2021年5月10日 (月)

ドッグトレーニング:シニア犬の集中力をあげる

今日もDogLifeDesignさんでプライベートレッスンがありました。

参加犬のRくんは14歳。
10
歳でドッグダンスレッスンを始め、様々なムーヴやトリックを覚えてくれました。

実際にダンスを踊るためではなく、R君との充実した時間を過ごすために始められた飼い主さん。
今でも続けて下さっていますが、今日のR君、ちょっと心ここにあらずな感じです。

最近ちょっとお耳が遠くなってきたこともあり、集中力が持続しづらくなっています。

そこで、ムーヴのリマインドをしたあと、後半はマットの下にトリーツを隠して探してもらうゲームに変更しました。

最初は??なR君でしたが、一度目視したあと、隠してみたところ、二回目以降はお鼻を使って探し出してくれるようになりました。

202105101

トリックやムーヴの時は集中が安定しませんでしたが、ノーズワークに切り替えたら、早くやろうよと言わんばかりに飼い主さんへのアテンションがとてもよくなりました。

202105102

同じようにトリーツを使ったトレーニングなのに。

鼻を使うことが犬にとっていかに魅力的なことか。

シニアにとって何が魅力的か。
その時の犬の状況に合わせて課題を変えてみるのもいいですね。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 9日 (日)

ドッグダンスのルーティン練習:バックチェイニング

今日はDogLifeDesignさんでのドッグダンスプライベートレッスン。
参加してくれたRさんはシニアの女の子で、沢山のトリックが出来ます。

今は初めてのルーティン作りをしていて、構成も大分完成に近づいてきました。
そこで、今日はエンディングに向けての動きを考えることに。

エンディングポーズはルーティンの締めにあたるので、それなりに重要です。
観ている人にルーティンが終わったことを知らせるためにも必要です。

R
さんのエンディングはSitUp(チン)にすることにしました。
SitUp
はすでにマスターしている動きですが、頻繁にする動きではないので最初はリマインドから。

202105091

それから、SitUpに入るために「オスワリ」を遠隔でしてもらいます。

202105092

最後はハンドラーのフロントポジションからのバック。
これもある程度安定して出来る動きですが、リマインドを兼ねているので、ターゲットマットを後ろに敷いてあげました。

202105093

これらの動きをバックチェイニングと言うエンディングからその手前に向かって逆回しのように、動きを繋げて練習します。

①ハンドラーのすぐ目の前でオスワリからSitUpをターゲットマットで練習。
②ターゲットマットの上でオスワリの練習。
③フロントポジションからバックステップでターゲットマットへ移動する練習。

最後にこの動作を、③②①と繋げて行ことで、エンディングの流れが出来るわけです。

最初から繋げて練習すると息切れしてしまうことがありますが、最後から練習すると、いつも最後で必ずトリーツが出るというメリットもあり、マスターしやすくなります。


-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 8日 (土)

パピーレッスン:関係性の基礎作り

今日は730からパピーさんのプライベートレッスンでした。
なぜ7:30かと言うと、ちょうど朝の散歩に来るお行儀のいい犬たちの中で、パピーさんに学んでもらいたいことがあったからです。

その場所はかつて我が家の見習いも子犬の頃通い、先輩犬たちにいろいろ教わりながら、かつまた私との関係性づくりの場所にもなったところです。

ここで大事なのはお行儀のいい犬たちというというところ。

犬と暮らし始めると、人間はついつい愛犬に友達を作ってもらおうと、手っ取り早くドッグランに投げ込んでしまうことが多いようですが、愛犬の気持ちを無視して投げ入れてしまうと、嫌な目に遭ってトラウマを作ったり、あるいは、犬と遊ぶ方が楽しくて、飼い主さんを忘れてしまうケースが出てきます。

お行儀のいい犬たちは、ある意味落ち着いた先輩犬であり、飼い主さんのコントロールがきちんと出来ているので、子犬に嫌な思いをさせずに済みます。

さて、S君、元々犬に過剰反応するタイプではありませんが、子犬なので好奇心から寄って行こうとします。
そこで、サラッと挨拶を済ませて、また飼い主さんの元に戻るためには、日常生活の中で、飼い主さんの声に耳を傾ける習慣を付けておくことが大事。

他の犬たちと距離を取ったところで、声掛け、呼び戻しの練習をします。

最初は地面の枝や石が気になっていたS君。
なかなか耳に届きませんが、ひも付きボールで誘って遊んでみました。

家の中で遊べても、外で遊べない子が多いのですが、案の定、最初はS君も、地面の方が気になっていたので、追いかけたくなるような動きで誘い続けたところ、ようやく楽しいかもと誘いに乗ってくれました。

