社会化の重要性
愛犬との暮らし方はそれぞれのおうちの状態によって異なります。
愛犬とどんな風に暮らしたいのか、みんな思い思いの理想や夢があるからです。
何が正解とか不正解ではなく。
一緒にキャンプに行く。
一緒にカフェに行く。
一緒にドッグスポーツをする。
一緒に散歩に行く。
などなど、それぞれに描くものがありますが、
共通しているのは、愛犬と行動を共にしたいということ。
一般的な猫との暮らしと違い、犬の場合は人と一緒に何かすることができるので、人間の目標も自然に犬と一緒に楽しむことを考えます。
当然、家の中だけにとどまるものではないので、
犬を連れて外に出ることが前提になることがほとんどです。
そこで重要になるのが、犬が外でも平常心を保てるようにしてあげることです。
いつも書いていることですが、
「家の中で出来ることを、外でも出来るようにしましょう。」と言うのは
ドッグスポーツや様々な競技に出るための、特別な犬たちだけの話ではありません。
一般家庭の普通の愛犬が、外に出ると人の声が耳に届かないくらい興奮してしまうのであれば、それはとてもストレスフルです。
恐らく、どの飼い主さんも、そうならないように「社会化」を子犬の頃から頑張っているのでしょうが、実際に仔犬は成長の過程で、様々な一面を見せるようになり、ちょっと前まで大丈夫だったことが、急にダメになるというのはよくある話です。
そうなったとき、放っておいても治るかどうかはわかりません。
出来るだけ、平常心を保てるようなサポートを繰り返し行っていく必要があります。
そしてそれは一回や二回では治らないということ。
例えば、怖いものが急に怖くなくなったりはしないからです。
いつもと違った行動が出始めたら、早めに対処していくことが大事です。
それは、「ダメ!」というよりも、大丈夫でいられる状態を見つけて、
少しずつハードルをあげながら、大丈夫を増やしていくというもの。
もちろん、そんな心配をすることなく、順調に育っていく子もいます。
ある意味ラッキーです。
しかし、ラッキーな犬ばかりではないので、一緒に成長していくことが大事。
近道は無いので、ゆっくり犬育てしていきましょう。
さて、ボーダー・コリーと言う犬種は牧羊犬ですが、よくある問題行動に、
車追い、自転車追い、などがあります。
この犬種を選んだ時点で、こういうDNAが組み込まれていることを知っておく必要があります。
車追いが始まってから止めるのはとても大変だからです。
そこで、小さいころからそういうものに馴らすという社会化が、他の犬種よりも沢山必要になります。
我が家の犬たちも、子犬の頃から抱っこ散歩やカート散歩などで多くの物を見せてきました。
特に見習いは、子犬の頃、スケートボードのバンクのそばで、カートにいれたまま見学。
オヤツをあげたり、オモチャで遊んだりしながら、音を立てながらスピードを上げて動き回る若者たちをずっと見ていました。
おかげでどの子も車追いやバイク追い、自転車追いもしませんが、もしヘリコプターが急に目の前に降りてきたらパニックになるでしょう。
さすがに、ヘリコプターに馴らすのは環境的に無理がありますし、日常生活ではほぼ起きません。
しかし、もしヘリポートのそばに住んでいたら、これも必要になるでしょう。
なぜこんなことを書くかと言えば、初代のボーダー・コリーが、いつもと違う場所に散歩に行ったとき、突然目の前にヘリコプターが下りてきて、大パニックになったことがあったからです。
つまり、馴れていない物には誰でも驚くということ。
時間をかけて馴らすことが社会化です。
後になってお互いがストレスにならないよう、
いろいろな経験値を増やしてあげましょう。
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