アタシだって頑張ってるわよ。

今日も天気が良かったわね。
公園日和だわ。

ママも先週の悪行を気にしてか、
ちょっと早めに公園に行ったの。
当然よね。

ハンスが昨日何か言ってたけど・・・・、

「トワちゃん、危ないわ。
そんなにニッキーおばさんに近づいたら。
食べられちゃうわよ。」

「トワちゃんも、すこしずつお勉強してるのね。
えらいわ。
でも、今度はオバサンの手を噛まないで
上手におやつを食べる方法を勉強するのよ。」

・・・・・。

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大事なときに限って・・・。

旅の話はちょっとお休み。

今日は久しぶりにいつもの公園に行ったんだ。
そうしたら、例のバーニーズ姉妹が来たんだ。

ナイショの話だけど、ボクって子供は苦手なんだ。
姉妹だから、おっきくなればボクだってウヒョウヒョしちゃうけど、
おこちゃまはねぇ・・・。

でも、今日はボク我慢したんだ。
あの二人が、

「おじちゃん、遊んでよ！（わんわんわん）」って
しつこく言っても、ボクほんとに我慢したんだよ。

ママ！
ボクのかっこいいところ撮ってよ。
ちっちゃい子たちを食べたりしてないよ。

「ほんと。ハンちゃん、偉いわね。」

「あっ！」

ママ、どうしたの？

「ごめん。コンパクトフラッシュ忘れてきちゃった。」

・・・・・・・。

おかげで今日は写真が一枚もない。
ひどいよ、ママ。
ボクがおりこうさんにしているところ、
ちゃんと撮ってよ。

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ママはボクが嫌いなの？

「あらっ、ハンちゃんは踊らないでしょう？」

踊らないんじゃなくて、
ママが踊ってくれないんじゃないか。

「だってハンスはママの言ったことと違うことするんだもの。」

かあさんだって、本番じゃそうだったって聞いたよ。

「かあさんは練習ではちゃんとやってたのよ！」

まっ、いいや。

ボクにはこっちの方が性に合ってるし。

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やっぱり走らなきゃ！

旅行中ママはやっぱり忙しくて
全然相手をしてくれなかったけど、
朝だけはちょこっと走らせてもらったわ。

「じゃぁ、ボール投げるわよ～。」

ニッキー！

私のボールよ！

仲良く遊びなさい。

あらっ？

ハンスは？

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三犬三様

私たちは土曜日のセミナーには出なかったから、
ずっと車に缶詰だったの。
でも、たま～にママが見に来て外に出してくれたわ。

「そうね。クリちゃんが楽しそうにしていると、
ママも嬉しいわ。」

夜はホテルでのんびりしていたんだけど、
ニッキーは相変わらず、

ハンスと言えば・・・・、

「あっ、ハンス。
そこは、さくらちゃんのママの・・・・。」

明日はどんな日になるのかしら。

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ご無沙汰！

1週間近くお休みしてたから忘れられちゃったわね。

実はアタシたち金曜日からお出かけしてたの。
ほらっ、ママが以前から宣伝していたダンスの競技会よ。

競技会は日曜日だったけど、ママは前日のセミナーのお手伝いもあったから、前の日から行くことになったの。

行くときはお友達のママと一緒だったから、方向音痴のママも無事到着できたわ。

お泊りしたところもとっても広くてママの部屋よりゆったり。

でも・・・・、

だめよ、ハンス。

そんなところで見てたって、かあさんが降りるわけないわ。

とりあえず、今日は疲れているからこの辺でね。

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寒すぎるわ。

今朝の寒さはひどかったわね。
さすがに私も外に出るのをためらっちゃったわ。

でも、

それに、寒さをしのぐにはちょっと薄すぎると思うんだけど。
どうせならもっと暖かそうなのにしてよ。

「だって、クリちゃんが『着ない！』って言ったら
むだになるじゃない。」

みんなも風邪ひかないようにね。

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や～な感じ。

今朝は曇っていたけど、ママはなんとか起きられたみたい。
でも、最近寝坊ばっかりしてるの。
まぁ、かあさんが夜中にママを何度も起こしてるから
仕方ないっちゃぁ仕方ないけど・・・・。