202105081

トリーツ(おやつ)だけでは、なかなか周囲のディストラクションに勝てないこともあるので、ハンドラーはあの手この手を用意しておく必要があります。

それでも、どちらかというと、一人でガジガジしたくなるS君なので、引っ張って誘えるひも付きボールは何もついていないボールより有効です。
持ち逃げされにくいからです。

ちょっと飼主さんへの意識があがったところで、ディストラクションの中でも、名前に反応し、戻って来る練習を繰り返してレッスンは終了。

202105082

我が家の犬たちもディストラクションですが、S君はもう一つ学びました。
男の子のお腹の下で匂いを嗅ぎ続けると、怒られるかもしれないということ。

見習いは自分で、「やめとけよ!」と諫めたものの、S君がヒャン!と言ったところで、「ごめんごめん。」とすぐ謝ってしまいました。
見習いも少しは子犬への対応を学んでくれているようです。

202105083

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 7日 (金)

形を教えるだけでなく、行動を教えましょう。

今日のプライベートレッスンは生後6か月のMさん。
二回目のレッスンでした。

おうちの床材が少し滑りやすかったので、前回タイルカーペットをお願いしたところ、今日伺ったときはMさんが歩くスペースには全て滑り止めカーペットが敷かれていました。

すべり止めが敷かれてからのMさんはとても活発に動き、気にしていた足の状態も現状問題ないそうです。

足場が安定していなければ、犬も動きづらかったり、あるいは関節等に痛みを感じてしまい、動くことを躊躇するようになってしまいます。
滑らなくなったのでMさん、後ろ足の蹴りが安定して、おうちの中での遊びも楽しそうです。

さて、M
さんは小型犬なのに、とてもきれいな脚側停座をしてくれます。

202105072

「小型犬なのに」というのは、おうちの中で飼い主さんの足にまとわりついて、足に当たったり、踏まれそうになったりと、結構危ないシーンが多いので、足の傍に寄るのを躊躇するようになる小型犬が少なくないことから敢えて言ったのですが、Mさんはピッタリくっついてくれます。

そこで、今日はそこから一歩一緒に踏み出す練習。

最初は、トリーツをルアー代わりに、初めの一歩を誘導します。

 202105073

何度か繰り返すうちに、一歩がスムースに出るようになってきたら、持ってきたトリーツの位置を少し上げていきます。

202105074

一歩ずつ、細かいステップで出来たことを褒めていきます。

ところがMさん、オスワリをするとすぐフセてしまいます。
特に何も言っていないにフセをしてしまうのです。
「フセ」は悪いことではないので、自発的に伏せていることに関しては言葉で褒めたりしながら、強化していきますが、オスワリをお願いしてもすぐフセをしてしまうのでお聞きしたところ、「オスワリ」「フセ」「ゴロン」をいつもパターンでやらせているので、「オスワリ」のあと勝手に伏せるようになってしまったとのこと。
ちゃんと学習しているんですね。

ところが、Mさん立っているときに「オスワリ」と言えば座れるし、オスワリしているときのフセもスムースに出来ますが、フセをしてしまってから「オスワリ」と言っても全くできません。

M
さんの頭の中には、「オスワリ」は立っているときにするものと学んでいるので、フセからオスワリが出来るとは思っていなかったようです。

そこで、いろんなバリエーションがあることを教えてあげることに。

今日はフードでも意欲的に動いてくれたMさん。
少しトレーニングが楽しくなってきてくれたら嬉しいですね。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 6日 (木)

ラリーオビディエンス:基本は大事

今日は月に一度のWCRL規定のラリーオビディエンスレッスン。
コース練習の前に、遠隔の課題練習をいくつかやって頂きました。

ラリーオビディエンスの呼び戻しには、脚側停座と正面停座があります。
通常の服従訓練やオビディエンス競技の場合、脚側停座と正面停座のどちらかが選択できるのですが、ラリーオビディエンスの場合は、脚側と正面の両方出来るようにする必要があります。

さらに、呼び戻し時のハンドラーとの位置関係も、向き合っている場合や、背中を向けている場合、あるいは歩いているときなどがあります。

そんな呼び戻しのバリエーション練習をやって頂いていたら、今までちょっと気になっていた個々の課題が際立って見えてきました。

例えば、犬を停座させて離れる際、犬がつられてしまい待っていられないことがあります。
そのままにしておくと、ラリオビトライアルの時も出ないとも限りません。
そこで改善の練習も合わせてやって頂くことになりました。

