イヌのきもち

今日はちょっとかたい(?)話

一昨日、ママがお友達のBlogで、「イヌと子供がふれあうパークで、イヌが子供に噛み付き怪我をさせた」ってニュースを読んで、ママはイヌがイヤだと感じた時にとる行動は、『咬む』か『逃げる』か『我慢する』って書いたの。
これって、私たちが何にも教えてもらってない状況で自然に取る行動だわよね。
でも、『我慢しなきゃいけない！』って教えられたイヌたちは、きっと咬んだり、逃げたりしないで、我慢するのよ。
盲導犬のように、一生懸命お仕事しているワン達は、使命感に燃えて、お仕事を全うするんだわ。
私たちのようなぐうたらこたつイヌと違ってね。

でも、私たちのようなこたつイヌだって、「イケナイ。」って言われたことは、やらないように努力はするのよ。
精神的パニックになって、今まで言われたことを忘れない限りね。

でも、この『パニック』って言うのがクセモノだと私は思うわけ。
私たちだって、好きでパニックになるわけじゃないわ。
前にも書いたけど、急に頭の上にヘリコプターが下りて来るなんて誰が予想する？
初めてヘリコプターの轟音を聞いたら誰だってパニックになると思うわよ。
地元の子は慣れちゃったって言ってたけど。

私が子供のころ、ママやママのお友達と公園でボール遊びをしていた時、ママがボールを捜しにブッシュの影にしゃがんだことに気づかなかった私は、ママが急にいなくなったと思って、家の方に向かって走り出したの。
お友達が気づいて声をかけてくれたそうなんだけど、私には全然聞こえなかったのよ。
ママがそれに気がついて、大声で私の名前を呼びながら追いかけてくれて、やっと気づいたの。

『パニック』って我を忘れちゃうのよね。原因はなんであれ。
自分でコントロールが出来ないほどのストレスでなっちゃうんじゃなかしら。

公園でまったりしている時、お尻を触られて文句を言う私は確かにわがままかも知れないけど、知らない子に耳を捕まれても、何も言わずに我慢しているハンスは普段から子供達には『いい子』でいなくちゃいけないって言う自制心が働いていたからだわね。
文句ばっかり言って男らしくないけど、こういうところはエライと思うわ。

ママが側で、ハンスに笑いながら「いい子ねぇ。」なんて言ってたからかも知れないけど..。
いずれにしても彼はパニクってなかったわけよ。
オスイヌに遭うとパニくるくせにね。

ママも時々、我を忘れてキーキー言ってるから、あれもパニックかもね。

今日もポチッとヨロシクね。