2021年12月 6日 (月)

みんなに知っておいて欲しい犬の一般的な習性

犬を初めて飼う、犬と初めて一緒に暮らす人にとって犬との暮らしは日々驚きの連続です。
子育ての経験があったとしても、「犬と子供は別」と思ってしまうのか、子犬と対峙しているとき、「何回言ったらわかるのかしら。」と思う方は少なくないはずです。

しかし、子犬も子供も一度で理解できるわけではありません。
繰り返し伝えていくことで、少しずつ理解し納得していくことに気づきます。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、パピーレッスンでいろいろお話をしていると、「子育てと一緒ですね。」と改めておっしゃいます。
まさしく。

ということは、子育ての経験が無い場合は、当然犬の学習について熟知している人はあまり多くないので、犬と暮らし始めて初めて犬育てを知るということになります。
是非一緒に暮らす家族のことを沢山知って欲しいと思います。

さらに、犬を飼っていない人、犬と暮らしていない人でも知っていて欲しい犬の習性がいくつかあります。

・犬には警戒心があること。
・犬には動くものを追いかける習性があること。
・犬はびっくりすると思ってもいない行動をとることがあること。

こんなことがわかっていると、
むやみに知らない犬に近づいて触ろうとしたり、犬の前で急に走り出したり、大きな声で後ろから犬を脅かしたりして、犬に吠えられたり、追いかけられたり、噛みつかれるという悲劇は避けられるはずです。

特に子供たちは自分の家に犬がいないとそういうことを知りません。
たとえ犬を飼っていないお宅であっても、「犬はこういう動物だから、こういうことはやめようね。」と伝えることは出来るはずです。

かつて、先代のボーダー・コリーとアニマルセラピー活動で小学校を訪問した時そういったお話をしました。
大人に伝えるより、子供たちに直接伝えて言った方が啓蒙活動は進みます。

そんな機会がもっと増えるといいですね。

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2010年、ニキー10歳のとき。

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2021年12月 5日 (日)

ドッグトレーニング:グループレッスンの重要性

今日は若いボーダー・コリーのグループレッスンでした。
いつもはプライベートレッスンをさせていただいているのですが、ちょうど月齢も近い若い犬たちということもあり、我が家のアシスタントや見習いをディストラクションにしながら、ハンドラーとの関係性づくりを基礎に学んでいただきました。

202112051

犬も人間のようにオスとメスでは成長の速度が違います。
さらに個体によって性格や気質が違うのは当然のこと。
ご自身の犬の様子だけでなく、他の犬の反応も合わせて観察していただきながら、いろいろ学んでいただきました。

今出来ることを、ディストラクションがあっても出来るようにするには、土台がしっかりしている必要があります。

男の子のS君も、プライベートレッスンでの成果が出て、初めは少し周囲が気になりましたが、次第にハンドラーへの集中力も上がってきました。

202112052

ドッグスポーツをやるためにはクレート待機は必須ですが、ドッグスポーツをやらなくても、クレートで静かに休んでいることは犬にとってもメリットがあります。

おうちで出来るようになったら、他の場所でも安心してクレートで休んでいられるように練習していきます。

成功体験を沢山積めるようにサポートしていきたいですね。

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2021年12月 4日 (土)

ドッグスポーツ:ルールに則って作業するためには

ドッグスポーツには様々なものがあります。
中には、犬にとってのモチベーターが目の前にあるドッグスポーツもあります。
アジリティ、フライングディスク、フライボールなどがそうです。

跳び越えたい、走りたい、キャッチしたいなどなど、犬が自らやりたくなるような動きから構成されているドッグスポーツは比較的簡単に始められると思われがちですが、実は犬をコントロールしなければならない分意外と大変です。
もちろん、遊びとしてやるには入りやすいかもしれませんが、実際競技として高みを目指そうとすると、他のドッグスポーツ同様難しいものです。