202105062

焦らず、ステップバイステップで強化していきます。

最後はコース練習。

202105061

来月19日はWCRL規定ラリーオビディエンストライアルを山中湖のドッグリゾートワフ、インドアドッグランで開催予定です。

お申込みはもう始まっていますので、詳細は下記をご覧ください。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2021/04/post-121885.html

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 5日 (水)

もっと褒めてあげましょう。

犬と暮らし始めると、「あっ!それダメ!」という行動の方が目に付くのよくあることです。
なぜなら、人間と犬は異なる種なので、当然犬にとって楽しいことが人間にとって好ましいこととは合致しないことも出てくるからです。

そこで、以前の訓練方法であれば、ある意味力で犬の好ましくない(人間にとって)行動を抑制しようとしてきました。
しかし、昨今のトレーニング法においては、犬の好ましい行動を引き出して、褒めながら強化していくことが一般的になりつつあります。

好ましい行動とはなんでしょうか。

例えば、跳びつかないで座っていること。
例えば、噛まないで手を舐めてくれること。
例えば、トイレスペースでトイレが出来たこと。
例えば、吠えないで我慢出来たこと。

あげればきりがありませんが、どちらかというとこういう好ましい行動は見落とされがちで、
跳びつかれれば、ダメダメ!
甘噛みが強くなれば、ダメダメ!
トイレを失敗すれば、あ~ぁ。
警戒して吠えてしまうと、ダメよ!

という風に、ネガティブなことを言いがちになります。

さて、今日は若いお嬢さんLさんのプライベートレッスン。
いつも歓迎してくれるし、跳ばないでオスワリしてのご挨拶も大分理解出来るようになってきました。
ちゃんと進化しているのがわかります。

実はLさん、トイプードルの「あるある」で、あまり食べるものに対して強い欲がありません。
ごはんが待ちきれないこともなく、トリーツをご褒美に使っても、「それはいらないわ。」とおっしゃることもしばしば。
つまり、食べ物がご褒美になりにくいのです。

食べるものに興味が薄い子の場合、ルアーで新しい行動を教えることが難しくなります。
おもちゃは好きなので、おもちゃを使うことも可能ですが、教えたい行動によっては、おもちゃよりトリーツの方が伝えやすいこともあります。

そんなLさんが、今日のヒールポジションのレッスンで、なんと顔があがりました。
顔があがるとはどういう意味でしょう。
いつも前や足元の方ばかりに目がいってしまうLさんの視線が、ハンドラーが手に持っているオヤツに少し興味をもって、
顔をあげてくれたということです。
顔があがると、その先にあるハンドラーさんへの集中力もアップし、キューも伝えやすくなります。

202105051

常態化するまでには繰り返しの練習が必要ですが、自発的に顔があがってくれたことはとても嬉しいことです。
沢山褒めてあげたいところ。

202105052

さらに、レッスンの合間、ちょっとした物音に警戒してそちらに向いたときに名前を呼んだところ、なんとこちらに意識を向けてくれました。
トリーツがご褒美にならないと意味が無いので、「お利口さん」と言って撫でてあげたところ、飼い主さんが曰く、今は何を褒めたのでしょうとのこと。
それは名前を呼んで振り返ってくれたことです。
一見ハードルが低そうに見えますが、その先には、名前を呼んだら走って戻ってきてくれるようにするという目標があるので、どんどん褒めてあげます。

名前にネガティブなイメージを持たせないためにも、名前に反応してくれたらちゃんと褒めてあげましょう。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 4日 (火)

犬の行動:トラウマ

犬も人間同様トラウマを抱えることがあります。
肉体的や精神的にショックを受けてしまった場合、長く尾をひくことがあります。

トラウマを持ってしまうと、その原因と同じことや類似したことが起こりそうになれば、当然予測し、それを回避する行動を取ろうとします。

私の場合は、幹線道路のアンダーパスで渋滞の最後尾にいたとき追突された経験が、何十年経った今でもあり、そのアンダーパスに入ると、ついついバックミラーを見てしまいます。
もちろん、少しずつは薄れては来ていますが、バックミラーを見るという行動はある意味習慣になっています。

