものお友達が待ってるところまで
散歩したんだけど、ちょっと疲れちゃったから、
途中からバギーに乗っていったの。

そうしたら・・。

「クリちゃん！クリちゃん！生きてる！？」

「だって、バギーの中で寝ちゃうなんて
今まで無かったから・・・。」

一日待たされて疲れたのよ。
ママだってレッスンの合間に寝てることあるじゃないの。

「・・・・。
クリちゃん、寝癖が・・・。」

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油断もすきも無いわね。

「あっ、ハンちゃん、そこはお母さんのベッドでしょう。」

「意地悪言わないの。
ほらっ、見てごらんなさい。」

「そ・・そこはニコルのベッドでしょう。
無理して入ると、後で出られなくなるわよ。」

まったく、おちおち水飲みにも行ってられない。

ニコルだけじゃなくて、ハンスの行動も目に余るわ。
年寄りは敬わなきゃいけないっていうのに・・・。
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私には関係ないから。

土曜日から、ママが胃が痛い痛いってうるさいのよ。
あんまり言うから、ママのお友達から病院に行くように言われて、
ママは月曜日渋々病院に行ったわ。

でもママはすぐ帰ってきたから、遊んでくれるのかと思ったら、
会社に行くって出かけちゃった。

っで、夕方また帰ってきたから、今度こそ遊んでもらおうと思ったのに、
また病院に行くって出かけちゃったわ。

つまんない！！

夜になってやっと帰ってきたと思ったら、
今度はお腹が空いて動けないって言うのよ。

なに？それ。

なんでもお腹の中に管を入れられて、ぐいぐい覗かれたんだって。
ご飯を朝食べたきりで、お昼も夜も食べられない上に、
喉が痛いって泣いてるのよね。

でも、私には関係ないわ。

「クリちゃん、冷たいのね。
お腹の痛い原因はストレスだったのよ。」

だから、私には関係ないって！

「・・・・・。」

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とにかく私たちのご飯は忘れないで欲しいものだわ。
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うそはダメよ！

ちょっと、なに！？
美人ニコル？
まったく調子がいいんだから。

あの子の実態は、

これよ！

「そう言えば、今日のニコル激しかったわね。
でも、久しぶりにサンク兄ちゃんに会えたからよ。
少しぐらいはめをはずしたって・・・。」

ダメよ！ダメ！

「クリちゃん、いくら普段ニコルにやられ放題だからって・・。」

いいの。
こういうときぐらいしか出番がないもの。

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結構きてます・・。

大きな毛むくじゃらがウチに来て３日目。
悪い子じゃないんだけど、存在感があるからねぇ。

「まぁまぁ、そう言わないで。」

でもねぇ・・・。

「あっ、そうそう。この前頼んでいたウェアが来ていたわよ。」

そんなものでごまかそうとしてもダメよ。
それに私が洋服嫌いなの知ってるでしょう？

「でも、この前みたいに、どこかにぶつかっても
一枚着てるとダメージも少ないから。」

「やっといっちょうらじゃなくなったわね。」

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ランキングはまだまだ低迷中。
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やっと15歳！

無事なれたわよ。15歳。
でも、ママが特に何かを用意していそうには見えないわ。

でも、

「クリちゃん、見て！ＨＩＲＯちゃんが送ってくれたわよ。」

ダイちゃんママね。

そうそう。これなら、クリちゃんのお腹にも大丈夫だと思うわ。

「クリちゃん、頼むから指は食べないでよね。」

っで、ママからのプレゼントは？

「・・・・・・。」

これじゃぁ、今年もまともなプレゼントは望めそうもないわね。

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おかげさまで15歳。
ポチっと忘れないでね♪

あと一日！

ママがね、毎年私の誕生日を忘れるのよ。
一週間ぐらい前までは、
『来週誕生日なんですよ～』なんて、人を話のネタにしているくせに
当日になるとすっかり忘れていて、ムカつくったらありゃしない。

「・・・・。」

でね、今年はちゃんとカウントダウンしなさいよって言っておいたの。
でも、今日はカウントダウンだけでなく、ママの「監督不行き届き」ってやつを
暴露してやるわ。

昨日階段から落ちたって書いたけど、
それはママが私を階段の踊り場に放置したからなのよね。
最近、ちょっとだけ足腰が弱くなった私にとって
それは危ないんじゃないの！！

無事に誕生日が迎えられなかったら、ママのせいだからね。

「別に放置したんじゃないわよ。
家に帰ってきたら、部屋中クリちゃんのウ○だから、
『踏まないように、お掃除が終わるまで、お部屋から出ていてね』
って頼んだだけじゃないの。」

・・・・。

とにかく、私から目を離しちゃだめよ！

「はい。はい。」

『はい』は一回！

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とにかく、15歳まであと一日だから
ポチっと忘れないでね♪