2024年2月28日 (水)

練習無くして本番無し。

どんなドッグスポーツでも「練習」はするものです。
当たり前のことですよね。
試験も 勉強しないで臨むのは無謀です。

さて、今日はオビディエンスの練習会がありました。
グループ休止や、それぞれの課題にあわせた強化練習と、ディストラクションを混ぜて、本番以上に刺激的な練習などを行っていきます。

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犬も人も、本番は緊張するものです。
いつもと違う環境で、知らない人や犬が周りにいる中で行われるのですから、日常的な練習である程度の精度が上がっていなければ、当然本番でガタガタになってしまうことは簡単に予想できます。

本競技中、隣のリンクのハンドラ―の大きな声に惑わされてしまうということもありますし、隣のリンクの犬が制御不能になって走り回っているということもあります。
現に先週末の競技会では、楽しそうに走り回る小型犬がいました。

そんな状況を想定した練習をすることも、競技会にチャレンジするには必要な練習と言えるでしょう。

本番で慌てずに済むよう、普段から落ち着いて出来るようにサポートしていきたいですね。

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2024年2月27日 (火)

「持続」の概念を教える

服従訓練やオビディエンス競技などでは当然のように教える「持続」ですが、ドッグダンスをトリックから始めた人はなかなか「持続」を教えようとは考えません。
そもそも「持続」とはどういうことでしょうか。

例えば愛犬に「オスワリ」をお願いした時、愛犬はいつまで「オスワリ」していればいいと理解しているでしょうか。

「フセ」や「タッテ」も同様です。

「マテ」と言われなくても、「オスワリ」等の姿勢のキューを出せば、次のキューを出されるか、あるいは解除されるまでは「オスワリ」を続けるようにオビディエンスでは教えます。
一般的には「常歩行進中の作業」などの課題がそれにあたります。

競技会などでは、犬を待たせて犬から離れるとき、あえて「マテ」と声をかけることも許可されているので、姿勢のキューだけでなく、「マテ」を使うこともありますが、こういったトレーニングをしていない一般家庭犬の場合、日常生活の中でちょっと犬を待たせるときなど「マッテ」という言葉を使っていないでしょうか。

日常生活での「マテ」は、「ちょっと買い物に行ってくるから『待って』てね。」だったり、玄関から出るときに飛び出さないようにするための一瞬の「マテ」だったりと、長い持続を要求しない「マテ」の時があったりします。

しかし、オビディエンス競技や、ドッグダンスの遠隔作業で出される「マテ」のキューはその場から動かないでい続けることを要求する「マテ」なので、きちんと弁別して教えてあげないと犬が混乱してしまいます。

犬に何を伝えたいのか、明確にして「キュー」を統一することも重要ですね。

ということで、今日のドッグダンスグループレッスンでは、ちょっと基本の見直しも含めて、「マテ(持続)」の練習。

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姿勢はなんでもかまいません。
次のキューや解除されるまでじっと動かないことがポイントです。

遠隔での作業では、ハンドラ―の元に勝手に戻ってこないためにも、その場での作業が続けられるように、落ち着いて待っていることを教えることが不可欠ですね。

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2024年2月26日 (月)

ドッグトレーニング:ルアーリングの目的は?

「ルアーリング」とは釣りのルアーと同じで、「何かで釣る」という意味ですが、ドッグトレーニングでは犬の鼻先に美味しいものを見せたり、犬が好きなオモチャを見せて、行動を引き出すときに使います。

「オヤツで釣る」と聞くと、ネガティブな印象を受ける方が多いようですが、最初はオヤツに釣られても、最終的に言葉のキュー(合図)を理解して、オヤツが目の前にぶら下がっていなくても行動するようになるのがドッグトレーニングのゴールですから、ルアーリング自体は通過点でしかありません。
最後までオヤツがはずせないとゴールまで辿りつけていないことになりますが、原因はどちらかというとハンドラ―の自信の無さから来ることが多いものです。

さて、今日は10歳のR君のプライベートレッスンがありました。
R君はラリーオビディエンスを楽しんでいますが、飼い主様曰く、オビディエンスの基礎をやっていないということで、ところどころ不安な箇所があるそうです。
しかし、R君はオヤツも好きですし意欲もあるので、きちんと伝えてあげれば理解できます。

