ブラッシング

昨日に続いて、今日も毛の話よ。

ウチって、毎朝散歩に行く前に軽くブラッシングをするのよ。
本当は外から帰ってきて、家に入る前にやってくれると、虫とか花粉とかを一緒に家に持って入らなくて済むからいいんだろうけど、あいにく今の家はご近所が近いから、あんまり外でやるのは、ちょっとねぇ。

というわけで、朝散歩に出る前の、部屋の掃除をする直前がブラッシングタイムなの。
まぁ、ニッキーの場合は、ブラッシングが終わると、カイカイに薬をつけるって言う作業が増えるんだけどね。むふっ。

ブラッシングは結構気持ちがいいのよ。
背中からお尻にかけてやってもらうと、特に気持ちがいいから、思わず身悶えしちゃう。
ハンスなんか、特にお尻のあたりがツボらしくって、やってるとどんどん下がっていくから、ママが、「そんなに押したら出来ない！」って怒ってる。
でも、男の子のせいか、お腹のあたりとかって結構神経質に嫌がるのよね。
もうおカマなんだから、ちょっとぐらい我慢すればいいのに。

ニッキーはどちらかというと、「どうぞお好きになさって下さい。」って感じで、背中が終わると、ゴロンとひっくり返って、イモリの死んだふりみたいに固まっちゃうの。
たまに、横っ腹のツボにあたると、自然と後ろ足が動いちゃってるけどね。

ブラッシングは私達には気持ちがいいけど、実はママには別の意味があるの。
つまり死にかけた毛をそこいらに落とす前に、強制的にブラシをかけて抜いてしまおうって魂胆なの。
確かに、私達って年に2回換毛期が来るのよ。
しかもみんな時期がバラバラ。
今は秋ほどじゃないけど、ニッキーが抜け替わって、ハンスが少しずつ抜けてるってところかしら。
私？わたしはもう終わったわ。

とにかく、みんなの毛が抜け始めると、じっとしてるだけでも部屋中毛だらけで、ママはとっても機嫌が悪いの。
プードルみたいに毛が抜けない犬種なら良かったのにってよく言ってるけど、逆にプードルさんはしょっちゅうトリミングに行かなきゃいけないらしいから、おケチなママじゃ飼えないわ。
プードルさんて、トリミングに行かないとどうなるのかしら。
ちょっと興味津々。
私達は、抜けるときはすごいけど、生えそろっちゃうと、それ以上伸びないものね。
まっ、私の場合、昔より、プレスリーの飾りが伸びたけど。

そうだわ！
ブラッシングの時に、艶出しスプレーかけてもらうと、私の毛艶もよくなるかしら。
えっ？靴じゃないって？

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