2022年9月28日 (水)

スタートは大事

訓練競技やオビディエンス競技においては、ヒールワーク(脚側での移動)がとても重要になります。
特にレベルが上がってくるとノーリードでの作業になるため、犬がフラフラしていれば当然制御不能になってくるので、リードが着いている状態で、ヒールポジション(脚側位置)を犬にきちんと教える必要があります。

いわゆる脚側行進(ヒールでハンドラ―の横を歩く)の評価は、犬がハンドラーの横で顔をあげて、ピッタリハンドラーにくっついて歩くことで良しとされてきましたが、犬の福祉の観点から、不自然な体の使い方は推奨されないということになりました。
例えば首が上がり過ぎているなどがそれにあたります。

とは言え、犬のハンドラーへの集中力を確固たるものにするためには、犬の意識がハンドラーに向いていることが欠かせません。
もちろん、たとえ顔があがっていなくても、ハンドラーに全集中している犬はいます。
それは、犬の耳がどっちを向いているかで確認することができます。

しかし、犬は動体視力がいい動物でもあります。
目に入ったものに気持ちがそがれることはゼロではありません。
そういうことを考え合わせると、ある程度顔が上がっていてくれる方が犬の反応の遅れを防ぐことが出来ます。

例えばヒールワークの作業において、スタート時にすぐ方向変換があったり、歩度(スピード)が変わるような場合、顔が前を向いている犬の場合、歩き出し時の視線の向きによっては、他に気を取られてしまい、作業の開始が若干遅れてしまうことがあります。
日常生活上では大したことではありませんが、競技に臨む場合は、犬にわかりやすく伝えることが一番重要になるので、犬が他のことに気を取られてしまわないような環境づくりも必要です。

見習い1号はワーキング系のボーダー・コリーなので、そもそも頭があがりづらいタイプです。
無理に上げようとするのであれば、体の使い方から教えていかなければ負担になってしまいます。
そこで、顔が凄く上がっていなくても個人的には良しとしてましたが、やはりスタート時などの反応速度(Latency)に若干お遅れや、耳より目の方が優先されていることがあるので、少しずつ修正しています。

その修正が1号にとって楽しいものになってくれると競技における集中も上がってくれるのではと期待しています。

🍀修正中
202209282

🍀修正前
202209281

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2022年9月27日 (火)

犬は人間が思う以上に周りを観察している。

犬との暮らしが長くなってくると、犬は飼い主が何か言う前に行動を先読みしていることがよくあります。
生活のパターンとして覚えているということもありますが、飼い主の行動を観察しながら次を予測することが出来るのです。

飼い主がカバンを持てば、仕事に行くのか散歩に行くのか予測し、自分のいるべき場所に移動します。

我が家でも、寝る支度を始めると、2号が自分からハウスに行くようになりました。
ちゃんと学習しているといことですね。

かつて最初のボーダー・コリーを迎えた時のこと、子犬を連れてブリーダーさん宅に遊びにいくと、子犬は古巣に帰った喜びで大騒ぎ。
私が傍観していると、なんと先住のボーダー・コリーがコッソリ私の後ろに回って、お尻をガブッツ!
まるで「あんたの連れてきた子犬でしょ。ちゃんと面倒みなさいよ。」と言われているかのようでした。

犬は自分の飼い主だけでなく、周りの状況もきちんと判断できるということですね。

例えば、多頭飼いのお宅で、片方の犬が叱られているとき、知らん顔を決め込む犬もいれば、飼い主に同調して、片方の犬を責める犬もいます。

人間の憶測だけで犬の行動を解釈することはいいことではありませんが、犬はいろいろ考えて行動することができます。

今日のレッスンではNさんが、シェイピングの過程で、いろいろ迷った末に正解をだしました。

202209271

間違えてしまったときはネガティブなことは言いません。
クリッカーが鳴らないだけで、犬は間違ったことを理解し、考えているからです。
「あっ」や「違う」と言われてしまうと、考えるモチベーションが下がってしまうときもあります。