脚側停座もきちんと分かっているR君ですが、ハンドラ―が歩き始めるとき、いつ自分が歩き出せばいいのかのタイミングがつかめずにいました。

そこで、ルアーリングでR君が一歩を踏み出すタイミングに合わせて大好きなトリーツを鼻先から前方に動かしてあげると、ちゃんと付いて来ることが出来ました。

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ルアーリングの時点では、犬はまだ何をやるべきかはわかっていませんが、ルアーリングがハンドターゲットやハンドシグナルに移行し、行動を促すキューとリンク付けされて行くことで、犬はキューに対してきちんと反応出来るようになっていきます。


昨日のラリーオビディエンストライアルでジャッジから見習いへのアドバイスのもうひとつは、回転系の動きで見習いが大回りをしているとのこと。
雨で動画が撮れなかったため、見なおして反省することは出来ませんが、少しでもタイトに周れるように見習いもルアーリングで今朝練習しました。

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体の動きが慣れてくると、ルアーが無くても上手に周れるようになるはずです。

来月の競技会までに調整していきましょう。

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2024年2月25日 (日)

訓練競技会に参加してきました。

今日はJKC埼玉ブロック訓練士協議会主催の訓練競技会に見習いと参加してきました。

現在見習いとはFCIオビディエンスのクラスIIに挑戦中ですが、今回の競技会にオビディエンス競技がなかったので、ラリーオビディエンス競技に参加することにしました。

いつもはWCRL規定のラリーオビディエンス競技に参加している見習いですが、昨年からJKCのラリーオビディエンスが本競技に格上げされたので、こちらにも参加するようになりました。

いつもの訓練のお仲間はオビディエンス競技が無いことで、今回は皆さん不参加でしたが、会場で古いドッグショー仲間とお会いしていろいろお話しすることができました。

ドッグショーでは、元々犬の美しい姿態を見せるために細めのカラーを付けていますが、最近のドッグショーの現場ではリードを引き上げてショックをかけるような行動が見られるとオミットされるようです。
特に西欧のジャッジの場合は、アニマルウェルフェアを重視しているのでショックは認められません。

FCIオビディエンス競技においても強制用具の使用は禁止されています。
今回のラリーオビディエンス競技でも、スタート前に首輪のチェックがありました。
つまり、犬の首がしまらないタイプであることを確認されました。
通常のフラットタイプのカラー(首輪)のほかに、マーチンゲール(ハーフチョーク)のように、ストッパーが付いたカラーは許容されます。

日常的にも、何気なくカラーに着けたリードをガツンと引き上げる癖がついてしまっている人は一度自分の動きを再確認してみるといいかもしれませんね。


さて、見習いは今回3度目のチャレンジでしたが、無事合格のスコアをもらうことができました。
JKCラリーオビディエンス競技では、90ポイント以上で一発合格、70ポイントが3回で合格とみなされ、上位クラスに出ることが出来ます。

見習いは1回目2回目とも89ポイントで一発合格を逃していましたが、今回無事90ポイント以上でクラス1が晴れて合格となりました。
しかし、ジャッジの講評で新たな課題が出てきました。

初めての雨の中での競技会出陳を経験した見習い。
停座でお尻が地面に着かなかったそうです。

雨の日の練習も不可欠ですね。

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2024年2月24日 (土)

ディストラクションは大敵

ディストラクションとは、犬の気を逸らすもの。
つまり、犬の集中を欠くものです。

ディストラクションとなるものは、個体によって異なります。
他犬、人、鳥、サッカーボール、バイクや車、場合によっては雷や花火など、その犬にとって刺激となるものがディストラクションです。

我が家のアシスタントにとっての今のディストラクションはオス犬。
子犬の頃、後ろから襲われたことがあって、オス犬を見ると緊張してしまいます。

見習いにとってのディストラクションは犬と人。
どちらも大好きなので、飛んで行って挨拶したいタイプです。

さて、今日の朝練の場所には、生後4か月のボーダー・コリーが来ていました。
我が家は通常の練習をするのですが、飼い主さんには、我が家の犬たちのことは気にせず、パピーさんと楽しく過ごして下さいねとお伝えしました。
今は飼主さんと過ごすことが一番楽しいと思える時期です。
特にボーダー・コリーは「ワンマンドッグ(One-Person dogs」とも言われ、一人の人間との関係性を強固にして作業に臨むタイプなので、遠くの刺激(我が家の犬たち)を気にせず飼い主さんと楽しく遊ぶことを習慣にして欲しいと思ったからです。