よくあるのが、アジリティ競技でスタートラインで待てない犬。
同様にフライングディスクでディスクをキャッチしたあと離せない犬。

どちらも、犬は楽しそうにやってくれますが、ある意味犬は自分のペースで楽しんでいるので、競技に参加する場合、ハンドラーとしては得点に結び付けるために大変苦労することもあります。

なぜなら、犬に求められるものは単にスピード(速さ)だけでなく、冷静さも不可欠だからです。

FCIオビディエンス競技をやっている見習いも同様です。
脚の速さだけは負けませんが、競技中、目の前に様々なディストラクションが置かれると、こちらのキューを聴いてはいるものの、目はそのディストラクションに釘付けとなり、吸い寄せられてしまうことがあります。

やる気は大事ですが、冷静さも不可欠。

さて、以前見習いがオビ競技の「臭気選別」という課題で、指定された方向外に走って行ってしまい、結果、正解の木片は持来したものの、時間切れでゼロ点だったと書きました。
「私の匂いのついた木片を探す」という作業は理解していても、探すべき場所から逸脱してしまうと、当然制限時間内に回答を出すことは出来ません。

ディストラクション(他のオブジェクト)に左右されることなく、正しい場所に探しに行くには、冷静な頭が必要ですね。

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※木片の臭気選別中の見習い

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2021年12月 3日 (金)

見習いのハズバンダリーケアのはなし

最近多少耳馴染みになってきたようですが、まだまだ周知されていないハズバンダリーケアについて少しお話しします。

幸か不幸か、我が家の犬たちは代々獣医好きで、どの子も先生に会うのを楽しみにするタイプだったため、彼らの健康ケアにおいてハズバンダリーケアが特に必要と感じたことはありませんでした。
予防接種、投薬、触診、検温等、苦痛を感じたり、警戒心から後ずさりしてしまう犬はいなかったので、診察においては、励ます言葉をかけることはあっても、保定が必要なレベルの犬はいなかったからです。

さて、なぜこんな話をするかと言えば、現見習いが生後4か月から大の獣医嫌いになってしまったため、数年前から診察や注射を受けるのがとても大変な状況にあるからです。

そんなこともあって、2年前ローラ・モナコ・トレッリ氏のセミナーに参加しました。
とても有益なセミナーで、見習いにも少しずつトレーニングを行ってきました。

今回たまたま条件が上手くあって、見習いのハズバンダリーケアに協力してくださる獣医さんと出会いました。

そして先週、初回の獣医訪問。
その時の様子などはこちらに書いています。
http://chn.air-nifty.com/mind/2021/11/post-4f462b.html

今日は二度目の獣医訪問。

前回、最後の方は緊張していたので、病院に入れないかもしれないと思っていましたが、すんなり入れ、診察室への入室拒絶も無く、スムースに入ることができました。
女医さんと会っても特に大きな興奮は無く、診察台には「アップ」のキューで体重が計れるくらい乗っていることが出来ました。

そして前回の続きで診察台に顎乗せ。
じっとしていられる時間はまだまだ短いようですが、とりあえず、やるべきことはわかっているようです。

202112031

軽い触診はクリアできていますが、今日は聴診器が少し嫌なようです。
無理はしません。

顎乗せで落ち着いていた時、前回できなかった検温が出来ました。

202112032

眼で検温するのは今回のケアで初めて知りました。
ウチでは普通に肛門に体温計を入れるのですが、見習いは恐らく女医さんにはやらせないでしょう。

目標は今年中のワクチン接種。
もちろん、無理矢理保定するのではなく、彼が「いいよ。」というのを待たなければいけません。

人も犬もストレスフリーな診察が出来ることが重要なポイントです。

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2021年12月 2日 (木)