シェイピングと言う手法は犬の好奇心を利用して行うものなので、好奇心を下げてしまわないように注意する必要があります。

トレーニングは楽しく!が基本ですね。

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2022年9月26日 (月)

サイドステップを教える

犬のサイドステップは前肢と後肢を平行に横方向に動かす動きです。

ドッグダンスのムーヴで使いますが、オビディエンスにもあります。
オビディエンスの場合は前肢が若干先に動いても問題ありませんが、ダンスにおいては平行に動かないと評価が低くなります。
いわゆる「曲がっている」状態になるからです。

犬のサイドステップは、犬だけが単独で行う場合と、ハンドラーとのポジション維持の中で行うものとがあります。
ハンドラーとのポジションを維持したまま動くときは、ハンドラーがターゲット(指標)になるので、犬にとっては動きやすくなりますが、ハンドラーと距離がある場合はターゲットが無いので、曲がらないで動くことは結構難しくなります。
つまり、遠隔のサイドステップを教えるのは時間がかかります。

どのレベルのサイドステップを望んでいるのかによって、行動を教えるステップは変わってきます。

ドッグダンスのHTM(ヒールワークトゥミュージック)で横方向に動くには、前肢と後肢が平行に動くことをきちんと教える必要があります。

これは言葉で言ってもわかることではないので、犬の体の使い方を引き出す必要があります。
トリーツを使ったり、おもちゃを使ったりする誘導も出来ますが、体をまっすぐすることを教えるには、ターゲットとなるハンドラーがいた方がわかりやすと思います。
そこで、脚側(ヒールポジション)をすでに教えてある犬の場合、私はヒールポジションをベースにサイドステップを教えていきます。

今日はディスクのムーヴにもサイドステップを取り入れたいS君のレッスンで、サイドステップの導入をやりました。

202209261

後肢の意識を持つ練習からですね。

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2022年9月25日 (日)

子犬同士の挨拶

今日は生後11か月の見習い2号と公園にいきました。
あいにくの悪天候続きだったので、晴天に恵まれた連休最終日の今日の人出は結構なもので、2号にとってはディストラクション満載の散歩となりました。

そもそも、行きかう犬全てと挨拶しなくてもいいと教えている2号ですが、こう犬ばかりと至近距離で遭遇すると、ついつい周りばかりが気になって飼い主のことを忘れがち。
それでも、途中で止まったり、方向を変えたりと、いろいろ2号のアテンションをとる工夫をしながら歩きました。

2号は他犬に対しては極めて低姿勢で挨拶にいきますが、小型犬の場合はそれ以上小さくなりようがないこともあり、ほとんどスルーしています。

しかし、今日はたまたま中・大型犬の子犬と遭遇したので、突撃しないペースで挨拶させてみました。

初めに遭遇した生後4か月のダルメシアン。
相手が子犬であっても、2号はかなり低姿勢です。

202209251

若干尻尾が入り気味ですが、背中の毛は立っていないので、それほど緊張はしていません。

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挨拶が済むと、すぐ人の方に挨拶しに行こうとする2号です。

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私が2号に、「上手にご挨拶ね。お利口さん。小さくなってね。」などと言っていたら、それを聞いていた飼い主さんが、2号の低姿勢な挨拶は教えたものなのかと聞かれました。

いいえ。これは教えたわけではありません。
2号が自分から考えての行動です。

つまり持って生まれた性格ですが、好ましい行動に対しては、出来るだけ褒めるようにしています。
しかし、相手と距離があると逆に若干警戒して、背中の毛を立てたり、吠えたりすることがあるので、やはり、犬のいる景色が当たり前になってくれるように、まだまだ修行が必要です。

ちなみに、故アシスタントは挨拶をするときは遊びに誘うことが多く、警戒心自体はほとんどありませんでした。
また、他犬の存在自体もあまり気にしていなかったので、散歩中バタバタすることはありませんでした。

202209253

元々の性格も関係してきますね。

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2022年9月24日 (土)