それに、

週末にダンスの競技会があるじゃない。
かあさんが出るのはわかるけど、
なんでアタシまで付き合わなきゃいけないの？
今まで全然アタシと踊ったこともないくせに。

おかげで毎日怖い顔して怒られて、
たまったもんじゃないわ。

「ニッキー！

グズグズしないで。

あなたの番よ！」

かあさんがやりたがってるんだから、
かあさんとだけやればいいのに・・・。

「ニッキー、なんか言った？」

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いくらママの頼みでも・・・。

「ムーちゃん、いらっしゃい！

公園でびゅうおめでと～！！」

「ニッキー、赤ちゃん達が来たから
子守お願いね。」

赤ちゃんって言ったって・・・・、

確かに二人ともいい子だけど、アタシにはちょっときついかも・・・。

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ちょっと怖い話。

ゆうべのことだったわ。
真夜中、ママはグーグー寝ていたけど、
私はなんか変な感じがして目が覚めたの。

するといつもの私の犬舎の前にニッキーがじ～っと立ってるの。
微動だにせずに。

何をやっているのか見ていたら、
なんと犬舎の中にいるハンスにプレッシャーをかけてるのよ。

ところが、ハンスは知らん顔して寝てるわけ。

ニッキーはそれでもず～っと立ってるの。
怪しいったらないわ。

第一、それは私の犬舎だし。
まっ、私はママと一緒にベッドで寝るから、夜は貸してあげるけど。

結局ニッキーは根負けして犬舎のまんまえで寝てたわ。
嫌がらせよね。
まぁ、ハンスじゃそんなこと気づきもしないだろうけど。

っというわけで、真夜中のことだから画像は無し。

ニッキーが真っ暗な部屋の中でじ～っと立ってる姿想像してみてよ。
サダコさんかと思ったわよ。ホント。

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特別出演 その2

「あっ、クマちゃん♪」

「わかったわ！」

なにが？

「クマちゃんがネコに間違われたわけよ。」

？？？

「そのお耳はどうみたってキャットウーマンのお耳だわ。」

・・・・・・。
(飛行機耳の飼い主に言われたくないわね。）

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特別出演 その１

「しうしう～！！！」

わかってるだろうな。

「え～っ！
久しぶりに会ったんだし、
念願のハグハグさせてよ。」

誰に聞いたか知らないが、
おれにそんな趣味はない。

「・・・・・・。」

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私はイヌだから！

先週さくらちゃんちに行ったことは書いたけど、
私が素敵なボールで遊んでいたら、

なんと、

さくらちゃんが私を狙ったのよ。

まるで朝霧でひーさんでも追いかけるように。

私を羊にみたてるなんて、100年早いわ。

おじさんに甘えて見せたってダメよ。
本性はわかってるわ。

おじさんも思い通りにコントロールしようとしてるでしょう。

「そんなことより、クリちゃん、
そのボールはいったい誰のだったの？」

・・・・・・。

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少しはボクを優遇して！

「あらっ！」

「ハンス、そこはかあさんのベッドでしょ？」

たまにはいいじゃないか？
それにボク今日は疲れてるんだ。

だって、ママのために、しつけ教室のデモやってあげたし。

「たしかにお願いしたけど、
かあさんのベッドを占領する口実にはならないんじゃない？」

・・・・・・・。

どうしてママはいっつもかあさんばっかり特別扱いなんだ！

ボクだってグレちゃうぞ！

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連休だって言うのに・・・。

「クリちゃん、何怒ってるの？」

決まってるじゃない。

朝からずっと留守番させられてイライラしてるのよ。

「それはご用があったから仕方ないの。」

私は納得できないわ。

「クリちゃん、ちょっとやりたい放題じゃない。」

いいの！

ストレスたまってるんだから！

「でも・・・・・。」

「そうよ。クリちゃん。
さくらちゃんちで荒れるのやめなさい。」

・・・・・・。

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