犬の場合、ある場所に行くと大きな音がして不快感を感じるとすれば、その場所に通じる道を避けようとします。
電車の踏切や工事現場などが当てはまります。

さて、我が家のアシスタント、ニコルは人が大好きなので、当然獣医さんも大好きです。
しかし、耳掃除で嫌な経験をしてから、病院までは行きますし、待合室も入りますが、待っている間に何度も帰ろうとして出口に向かうようになりました。
その後耳掃除は一回もされていませんが、未だにその病院に行くと、嫌な気持ちになるようです。
もちろん、診察室に入ってしまえば、抵抗することなく、触診等も普通に受けられます。

ところが、別の病院に行くと、耳掃除との関連性が無くなるのか、待合室にいても楽しそうにしていますし、診察室に入っても、帰りたいそぶりは全く見せません。
当然、獣医さんに会っても、普通に挨拶をかわし、触られてもいつもの「撫でてもいいわよ~。」のスタンスで、全く嫌がるそぶりは見せません。
完全に耳掃除の病院とは別と理解しているようです。

一方、見習いの場合も人に対しては低姿勢で挨拶をしに行くタイプで、診察台も楽しそうに乗るのですが、診察モードに入った途端、昔のトラウマがよみがえり、緊張が走ります。
彼の場合は、病院とのリンク付けではなく、どこの病院に行っても、診察モードに入った途端緊張するようです。

物事の受け止め方は個体によって違います。
同じことをされても大して気にしない犬もいますが、見習いの場合は生後4か月からかなり感受性が強かったようです。

子犬の嫌悪感を無視してはいけません。
そして、子犬だからと力で押さえつけることは禁物です。
子犬はいずれ大人になり、力も強くなります。
そして何より、彼らには肉を引き裂き、骨を砕くことができる犬歯を持っているのです。

犬歯を使わないのは信頼関係があればこそ。
無理強いをしなくてもいいように、うまく話し合いが出来るといいですね。

トラウマを持ってしまうと、行動を変えるのはなかなか難しいものです。
そうならないように、早めの対応をお奨めします。
ハズバンダリーケアもそのひとつ。
うちの子は大丈夫。かもしれませんが、いろいろなことがダメになってしまわないように、子犬の頃からケアしてあげると、お互いのストレスは軽減できるでしょう。

202105041
※診察室にいることが緊張感をもたらしているわけではない二頭。

トラウマへの対処法として「馴らす」方法がありますが、やり方を間違えてしまうと、さらに酷い状態になることもあるので、注意が必要です。
いずれにしても、トラウマを作らないようにサポートすることが大事ですね。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリックが更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 3日 (月)

◆ドッグダンスベーシックオンラインコース◆ 

6月期生募集中

愛犬がハンドラーとヒールで歩くことが出来るレベルであればご参加いただけます。
ヒールポジションがまだ理解出来ていない場合は「基礎見直しコース」から始めてください。

🍀レッスン概要
ドッグダンスの基礎となるヒールポジションの強化とポジションを意識したトリック、ポジションチェンジ、バックステップなど、ドッグダンスのために必要な技術を学んでいただきます。

🍀レッスン方法
Facebook上のグループにご参加いただきます。
課題テキストとデモ動画を参考に各課題ごとにご自分の練習動画(13分以内)を3回までアップしていただき、その都度アドバイスを致します。
課題は合計5つ。隔週でひとつずつの課題に取り組んでいただきます。

🍀レッスン開始日:202161
以降隔週で合計5つの課題が出ます。

🍀レッスンフィー:10,000円 (5つの課題含む)

🍀詳細のお問合せ・お申込み
WanByWanのホームページの「お問合せフォーム」かFacebookのメッセンジャーでご連絡ください。


202105023

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 2日 (日)

ドッグトレーニング:家庭犬に求めるもの

子犬から成犬になるまでのドッグトレーニングにおいて、愛犬に求めるものはどういうものでしょうか。

例えば、子犬であれば、トイレを覚えて欲しいとか、甘噛みをやめさせたいなど、家の中での課題がメインになりますが、少し大きくなって外に出るようになれば、お散歩が上手になるようにしたいとか、よその犬に吠えないようにしたいといった具合に、ディストラクションのある屋外での行動に広がっていきます。

しかし、最終的には個々の行動を教えるだけでなく、飼い主とのコミュニケーションが取れる犬に育ってくれると、その先十数年のお付き合いも楽しいものになってくるはずです。

そのためには、犬に何かをやらせようと圧をかけるより、犬が一緒にやりたくなるような環境づくりが大切です。
飼い主さんと一緒にゲーム(遊び)の感覚で学習していくことで、コミュニケーションも取りやすくなります。