2022年3月WanByWan主催3Daysイベントのご案内

まだまだ寒さが厳しい3月前半ですが、山中湖のWoofにおいて第9回WanByWan 3Daysイベント開催します。

①3月11日(金)ワークショップ
②3月12日(土)ドッグダンスリハーサルショウ
③3月13日(日)WCRL規定ラリーオビディエンストライアル


202112021

311日(金)ワークショップ

概要:犬とドッグスポーツを楽しむための土台作り
オビディエンス、ドッグダンス、アジリティなどなど、ドッグスポーツに不可欠な犬との関係作りおよび犬への伝え方を犬の学習理論をベースに学んでいただくワークショップです。
現在すでにドッグスポーツをされている方で、もうひとつステップアップできないペアや、これからドッグスポーツを始めようと考えているけれど、何から始めていいのかわからない方にもおすすめです。
ドッグスポーツを始めるためには不可欠な基礎づくりと犬にわかりやすく伝える方法をお持ち帰りください。

参加定数:15ペア 
参加費:11,000

202112022

②312日(土)ドッグダンスリハーサルショウ
2タイプ(6分間・10分間)の持ち時間を自由に使って練習及び演技ができます。
時間内であればルーティンを踊られてもパーツの練習をされても構いません。
音楽をかけながら馴致したり遊んでいただいても構いません。
持ち時間を自由にお使いください。(持ち時間全てを利用される必要はありません。愛犬の状態を確認しながらご利用下さい)
お一人で多数枠にエントリーされても構いません。

定員:50ペア
コメントあり、表彰あり。
リンクスペース:20m(横)x15(奥行)m
ルーティンタイム:4分以内
ビデオコンペなどに利用されることも可能
モチベーターの利用可。
トリーツなどを落とした場合は出来るだけご自分で回収をお願いします。

参加費:6,000円(持ち時間6分)、10,000円(持ち時間10分)

コメンテイター:
WanByWan
代表:三井惇
CPDT-KA
ドッグトレーナー、JKC公認訓練士
2016
年ドッグダンスの解説本「ニコルとドッグダンス」を出版


③3
13日(日)WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
WCRL規定の正式競技です。
クラス:Level 1A1B2A2B3A3B、ベテランA、ベテランB

参加費:5,000円
WCRL
登録費:5,500円(登録はご自身でWCRLのホームページから行うことも可能ですが、犬の登録が出来ていないと、競技結果が反映されません。)

ジャッジ:
川端千賀子氏(WCRL公認ジャッジ)
三井 惇 (WCRL 公認ジャッジ)

202112023

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※ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンストライアルの参加費のほかに、woofの施設利用料金と弁当代が別途かかります。(ドッグラン内に個人的に飲食物を持ち込むことはできませんので、ご参加の方はお弁当をご注文下さい)
参加人数が最低人数を超えた場合はwoofの施設利用料金が団体割引の対象となる場合もあります。
※woof
にご宿泊の場合はご自身でご予約ください。
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🍀
お申し込み方法
下記の内容をそれぞれご入力のうえ、メールでお申し込みください。

【件名】WBWイベント申し込み

お申込み開始:20211211日(土)20:00
お申込み締切:2022219日(土) 
定員になった場合、締切日より早く締め切る可能性があります。 

ワークショップ
1.参加者のお名前(フリガナ)
2.
参加の場合のパートナーの名前(フリガナ)
3.
参加犬の犬種・性別・年齢
4.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス)
5.
お弁当の数
6.woof
ご同伴者の数・・・大人名 子供名 犬
7.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
8.
参加者のご住所とお電話番号

リハーサルショウ
1.
エントリーのご希望
6分タイプ(MFHTM/その他)
10分タイプ(MFHTM/その他)
MF
あるいはHTMのカテゴリー分けをされている場合はFCI規定に沿ってコメントさせていただきます。
2.
ハンドラーのお名前(フリガナ)
3.
パートナーのお名前(フリガナ) 犬種 性別 年齢(開催時)
4.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス) 
5.
曲名(フリガナ)および 曲の長さ (決まっている場合)
6.
お弁当の数
7.woof
ご同伴者様の数・・・大人名 子供名 犬
8.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
9.
参加者のご住所とご連絡先