ところが、見ていると、子犬は全くこちらを気にしないで飼い主さんとボール遊びに興じています。
素晴らしいですね。
一方我が家の見習い。
最初は気にしていませんでしたが、パピーさんがボールを追いかけ走り出すと、ちらちら顔がそちらに向いてしまいます。

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これでは、どちらがディストラクション練習をしているのかわかりませんね。

2歳4か月の見習いには、まだまだ修行が必要でした。

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2024年2月23日 (金)

「褒める」しつけの勘違い

いつも書いていますが、ドッグトレーニングには様々な手法があります。

かつては「強制訓練」が主流で、リードを使ってコントロールしたり、押したり引いたりしていましたが、現在は犬が自ら動くことをサポートする「正の強化」の手法が広く広まってきています。

実は、この「正の強化」のトレーニングに対して、勘違いをしている人がいるようなので、今日はちょっとそんなお話。

「正の強化」では犬を褒めるので、「褒めるしつけ」と言われることもあります。
確かに、「叱るしつけ」ではなく「褒めるしつけ」ですが、犬が何をやっても褒めているわけではありません。

しかし、とあるクライアントさんが「ウチは褒めるしつけをしています。」と言ったら、「褒めるしつけはダメだ。しっかり叱らないと。」とよその飼い主さんに言われたそうです。
その方は愛犬を褒めていないのでしょうか。
クライアントさん曰く、その飼い主さんの犬はとても大人しい犬だったそうです。

犬にも人間同様個性があります。
もともと大人しい犬もいれば、やんちゃで好奇心旺盛な犬もいます。
同じように育てて、同じ結果が出るとは限りません。

力で抑制しようとすれば、子犬の頃は人間の方が勝っていても、大人になってきたら、犬たちには犬歯という武器が備わります。
子犬の甘噛みでさえ、血だらけになる人もいるというのに、成犬になって果たして抗う犬歯に人間は太刀打ちできるのでしょうか。

我が家のボーダー・コリーたち、今までにわずか6頭しか育てていませんが、どの子も性格が違い、理解度も違えば、学習速度も違います。
同じ方法で教えてもなかなか伝わらないときもあるので、教え手としては、手を変え品を変えというように、工夫しながらサポートしています。

もちろん命の危険に関わるような事態に遭遇すれば、多少声を荒げて犬を制止することもありますが、犬を押さえつけて抑制する必要はありません。

愛犬と「やりあう」のではなく、上手に「おりあいをつける」ことが、お互いのストレスを軽減させつつ、コミュニケーションを取りやすくしてくれるはずです。
そもそも種が違うものどおし、一方的に力で言うことを聞かせようとするには無理があります。

犬にうまく伝わらなければ、犬が悪いのではなく、どうやったら犬が理解できるか人間の方が考えるべきですね。

特に、様々なドッグスポーツを犬と楽しんでいる人たちは、目標に向けて、愛犬に一生懸命伝える努力をしています。
「出来ないお前はバカだ。」と犬を責める飼い主さんはあまりいません。
なんとか愛犬が出来るようにとみなさんサポートされ、出来たときは愛犬を沢山褒め、一緒に喜んでいます。
いわゆる、良きパートナーですね。


さて、今日は若いM君のプライベートレッスンがありました。
楽しいことについつい釣られて、呼び戻しの精度が落ちているようなので、今日は飼主さんと真剣に遊びながら、リコール練習。

さらに、停座(オスワリ)や伏臥(フセ)で足を崩してしまうので、飼い主さんが自らプラットフォームを用意して(作って)練習してくださっています。

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少しずつ、身体の使い方も覚えていかれるといいですね。

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2024年2月22日 (木)

愛犬は楽しんでいますか?

生まれてすぐの子犬は生理的要求のままに動き、その後自我が芽生えてくると犬たちは好奇心のままに「楽しい」ことを追い求めて生きています。

犬にとって「楽しいこと」は、時として人にとっては楽しくなかったりするのですが、その辺りうまく折り合いをつけていくことで、楽しい共同生活が送れるようになります。

「ドッグトレーニング」と聞くと、犬をビシバシしつけるように思われがちですが、実は違います。
古い手法を使った強制訓練であれば楽しくないかもしれません。
例えば「持来(持ってこい)」を教えるのに、犬の口をこじ開けて咥えて欲しいものを押し込んで、犬が舌で押し出さないようにマズルを抑えるという方法を使っている人もいたからです。
これは犬でなくても嫌ですよね。