WCRL規定ラリーオビディエンスイベントのご案内

12月にWCRL規定のラリーオビディエンスセミナーおよび体験会とトライアルを開催いたします。
参加お申込みは101()20:00スタートです。

202209241

トライアルの参考動画はこちら👇
レベル1A:リード付きのクラス


🍀イベント詳細

①12
16日(金)午前:WCRL規定ラリーオビディエンスセミナー
WCRL規定のラリーオビディエンスの概要及びルールについてのセミナーです。
ラリーオビディエンスにご興味のある方、トライアルに出たいので詳細を知りたい方におすすめです。
参加費:6,000

-----------------------------
②12
16日(金)午後:WCRL規定ラリーオビディエンス練習会
コースを体験してみたい方、翌日のトライアルのための練習をしたい方におすすめです。
練習コース:レベル1、レベル2、レベル3
全コース参加可能
参加費:5,000

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③12
16日(金)終日参加の方
参加費:10,000

-----------------------------
④12
17日(土)WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
WCRL規定の正式競技です。
クラス:Level 1A1B2A2B3A3B、ベテランA、ベテランB
参加費:5,5001エントリー)
WCRL
登録費:6,0001頭)
(登録はご自身でWCRLあるいはUSDAAのホームページから行うことも可能です。犬の登録が出来ていないと、競技結果が反映されません。)

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🍀
ジャッジ
川端千賀子氏(WCRL公認ジャッジ)
三井 惇 (WCRL公認ジャッジ)

🍀
お申し込み方法
下記の内容をそれぞれご入力のうえ、メールでお申し込みください。

【件名】ラリーオビディエンスイベント申し込み

お申込み開始:2022101日(土)20:00
お申込み締切:20221130日(水)24:00
定員になった場合、締切日より早く締め切る可能性があります。 

セミナー/練習会
1.
参加カテゴリー:①②③(当てはまるものを残してください)
2.
参加者のお名前(フリガナ)
3.
練習会参加の場合のパートナーの名前(フリガナ)
4.
参加犬の犬種・性別・年齢
5.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス)
6.
お弁当の数(終日参加の方はお弁当を御注文下さい)
7.woof
ご同伴者の数・・・大人名 子供名 犬
9.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
10.
参加者のご住所とお電話番号

◆WCRL
規定ラリーオビディエンストライアル
WCRLあるいはUSDAA登録:
済んでいる(犬の登録番号:      )
済んでいない:同時登録を希望する(6,000円) / 自分でする
2.
ハンドラー名(アルファベット):
3.
パートナーの名前(アルファベット)
4.
犬種および性別:
5.
犬の生年月日:
6.
犬の体高(肩の位置で):
7.
参加クラス:
LEVEL1A
LEVEL1BLEVEL2ALEVEL2BLEVEL3ALEVEL3B、ベテランA、ベテランB
参加クラスについては詳細をご確認の上、対象クラスのみ残してください。
8.
参加者のご住所ご連絡先:
9.
課目修正申請がある場合は以下にお書きください。
例:ハードルの高さを〇〇センチにしてほしい。
10.
お弁当の数
11.woof
ご同伴者様の数・・・大人名 子供名 犬
12.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬

<イベント中の禁止事項>
・チョークチェーン、スパイクチェーンの使用
・パートナーの動きを強制したり、パートナーを罵倒するなどの行為。

<一般注意事項>
ヒート中の犬・または終了して2週間以内の犬はwoofの規定上ご参加ができません。
お申込み受付後にヒートや体調不良で該当犬が参加出来ない場合、犬を替えての参加は可能です。
お申込みメール受信後はキャンセルフィが発生しますが、ご都合が悪くなった場合はお早めにご連絡下さい。
キャンセル時のwoofの施設利用料金はかかりませんが、宿泊に関しましてはwoofの規定でキャンセルフィがかかる場合がありますのでご確認ください。
荒天等で開催が不可能となった場合は必要経費を除いて一部返金できる場合もあります。
演技中の写真および動画の撮影は演技者の許可を得てから行ってください。
イベント中の写真はブログやSNSなどに掲載させて頂く場合があることをご了承ください。
他の参加者の競技中に過度の吠えなどがある場合はご退場頂く場合があります。
会場内での犬の待機はクレート内でお願いします。
ハンドラーさんはご自身で椅子等ご持参ください。
会場内での、犬同士、参加者同士のトラブルは、当事者で話し合いのうえ、双方の責任のもと解決してください。主催者は責任を負いません。
当日の欠席連絡はmitsuiアットマークwanbywan.comまでお願いします。
セミナーおよびラリーオビディエンスは参加者が催行最低人数に達しない場合は、開催を中止する場合があります。その場合は事前にお知らせします。

お申し込み先:
info
アットマークwanbywan.com(アットマークを@に変えてください)

皆様のお申込み心よりお待ちしております。


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2022年9月23日 (金)

ドッグトリック:パーツとパーツを組み合わせる。

今日はDogLifeDesignさんでドッグダンスのレッスンがありました。

ドッグダンスはトリックだけでなく、一緒に移動するヒールワークはハンドラー自体がモチベーターにならないと出来ないので、とても重要です。
ヒールワークが楽しいと思ってもらえると、他の作業にも意欲的になってくれます。

二コマ目の参加犬L君は若い男の子で、ドッグダンスは始めたばかりですが、基本のトレーニングを受けているので、意欲的に作業に参加してくれます。

前回ピボットターンをマスターしました。
今回は、最近覚えた「コーン周り」とピボットターンを組み合わせた作業にチャレンジしてもらいました。

最初は離れた場所にあるオブジェを認識しやすいように、コーンを載せて、スムースに周って来られるようになったらコーンを外します。

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202209232

コーンを外した状態で周ることがスムースに出来るようになったら、すでにマスターしているピボットのキューを追加してみます。

202209233
つまりひとつのオブジェクトに対して異なる作業を行うと言うもの。

冷静に聴き分ける力が無いとできません。
いわゆる「弁別」です。

目に入ったものを見て、勝手な思い込みで走り出すと、不正解を出すこともあるので要注意。

ひとつひとつ丁寧に教えていくことが大事ですね。
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2022年9月22日 (木)

犬同士の挨拶

昨日、犬に挨拶したくて仕方のない見習い2号の話を書きました。
大小関係なく、犬を見かけると、まるで磁石が入っているかのように犬に吸い付けられる2号。
距離があれば、声をかけてアテンションを取り、気持ちを犬から離すことが可能ですが、近かったり、相手がこちらに向かってきて逃げられないときはリードをタイトに持って、やり過ごすようにしています。

個人的な私のポリシーは、世の中犬はいて当たり前。
「いちいち挨拶する必要はない。」というもの。
人間であれば、見知らぬ人であっても、宿泊先で朝顔を合わせれば、「おはようございます。」と軽い挨拶をかわすのはおかしくありません。
っが、道端で通勤途中に遭う人に挨拶されると、「この人大丈夫?」と思ったり、「あれ?知り合いだったかしら?」と思うのではないでしょうか。

人が行きかう世の中は当たり前の景色で、一人一人に挨拶をする必要はありません。
犬も同じ。
道で出会う犬たちとことごとく挨拶する必要はないと思っています。

公園など、スペースがあるところで、珍しい犬種だからと声をかけたり、かわいい子犬を連れているからと傍に行ってみたり、あるいは同じ犬種だからと親近感を覚えて話しかけるということはあったとしても、誰彼かまわずということはありません。
相手の気持ちも当然関係してきますから、自分の気持ちだけで突っ込んでいくことはできません。

人間同様犬にも相性があります。
片方が気に入っても、相手がそうとは限りません。
相手が嫌そうにしていれば、当然距離を取ってあげなければいけません。

一番気を付けなくてはいけないのは、最初はお互い問題なさそうに見えても、次に何が起こるかは人間にはわからないということです。
犬のボディランゲージを読むことで、次の行動を予測することも可能ですが、自分の犬と相手の犬両方をきちんと観察するのは難しいもの。