◆WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
WCRLあるいはUSDAA登録:
済んでいる(犬の登録番号:      )
済んでいない:同時登録を希望する(5,500円) / 自分でする
2.
ハンドラー名(アルファベット):
3.
パートナーの名前(アルファベット)
4.
犬種および性別:
5.
犬の生年月日:
6.
犬の体高(肩の位置で):
7.
参加クラス:
LEVEL1A
LEVEL1BLEVEL2ALEVEL2BLEVEL3ALEVEL3B、ベテランA、ベテランB
参加クラスについては詳細をご確認の上、対象クラスのみ残してください。
8.
参加者のご住所ご連絡先:
9.
課目修正申請がある場合は以下にお書きください。
例:ハードルの高さを〇〇センチにしてほしい。
10.
お弁当の数
11.woof
ご同伴者様の数・・・大人名 子供名 犬
12.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬

<リハーサルショウのルール>
・リンクに入る際はパートナー自身が歩いてご入場ください。退場時も同様です。
・リンクに入りましたら音響チェックをお願いします。
・小道具の設置・撤去は持ち時間に含まれます(場合によって残り時間をご案内します)
・音楽のスタートは、手をあげて合図してください。
・パートナーは首輪(1つ)以外は禁止(皮膚トラブルや寒さ対策等の目的での衣類着用は可、受付時にお伝えください)
・リンク内での排泄を防止するため、出来る限り演技前に排泄を済ませるようにお願いします。万が一排泄してしまった場合は速やかに清掃いたしますが、清掃時間は持ち時間に含まれる場合があります。
・リハーサルショウは見学自由ですので、ご同伴者もインドアドッグランに入場可能です。ただし、お弁当や団体割引のためにはお名前等のお申し出が必要です。

<イベント中禁止事項>
・チョークチェーン、スパイクチェーンの使用
・ドッグダンス演技中パートナーに振付以外で触ること。(演技以外で褒めたりするのは構いません)
・パートナーの動きを強制したり、パートナーを罵倒するなどの行為。

<一般注意事項>
★ドッグダンスの曲は編集の上当日CDでご持参ください。必ず複数の音源で再生できるかどうかの確認をお願いします。
ヒート中の犬・または終了して2週間以内の犬はwoofの規定上ご参加ができません。
お申込み受付後にヒートや体調不良で該当犬が参加出来ない場合、犬を替えての参加は可能です。
お申込みメール受信後はキャンセルフィが発生しますが、ご都合が悪くなった場合はお早めにご連絡下さい。
キャンセル時のwoofの施設利用料金はかかりませんが、宿泊に関しましてはwoofの規定でキャンセルフィがかかる場合がありますのでご確認ください。
荒天等で開催が不可能となった場合は必要経費を除いて一部返金できる場合もあります。
演技中の写真および動画の撮影は演技者の許可を得てから行ってください。
イベント中の写真はブログやSNSなどに掲載させて頂く場合があることをご了承ください。
他の参加者の演技中に過度の吠えなどがある場合はご退場頂く場合があります。
会場内での犬の待機はクレート内でお願いします。
会場内での、犬同士、参加者同士のトラブルは、当事者で話し合いのうえ、双方の責任のもと解決してください。主催者は責任を負いません。
当日の欠席連絡はmitsuiアットマークwanbywan.comまでお願いします。
ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンスは参加者が催行最低人数に達しない場合は、開催を中止する場合があります。その場合は事前にお知らせします。

ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンスのお申し込み先:
info
アットマークwanbywan.com(アットマークを@に変えてください)

皆様のご参加心よりお待ちしております。

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2021年12月 1日 (水)

犬の社会化、勘違いしていませんか?