これに反して、正の強化(ポジティブトレーニング)においては、犬が咥えて欲しいものに対して興味を示してもらうことから始めます。
興味を示したら、咥えなくても強化(褒めたり、オヤツをあげたりしながら、その行動はいいことだと犬に伝える)して、少しずつ自分から咥えたり、咥えて歩くといった行動を引き出していくので、犬にかかるストレスはとても少なくなります。

トレーニングの方法から異なるので、どの方法で犬に伝えるかによって、犬が楽しいかどうかは変わってきます。

「褒めて育てる教え方」は間違ったことを褒めるのではなく、正解を出しやすいようにサポートしながら犬を育てていくことなので、ハンドラ―のプランニングが正しくなされていれば、犬の学習を妨げることはありません。

学習と言うとつまらないそうですが、ポジティブな教え方をしている場合、犬は期待感を持って作業に臨んでいるので、決してつまらなくはありません。

もし、犬が自発的に作業から離脱してしまう場合は、ハンドラ―がついつい楽しくて時間オーバーしてしまい、犬が疲れてしまったか、ハンドラ―がハードルを上げ過ぎて、犬がわからなっくなってしまったような場合です。

何事もやり過ぎは禁物です。

犬が楽しんでいる間にハンドラ―が終了時間を決め、次のセッションまでゆっくり休ませることも必要です。

子犬は自分から人と関わろうと寄って来てくれるので、ついつい時間を忘れてしまいがちですが、今日は何を教えるのか、どこまで出来たらゴールにするかなど、ちゃんと考えておかないとやり過ぎてしまいます。

さて、今日は若いAさんのプライベートレッスンがありました。

飼い主さんとも上手に遊べるようになったAさん。
次は、呼び戻しの練習です。

戻って来ても、1秒でいなくなるのではなく、飼い主さんのOKが出るまでは傍にいることが課題ですね。

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トレーニングは犬が楽しく続けられるようにサポートしていきましょう。

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2024年2月21日 (水)

犬の準備は出来ていますか?

愛犬と何かをしようと思ったとき、犬の準備が出来ているかどうか確認したことはありますか?

犬にとって人間との暮らしは、楽しいことばかりではありません。
中にはあまり好ましくないことにも対処していかなくてはいけません。
そんなとき、犬に「やってもいい?」と聞いたことがありますか?

犬にとって好ましくないことでも、犬が人との長年の共同生活のなかで、ある程度予測し、「仕方ないなぁ。」と思って付き合ってくれる場合は問題ないかも知れません。
しかし、一緒に暮らし始めてまだ日が浅かったり、あるいは信頼関係がまだ出来ていない場合、無理強いすると犬にとってはますます嫌なことになってしまうことがあります。

例えば、爪切りやシャンプーなどはよくある話です。
どちらもやらない訳には行けないので、お願いしてやらせてもらうようになりますが、そんな時でも無理矢理抑えつけてするのではなく、出来れば自主的に犬に来てもらいたいものですね。

犬にとってあまり好ましくないことの場合は、好きなものと組み合わせたり、少しずつ馴らしてあげることも必要です。
同時に待ってあげることも重要です。

我が家のアシスタントはハーネスがあまり好きではないので、散歩に行くときも「オイデ」と言わず、「ハーネスつけるよ。」と言ってハーネスを手に持って、アシスタントが自分から寄って来るのを待ちます。
別に無理に付けようとしても、逃げたり噛んだりしないのでいいのですが、とりあえず本犬が納得するのを待ちます。

嫌なことでなくても、他に気が散って犬の気持ちの準備が出来ていない時も同様です。

特にトレーニングなどを始めようとするとき、犬が自分から「やろう!」と言っていないのに、無理に始めようとしても、犬の集中がとれずに失敗させてしまうこともあります。

我が家の見習いは、いつも練習が二番手なので、リードを持った瞬間からスイッチがはいっていますが、アシスタントの方はどちらかというと、場所の確認をしたいタイプなので、すぐにはエンジンがかかりません。

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そういうときは、自分から「やろうか。」と言って来るのを待ってみます。

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犬との暮らしは根気と忍耐の連続ですね。

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2024年2月20日 (火)