今日は朝練の途中で、散歩中の小型犬を連れた方が寄って来られました。
当然2号は近寄ってくる小型犬に大興奮。
相手が小型犬なので、リードを短く持ちながら、相手の行動を観察していました。
最初は2号に向かってリードを引っ張りながら、興味津々でやってきた男の子。
2号が小さくなって挨拶をしていると、小型犬は2号のお尻の匂いを嗅いだ後、突然ガウガウと好戦的になったので、すぐに2号を呼び戻して、距離を取ってフセをさせ、褒めてトリーツをあげ続けました。

202209221

こちらはまだ子犬ですし、相手は小型犬なので、こちらはさほど警戒していませんでしたが、小型犬であろうと急に気持ちが変わって攻撃的になることもあります。
逃げ足の速い2号が怪我をする可能性はかなり低いですが、メンタル面を考えると、ケアは必要です。

「3秒ルール」というのがあります。
「こんにちは。」、「さようなら。」ぐらいがお互い嫌な思いをしないで済みます。
今回はちょっと長かったかもしれませんね。

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2022年9月21日 (水)

ウチの犬は犬が好きなんです。っが・・・。

見習い2号は我が家の代々の犬たちの中で、一番犬に興味があるタイプです。
犬をみつけると挨拶をしたいので突撃しようとジタバタします。

子犬とは言え、ボーダー・コリーなので、当然ある程度のサイズがあります。
相手が中・大型犬であれば問題ありませんが、小型犬の場合、2号の姿を見ただけで逃げようとしたり、吠えられることは少なくありません。
「子犬だから大丈夫です。」という話ではないのです。

そこで2号には、冷静になることから教えることにしました。

散歩中犬に遭遇すれば当然相手との距離によってこちらの行動は変えなければいけませんが、とりあえず距離が取れないときは、避けるようにしました。
至近距離で遭遇すれば、当然落ち着かせることが出来ないからです。

万が一遭遇してしまった場合は、「アーちゃん、行くよ~♪」と先を急ぎ、決して「行っちゃダメよ!」とは言っていません。
つまり犬との遭遇にネガティブな感情を入れたくないからです。

相手の飼主さんは、行きたくてウズウズしながらウナギ踊り状態の2号を見て、笑って下さる方もいれば、こっちに来ないでね~という顔をされる方もいらっしゃいます。
この状態で2号を突撃させれば、2号はリードを引っ張れば行きたいところに行けると学習してしまい、この行動自体が無くなる可能性は低くなります。

道端で冷静さを求める練習はなかなか難しいので、このような練習は公園や広い場所を使って行います。
他犬との距離が取りやすいからです。

特にドッグランの横などの広い場所で楽しそうに遊んでいる犬たちをフェンスの外から傍観する練習をしています。
最初はかなり距離を取りましたが、それでも私を吹っ飛ばして飛んでいきそうな勢いでした。

マットトレーニングを初め、基本の服従訓練(フセやマテ)を屈指しながら少しずつ犬を見ても飛んで行かない習慣をつけていきます。

さて、今日は同じような悩みを持つLさんのレッスン。
2号同伴で、お互いをディストラクションにしながら練習しました。

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ご褒美は、ハンドラーからのご褒美や遊び。

一朝一夕に出来ることではありませんが、日々の繰り返しで、少しずつ習慣にしていくことが出来ます。
あきらめないで頑張りましょう。

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2022年9月20日 (火)

きらいな物には馴らさなくてもいい?