子犬に社会化が重要なことは、今では当たり前のように言われています。
そして、それは生後2~3か月から6か月ぐらいまでの間に限ることではなく、成犬になるまでは引き続き意識していなければいけないこともわかっています。
なぜなら、生後一年前後は犬の思春期の時期にもあたり、今まで大丈夫だったものが急にダメになったりする不安定な時期だからです。
心の成長や体のホルモンバランスの変化と共に、人間の思春期と同様のことが起こるこの時期は日々変化すると言ってもいいでしょう。

っで、何が勘違いなのかと言うと、「社会化が出来ている犬=社会性のある犬=誰にでもフレンドリーな犬」と思われていることが意外と多いことです。
つまり、「社会化がちゃんと出来た犬は、ドッグランで誰とでも仲良く遊べる犬」と思っていらっしゃるかたが少なくないということです。

「誰とでも仲良く遊べる犬」は飼い主にとってはとても楽な犬とも言えますが、それは社会化とは別の話です。
他の犬と仲良く遊べても、車やバイクの音が怖くて平常心で街を歩けなかったり、人が向こうから歩いてくるのを見て大興奮する犬は社会化が出来ているとは言いません。

傘をさす人、車いすの人、大きな声を出す子供、爆音を立てて走り抜けていくバイク、石ころだらけの道、チクチクする草の上、固いアスファルト、変わった匂いがする場所などなど、そういった日常的に存在することやものに対していちいち気にすることなく、平常心でいられるようにサポートすることが社会化するということです。

我が家の見習い、未去勢の現在6歳のオスですが、チビの頃公園に連れていくと、視界に犬が入ると大声で吠えて犬を呼んでいました。
彼は小さいころから近所の公園で先輩犬たちに育てられたので、犬が来ると喜ぶタイプでしたが、出会う犬全てに大興奮されては落ち着いて散歩も出来ません。
世の中に犬はいても当たり前だから、いちいち反応しなくていいよ。としつこく伝え続け、ようやく大興奮はなくなりました。
しかし、彼は未去勢のオスでもあるので、自分よりちょっと大きめのオス犬を見てしまうと緊張します。
これは社会化とは別の次元です。
そういう時私は相手と距離を取るようにしています。
彼にも感情がありますから、気にいらない犬と仲良くする必要はないと思っているので、知らん顔出来る距離をとるだけです。
当然ドッグランも知らない犬ばかりの時は入りません。
みんながフレンドリーとは限らないので、彼のストレスを考えたら、無理にドッグランに入る必要はないからです。

社会化は人間社会で共存するために犬の苦手を減らしてあげること。
例えば地面によくあるグレーチング。
下が透けて見えることや、夏は熱く、冬は冷たいなど、犬にとってはあまり好ましくないものであっても、場合によってはそこを通らなくては先に進めないこともあります。
小型犬なら抱っこで避けることも出来ますが、大型犬は抱っこも出来ません。
そんなグレーチングも普通に上を歩いたり、あるいはひょいと跳び越えられるように自信をつけてあげることが社会化です。

散歩コースに突然現れた大型バイクなどに対しても、気にしなくていいものと犬に学習させて、少しずつ馴らしていくことが社会化です。

その状況は一つ一つ違いますが、いろいろな経験をさせていくことで、「般化」という、「こっちのバイクもあっちのバイクも一緒だね。」ということを犬に学習させて、日常のストレスを軽減してあげることが飼い主のサポートです。
少しずつ、犬のストレスレベルに合わせて進めて行きましょう。

散歩の途中には国道が走っているので信号待ちもあります。
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公園でイベントがあれば、距離を取って人混みや騒音に馴らします。
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犬の苦手なスケートボードも、ネット越しで安全を確保して馴らしていきます。
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苦手な物と楽しいものを組み合わせて、「大丈夫」にさせてあげることが社会化。
大人になるまでは続けてあげたいですね。

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2021年11月30日 (火)

正解を出せるようにサポートする

正の強化(ポジティブ)トレーニングにおいては、犬が正解を出したら褒めてその行動を強化し、定着さていくことが基本的なプロセスと言えます。

エラーを出したとき(間違ってしまったとき)は当然褒められない(強化されない)のですが、犬にとっては特にデメリットはありません。
なぜならエラーに対する罰は一切行わないからです。
エラーが出たということは、犬がまだきちんと理解して学習しているわけではないので、それに対して罰を与えるのはフェアではありません。
つまり、教え手に問題があるわけで、学び手に問題があるからではないからです。

