遊びはほどほどに。
★お気に入りの公園にて
夏になると、家の周りの散歩は結構暑くてきつくなってきたから、朝は大きな公園に車で行くようになったの。
相変わらず車は嫌いなんだけど、早朝だと公園までは5分くらいだったから私も頑張ったわ。
最初はママと木陰を散歩したり、誰もいないところでボール投げをやったりして遊んでいたんだけど、そのうちママは毎朝いろんな友達が集まってくる場所を見つけたの。
ママに「お友達がいるわ。行って見る?」って聞かれて、最初はちょっと怖かったけど、週末のお友達以外にもお友達を作ろうって思ったから行くことにしたわ。
だって、その子達は週末のお友達とは違って、みんなで楽しそうに雑木林を走り回ったり、ボールを追いかけたりしているの。
そうよ、私はボーダーコリー。走るのは三度の飯、じゃなくてご飯より好きなのよ。
最初はママの後ろからそぉっと付いて行って様子を見ていたんだけど、やさしそうな黒ラブのお父さんが私にもボールを投げてくれたの。「えっ、遊んでいいの?」私は早速仲間に入れてもらったわ。
みんなとっても優しくって、私が一緒に走っていても怒ったりしなかった。
黒ラブのお父さんが投げてくれるボールをみんなで追いかけたり、ボールを追いかけるみんなを追いかけたり、とにかく楽しくて時間を忘れちゃったわ。
ある日ママが「そろそろ帰るわよ。」って何度か私を呼んでいたんだけど、こんなに楽しいのに帰りたくなんかないじゃない。知らん顔してみんなと遊んで、しばらくして振り返ったらママがいないの。
いつもはベンチの傍で私を見ていてくれるママがいない!もう必死で探したわ。しばらく辺りを行ったりきたりしていたら、ママが木の陰から出てきたの。よかったぁ。
それからは、ママが帰るって言ったら、ちゃんと言うことを聞くようにしたの。だって一人じゃ帰れないもの。
長くなったからこの辺でね。
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