例えば、呼び戻しを教えるにしても、リードを引っ張りながら力で引き戻すより、戻ってきたくなるような環境を作ってあげると、犬も自然に呼び戻しを学んでくれます。
戻ってきたときに美味しいオヤツがもらえたり、戻って来ると引っ張りっこ遊びが出来たり、あるいは、戻ってきたらまた遊びに行ってきていいよと送り出してもらったりと、いろいろ工夫することで、犬は飼い主へのアテンションがよくなります。
要は犬にとって魅力的な飼い主になることですね。
そこにリーダー論などは必要ありません。

飼い主といることが楽しいと思える犬たちは、戻ることが習慣になってくれば、戻った時に必ず美味しいものがなかったとしても、戻らなくなることはありません。
しかし、戻るたびに何か嫌なことをされていると、戻らない方がいいと犬は学習し、戻らない行動が確立されていくわけです。

家庭犬に求めるものは、愛犬の信頼を得ること。

その先の様々なドッグスポーツや競技などに臨むためには、わかりやすく行動(技術)を教えていくことが必要になってきます。

今日のプライベートレッスンのMさん、お散歩中に飼い主さんを見る余裕が出てきました。

202105021

午後のレッスンのAさんは、屋外でも飼い主さんの声が耳に届くようになってきました。
今日はお嬢さんも参加して、「マテ」の練習。
ご家族皆さんで取り組んでくださることはとても重要です。
一生懸命考えている様子が伺えました。

202105022

それぞれの目標に向かって、日々の繰り返し練習は欠かせませんね。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年5月 1日 (土)

子犬育て:プロは正しい知識をわかりやすく伝える義務がある。

子犬を迎え、新しい生活が始まると、子犬と多く関わりたいと思う気持ちはとても自然なものです。
しかし、子犬は人間でいうところの赤ちゃん。
まだ話も通じず、食べて、寝て、排泄するのがお仕事です。

わずかな行動範囲のなかで、家のルールを教えつつ、かつまた人間社会の中で心地よく生き延びていかれるようにサポートするのが飼い主の役目。

子犬とのアクティブな生活を目標としているのであれば、さらに意思の疎通を図る努力をしなければいけません。

さて、今日のプライベートレッスンは生後6か月のMさん。
多少猫をかぶっているのかもしれませんが、初対面の私に最初警戒吠えしたものの、すぐに落ち着き、飼い主さんとのお話し中も、サークルの中で静かに待機。
とても良くできたお嬢さんです。

その後サークルから出ても、自分から近づいて、床に座っている私の傍で自分から膝の上に乗ってくるくらい懐いてくれました。

飼主さんとお話をしていてひとつ気になったのが、Mさん、ペットショップから来たのですが、おうちにお迎えしたあと1週間はサークルから出さないようにと言われたそうです。

生後3か月近くでやってきたMさんにとって、その一週間は新しい家になじむための大事な期間です。

確かに、環境が変わった後、犬は馴れるのに時間もかかり、子犬の場合はなるべく休ませてあげたいもの。
かわいいからと、ひっきりなしにサークルから出してかまったり、遊んだりしていれば、ゆっくり休めず、落ち着かない犬になってしまわないとも限りません。

しかし、1週間の隔離はやりすぎでしょう。

確かにペットショップの展示スペースはとても狭いので、子犬はサークルの中に閉じ込められていてもあまり違和感を感じないかもしれませんが、子犬の社会化はなるべく早く始めたいもの。
サークルから出さなかった1週間はとても貴重な時期を無駄にしてしまったとも言えます。

サークルの中であまり動かないMさんに違和感を感じた飼い主さんは別のショップに相談して、それが間違っていることを知り、ようやくMさんは子犬らしい生活を送れるようになったそうです。

恐らく、かわいいからと子犬を出しっぱなしにして疲れさせないようにという意味を込めたアドバイスだったのかもしれませんが、正確かつもっと明瞭な説明が必要だったと思われます。

かつて、ペットショップで買った子犬を、段ボールから1週間出すなと言われた人もいたそうです。

正しい知識を正しく伝えることが大事ですね。

今は元気に走り回っているMさんですが、これからの時期は再び警戒心が強くなる時期でもあります。
日々社会化を続けていって欲しいですね。

202105011

-----------------------------
ドッグトレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

«ドッグトレーニング:作業に臨む気持ちづくり