というわけで、犬が出来るだけエラーを出さないようにサポートしていくことが学習においては欠かせません。

さて、今日のプライベートレッスンは、基礎オビを学んでいるPさん。

プラットフォームを使うことで、ハンドラーの左側にきちんと座ることが上手に出来るようになりました。
お尻が曲がらないように、Pさんを押したり引いたりすることなく、Pさんが曲がらないように座ることを自発的に選んでもらうために、プラットフォームはとても有効だったと思います。

今回はその位置を維持してもらうためにプラットフォームを活用しました。
つまり、ハンドラーが座っているPさんの周りを一周するというもの。

202111301

犬はある程度「待つ」という意味がわかっていても、ハンドラーが後ろに回ると、ついつい後ろを見ようとして自然に体が動いてしまうことはよくあること。

プラットフォームに乗っていることが定着しているPさん、動かず待っていることが出来ました。

正解を沢山積み重ねていくことで、その行動は身についていきます。
どうやったら、犬にわかりやすく伝わるか、教える側もいろいろプランニングが必要ですね。

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2021年11月29日 (月)

吠える理由は様々

犬の問題行動と言われているもののなかに、「吠え」があります。
「無駄吠え」とも言われていますが、別に犬は無駄に吠えているわけではなくそれなりに理由があります。
つまり、「吠え」は犬の主張とも言えますが、主張は通るときと通らない時があるのは世の常。
それぞれの理由に合わせての対応が必要になります。

午前中のプライベートレッスンは他犬(見知らぬ犬)が苦手なLさんの散歩。

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※信号待ち中のLさん

少しずつ吠えなくても大丈夫な環境を提供しつつ、吠えないでも大丈夫と自信をつけていってもらうわけですが、今日はたまたまLさんのお友達と遭遇しました。
Lさん、お友達には吠えません。

Lさんのお友達はLさんと挨拶をしたあと、すぐベンチに座っていたLさんの飼い主さんの膝に飛び乗りました。
小型犬ではよくあることなのでしょう。
さすがに我が家はボーダー・コリーやハスキーにコリーという中・大型犬飼いなので、犬が勝手に膝に飛び乗ってくるということはほぼありません。
因みに我が家では抱っこは許可制にしていて、不意をつかれないようにしています。

Lさんの飼い主さんは、そのままLさんのお友達を抱っこし、その少しあとで地面に降ろしたところ、Lさんのお友達はLさんの飼い主さんに向かって吠え始めました。
「早く抱っこしてよ!」と言っているように見えます。
あきらかな要求吠えです。

抱っこしてもらえたんだから、また抱っこして欲しいと思うのはある意味当然。
そこで抱っこしてもらいたいと吠えるかどうかは個体差がありますが、犬はこちらが意図していなくてもいろいろなことを学習していくので、そういうことは予測することが大事ですね。

一方午後のレッスンのY君の吠えは「警戒吠え」。
先日Y君と二人で散歩した時、見知らぬ人が視界に入ると小さく「ウウッ」と言ったので、「いちいち言わなくていいよ。」と伝えたら、そのあとすれ違う人には知らん顔して歩いてくれました。

しかし、今日は飼い主さん同伴でのお散歩。
飼い主さんがそばにいると、かなり遠くの人でも視界に入ると「ウウッ」と言い始めたので、「それも気にしないでいいよ。」と繰り返し言っていたら、一瞬緊張はするものの、激吠えには至りませんでした。
Y君にとっては、飼い主さんの存在がとても大きいので、ガード犬の仕事をしているようにも見えます。

先日も書きましたが、飼い主さん自身も環境刺激のひとつです。
トレーナーとは問題なくても、飼い主さんと一緒にいると出る行動もあるので、その都度飼主さん自身がきちんと伝えていかなくてはいけないこともあります。

犬のきもちは複雑ですが、それぞれちゃんと意味があります。

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2021年11月28日 (日)

