奇跡は起こりませんでした。
昨年秋に扁平上皮癌と診断されたニコル。
原発がわからないまま投薬、様子見をしてきました。
それでも日々元気に過ごし、Vinを追いかけ、ダンスを踊り、ラリオビを楽しんで年を越し、余命のひとくぐりを乗り越えましたが、今年2月に顎に出来た別の腫瘍が破裂し、切除を余儀なくされました。
術後10日間のエリカラ生活を無事乗り越えたものの、術後のニコルはやはり体力的にダメージを受け、その後はいつものニコルに戻ることはありませんでした。
それでも、日々楽しそうに私と遊んでくれ、私とのダンスステップを楽しみ、アシスタントも務めてくれましたが、2週間ほど前から多飲と多尿で高リン血症の疑い。
1週間前には立ち上がれないことがありました。
その後も軽い散歩はこなしてくれましたが、もうVinと一緒に走ることもしなくなり、先週には意識混濁することもありました。
それでも、また元気に立ち上がって、階段を自力で降りて散歩に行ける日が来て、奇跡に違いないと思っていました。
しかし、先週末から寝ているか、起き上がってグルグル回るといった状態が続き、昨夜は夜中に立ち上がれずにもがき、息も苦しそうになり、再び意識が混濁。
もう一度奇跡を見たかったのですが、本日夕方、Vinとアデルに看取られて旅立ちました。
生後5か月で、知人宅からやってきたニコル。
12歳と14歳の老犬母・息子と上手に付き合ってくれました。
常に私の傍でアシスタントとして私を助けてくれた信頼できるパートナーを失いました。
今年5月で11歳。
あと少なくても5年は一緒に過ごせると思っていたのに。
生前かわいがってくださった皆様、本当にありがとうございました。
尚、まだまだ物のわからないチビがおりますので、供花の儀はご辞退申し上げます
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