ターゲットトレーニング

ターゲットトレーニングと聞くと耳馴染みが無いかもしれませんが、マットトレーニングという言葉を聞いたことがある人は少なくないでしょう。
愛犬とカフェなどにお出かけするとき、犬にいて欲しい場所をわかりやすくするためにマットを用いるというものです。
小型犬の場合は、バッグやクレートを持って行くことも可能でしょうが、中・大型犬の場合はなかなかクレートを持ち歩くことは出来ないので、愛犬が伏せていられるぐらいのサイズのマットを床に敷いておくことで、犬にいて欲しい場所を伝えるというものです。

つまり、いて欲しい場所を教えるために「ターゲット」となるものを使ったトレーニングを「ターゲットトレーニング」と総称します。
ターゲットは犬が前足を乗せるサイズのものや、4足を乗せるもの、あるいは鼻など体の一部を接触させるものなど様々ですが、いずれも犬を押したり引いたり強制することが無いので、犬へのストレスが軽減されます。

さて、今日は見習いのフロントポジション(ハンドラーと向かい合わせ)の強化練習をしました。
最近少し曲がり気味のため、フロントポジションからバック(後退歩行)させると、どんどん曲がるようになってしまいました。
以前は上手に真っすぐ下がれていたのに、ちょっと驚きましたが、そのままにしておくわけにはいきません。

そこで、まずフロントポジションの強化にターゲットとなるプラットフォームを置きました。

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プラットフォームに乗った時に見える私との位置関係をリマインドします。

安定してフロントポジションがリマインドされた後はフロントポジションから短い距離バックさせた先にプラットフォームを移動します。

下がった先にプラットフォームがあるように見習いは歩き方を調整していました。

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この後は、少しずつターゲットの位置を下げて、バックする距離を伸ばしていく工程が必要となります。


ちゃんと出来たと思っていても、少しずつズレてしまうこともあるのでリマインドは欠かせませんね。

「ここにいて」はわかりづらいですが、「プラットフォームに乗る」ことはわかりやすいので、是非使ってみて下さいね。

マットやプラットフォームの導入方法はクリッカーを使うとわかりやすいです。
うまく行かないときはプロの助けを借りましょう。

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2024年2月19日 (月)

愛犬はどんな形で飛越(ジャンプ)していますか?

なんともわかりづらいお題ですが、今日たまたま我が家の犬たちがハードル(板障害やオープンハードル)を跳び越えるとき、後肢(後ろ足)はどうなっているか聞かれたので、帰って動画を見返して見たら、

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後肢は後方に伸びていました。

だから何?と言われそうですが、この跳び方以外にも、実はいろいろあるようで、今回話題になっていたのが、後肢を折りたたんで跳ぶ犬の話しでした。

折りたたむというのは、前肢が障害を越えた時、後肢を体の下に畳んだ状態で跳ぶ場合、当然畳んだ足の厚さが出るので、犬はハードルの高さに加え、自分の足の厚さ分高く跳ばなければクリアできなくなります。

今回言われて初めて気が付きましたが、実際に愛犬が何かを跳び越えるとき、後肢の形はどんな風になっているのか見てみるとわかるでしょう。

そもそも、ハードルを跳び越える動きを犬に教えるときは、最初から高いハードルを置いて犬を跳ばす練習は行いません。
まずは低い高さのバーを認識させ、足を当てずにクリアすることから始めていきます。

ハードル単品の課題だけとは限らないので、ハードル自体も一つだけでなく、二つ三つと数を増やし、ハードルとハードルの間の距離もいろいろ変えながら犬に体の使い方を体得させていきます。

日常生活ではハードルを跳ぶ越えることはありませんが、散歩に出た先では、何か障害物を跳び越えてもらうこともあるでしょう。
跳び越える「キュー」を伝えながら、飛越の行動を少しずつ理解してもらうようにすると、これもゲーム感覚で楽しく覚えることが出来ます。

愛犬が怪我をしないように、上手に体が使えるようにサポートしていくのも大事ですね。

さて、今日は見習いのバランスエクセサイズの日でした。
先生から頂いた課題の他に、今見習いにお願いしたいのは「きちんと後肢を開かないで座ること」
気が緩むと、ついつい足先がカエルのように外側に開く見習い。
先日のラリーオビディエンス競技では、開いた足に私が躓き、見習いがびっくりして横っ飛びするという痛恨のミスがありました。
ある意味ありえない。

普段からちゃんと体が使えるようにサポートしていかなければいけませんね。

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