子犬の社会化とは、犬が恐怖を感じる前に、様々なものに少しずつ晒しながら、気にしなくても大丈夫と言うことを教えていくことです。
それは家の中のドライヤーや掃除機の音だったり、散歩中の車の音や、高速で走り去るバイクであったり、これから先子犬が遭遇するであろう様々なものに早くから馴らしてあげることで、将来的なストレスを軽減させるのが目的です。

成犬になってからの社会化も同じですが、一度恐怖心などネガティブな感情を持ってしまうと、それを払拭するためのトレーニングはとても時間がかかり、人も犬も根気が必要です。

だからこそ、そうなる前に経験値をあげるために、いろいろな物を見せてあげることが大事ですが、やり過ぎも禁物。
なにごともその子の状況に合わせて進めていくことが重要です。

中には、かわいそうだから無理に馴らす必要はないと考える人もいます。
もちろん、家の中から一歩も出なかったり、あるいは家の中でもしーんとした環境を提供できるのであればいいのでしょうが、なかなかそうもいかないでしょう。

我が家の犬たち、掃除機に馴らす練習をしました。
スイッチをいれないで、そばに置いておくところから始め、動かさずにスイッチだけ入れてみるとか、少しずつハードルをあげて練習しました。
もちろん、反応しなければご褒美が出るという仕組みです。

反応してしまう場合は、ハードルを下げる必要があります。

以前床用掃除用具を子犬の前で動かしても気にならなくするトレーニングの様子を動画にあげました。
詳細は👇こちら


この時は、犬が最終的にはフリーの状態でも出来るようにしましたが、掃除機に関しては敢えて無理をする必要はないし、掃除の邪魔にもなるので、ハウスに入ってもらうことにしています。
もちろんその方が犬にとっても安心だからです。

目標は犬が冷静でいられること。
嫌な思いを我慢させることではありません。
犬にとって無理にならないように馴らしてあげることが大事ですね。

少しずつ、犬のレベルに合わせて馴らしていくためには、人間の観察力も重要です。

そもそも犬たちの聴力は人間をはるかに超えているので、うるさい音自体が嫌悪刺激になりやすいものです。

その昔、初代ボーダー・コリーと都心の公園を散歩していた時、急に爆音がしたので見上げたら、頭の上をかすめてヘリコプターがすぐ先に降りてきたことがありました。
さすがに私もびっくりしましたが、犬は大パニック。
一生に一度あるかないかの状況を想定して、ヘリコプターの爆音に馴らす必要はありませんが、何があるかわからないことは常に念頭に置いておくことは必要かも知れませんね。

さて、いろいろなことを想定した中で、見習い2号のマズルガードの装着練習。

202209191

この話の続きはまた。

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2022年9月19日 (月)

元気なシニア犬ライフには

今日はDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬の1頭Rさんは13歳。
1歳のころからドッグダンスを始め、様々なトリックやムーヴもこなすシニアです。
そして今でもあの頃と変わらない元気さで参加してくれていますが、多少の衰えは否めないところ。

しかし、ドッグダンスで培った後肢の動きは健在で、バックステップやヒールワークも綺麗にこなしてくれています。

202209190

そんなRさんは落ちているトリーツに気づかないから、あまり鼻を使っていないと飼い主さんがおっしゃっていたので、シンプルに、ノーズワークマットなどを使ったトリーツ探しゲームをお奨めしました。

犬はどうしても動体視力に頼りがちです。
動くものに反応するのは当然なので、落ちて動かなくなったトリーツをすぐに見つけるのは難しいもの。
普段から、視覚から嗅覚にシフトする練習をしていることで、鼻を使う作業に入りやすくなります。

FCIオビディエンスの課題の中にも「臭気選別」があり、いくつかの木片の中から、ハンドラーの匂いが付いた木片のみを選別して持ち戻るというものです。
離れた場所から走ってきた犬は、先に木片自体を目視してしまうので、鼻を使うまでにタイムラグのある犬もいます。
決して鼻が悪いわけではないので、普段から嗅覚作業の習慣をつけておくといいと思います。

嗅覚を使っているときの犬は真剣そのもの。
オヤツなどの食べ物に限らず、お気に入りのおもちゃを部屋の中に隠して探してもらうのも楽しいゲームになります。

日常的には筋力を落とさないよういつも通りの練習に加え、嗅覚を使ったゲームは脳を活性化するので、とてもいい刺激になるでしょう。

楽しいシニアライフを過ごしたいですね。

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