ダンベルのご注文承ります。

競技用ダンベルおよび練習用ダンベル、ご要望があれば海外発注いたします。
ご予約(お申込み)締め切りは1211日といたします。
輸入元より商品価格の値上がりが提示されたため、以前より若干高くなっております。
ご了承下さい。

お渡しは、送料着払いでの発送(ゆうパック)や訓練競技会場での手渡しなどになります。

🍀軽量合成樹脂ダンベル
落としても痛くないので、練習用にご利用いただけます。

Dumbbell

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約125mm/2,600円~3,000
M
:約115mm/2,100円~2,500
S
:約80mm/1,600円~2,000

ご注文時に、色(赤・青・黄・緑・紫)とサイズ(LMS)と各数量を教えてください。

🍀木製ダンベル(白木)
FCI
世界大会で公式に利用されているダンベルです。
Wood_20211128145601

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約130mm/2,400円~2,800
M
:約105mm/1,900円~2,300
S
:約84mm/1,400円~1,800

ご注文時に、サイズ(LMS)と各数量をお書きください。

🍀木製ダンベル(色付)
Color_20211128145601

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約130mm /2,900円~3,300
M
:約105mm /2,400円~2,800
S
:約84mm /1,900円~2,300

ご注文時に、色(赤・水色・黄・緑・紫・ピンク・白)とサイズ(LMS)と各数量をお書きください。

在庫の状況によっては色指定がご希望に添えない可能性がございますので、ご了解いただきたく、何卒宜しくお願いいたします。
入荷次第、金額及び振込口座を個別にお知らせします。

Vin
が咥えているのはMサイズです。
Img_7536_20211128145601

【お申込み方法】
①WanByWan
ホームページの「お問合せフォーム」
②Facebook
のメッセンジャー(お名前、郵便番号・ご住所、ご連絡先をお忘れなく!)

御注文数が最低数に達しない場合は見送る場合もあります。
その場合は個別にご連絡させていただきます。

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2021年11月27日 (土)

ドッグトレーニング:知らないことは教えてあげるだけ

犬と暮らし始めると、当然のことながら犬の行動に驚かされます。

動いている物を追いかける。
行きたい方向に引っ張る。
落ちている物が気になる。などなど。

人間の思考とは違う行動を取りますが、種が違えば行動も違うのはあたりまえ。

しかし、一緒に暮らしていくためには、出来るだけお互いのストレスが無い形で折り合いを付けていきたいと誰もが思うのではないでしょうか。

そのためには、犬にやって欲しい行動を教えていくしかありません。
教えていなければできなくて当然。

教える方法は様々ですが、出来るだけ犬に考えてもらうことが早道。
「それをやるより、こっちのほうがいいんじゃない?」という提案をしていくことで、犬の行動は少しずつ変えていくことが出来るからです。

さて、先日のプライベートレッスン。
基本のトレーニングを始めたばかりのPさんですが、いろいろ気になる物があって、心ここにあらずとなりがちだったところ、日々の練習を頑張って頂き、少しずつ飼主さんへの意識があがって、外を歩いていてもちゃんと耳は飼い主さんに向けられるようになってきたそうです。

ボーダー・コリーは元々動体視力もよく、シープドッグのDNAが強く出ると、いろいろなものを追いかけたくなってしまうもの。
気づいたときには大興奮で、人の話が聴こえなくなる子も多いのですが、まずは刺激の少ない所から、ハンドラーへのアテンションを取る練習を始めると、少しずつ犬の意識も変わってきます。

202111271

ラリオビにも挑戦したいということで、オビディエンスの基礎となる脚側停座も綺麗にできるようになりました。

202111272

たかがオスワリ、されどオスワリ。
ハンドラーの左側で、お尻が曲がることなく、かつ腰を崩すことなくきちんと座ることは、ちゃんと教えてあげないと出来ないものです。

出来て当たり前と思わず、一から丁寧に教えてあげましょう。

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