2024年5月28日 (火)

愛犬が唸ったら

犬の感情表現にはいくつかの方法があります。

吠える
啼く
しゃべる(吠えるまでいかない声)
唸る
ボディランゲージ

ボディランゲージには、犬の表情や体の動き、尻尾の動きなど様々な表現がありますが、細かく確認されたければ、LILI CHINさんの書かれた「DOGGIE Language」という本をご覧になると、イラスト付きで分かりやすいでしょう。

「吠える」理由は様々あるということはいつも書いています。
「啼く」ときには、いろいろなストレスがかかっていて、不安を感じているときなど。
「しゃべる」ときは、大きなストレスにはなっていなくても、感情が口をついて出てしまったときと、見習いを観察しながら個人的に考察しています。

では、「唸る」ときはどんなときでしょう。

犬は人との遊びの中で唸ることがあります。
おもちゃを介して遊んでいるとき、興奮して声が出てしまうというときです。
しかし、一番注意しなければいけないのは、「恐怖」と「警告」です。

「恐怖」を感じたときに唸った犬を放っておくと、次に同じことが起きたときは「噛む」可能性があります。
唸ることで感情を表してくれればまだ対処の方法がありますが、無視していると、突然「噛む」行動をとることがあるので注意が必要です。

「警告」も同様ですが、「警告」は時に続けて「噛む」行動に移ることがあるので、そもそも近寄らなければいいだけです。
他人の犬であれば、唸られたら距離を取るのが一番ですが、自分の犬の場合どうすればいいのでしょうか。

まずやらなければいけないのは、理由を考えること。
犬が怖がっているのか、犬は攻撃しようとしているのか。

なんらかの精神疾患を患っていない限り、可愛い愛犬が突然攻撃を仕掛けてくることはありません。
通常は何かしら犬に取って嫌なことをハンドラ―がしようとして唸るケースが多いものです。
その場合、犬が嫌がっていることを理解して、犬が嫌がらなくても直面できるような環境設定などを工夫して接することが重要です。
当然「大丈夫」になるまでは時間がかかりるので忍耐が必要です。
「犬なんだから自分の言うことを聞いて当たり前」と力でねじ伏せて問題ない犬もいれば、状況が悪化することもあるので要注意です。

一方「警告」に関しては、ちょっとした犬の勘違いから発生することが少なくありません。
よくあるのが「リソースガーディング」です。

「リソースガーディング」についても何度か書いていますが、犬の勘違いから犬の行動に変化が生じて起こるものです。
つまり、家全体を守らなければいけないと余計な使命感にかられて、家族も含めて、家の中全体をガードしようとするものです。
ガードするものは、食べ物やおもちゃなどに限りません。
犬が普段生活している「エリア」、犬に取って重要な「人」など、犬が「自分の物」と思っている物がすべて対象になります。
飼い主さんやお気に入りのソファなども同様です。

そんな勘違いをさせないためには、日常的に犬が生活するスペースを制限して、いい方は悪いかも知れませんが、いろいろな行動を許可制にすることです。

例えば、「ソファに乗ってもいい?」とお伺いを立ててくれるくらい。
そうでないと、「今ボクがソファでくつろいでいるから、他の人は勝手に使うなよ。」という思考が当たり前になってしまうからです。

犬にとって安心できる安全なスペースを提供することは問題ありませんが、犬に家をすべて明け渡してしまうことはお勧めできません。

明け渡されても、どの犬もリソースガーディングが出るわけではありませんが、リスク管理は重要です。

あとから、こんなはずじゃなかったとならないように、愛犬と話し合って折り合いをつけていかれるといいですね。


さて、我が家のアシスタントは私のベッドで寝ています。
と言っても足元の方ですが、寝返りを打っても特にどかないし、寝ぼけて蹴ってしまっても怒りません。
暑くなれば勝手に下りて自分のハウスに行って寝ています。

一方ベッドが狭いこともあり、見習いはベッドに乗せていません。
アシスタントが乗っているのを見て、小さいころは自分も乗ろうとしていましたが、ドッグベッドとハウスが用意してあるので、そっちで寝るように言い続けていたら、そういうものだと理解し、一度もベッドに乗ってきたことはありません。

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習慣を変えることは時間がかかりますが、初めからそういうものだと教えておくと、お互いストレスが軽減されますね。

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2024年5月27日 (月)

行動を教えるときは細かいステップで。

ドッグダンスのトリックでは、ハンドラ―と犬とが視線を合わせない位置関係にいることがよくあります。
オビディエンス競技においても、基本的にはヒールワークでは視線を合わせません。
ヒールワーク中犬を見てしまうとペナルティになります。
どんなサイズの犬であっても、ハンドラ―が犬を見ようとするとどうしても首を動かすことになり、体符と取られてしまうからです。

ドッグダンスでは視線をあわせても問題になりませんが、視線を合わせないで動くムーヴやトリックは評価が高くなります。
難易度が高いからです。


今見習いに前々ポジション(ハンドラーの前で犬がハンドラ―と同じように前を向いているポジション)を教えています。
実は前回のドッグダンスイベントで見習いとグループダンスを踊りましたが、その最初のポージングが前々ポジションでした。
しかし、次のキューが出る前に動き出してしまい、振り付けがグダグダになってしまいました。
ということで、見習いのポジション強化練習。

初めは見習いに伏せてもらい、私がその後ろに立っている状態に馴らしました。

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その時、見習いの顔が前方を向いているように教えていきます。
顔が前を向いているときにクリッカーを鳴らしながら、褒めてトリーツを渡していきます。

202405272

今ここで教えたいことは、前々ポジションで前を向いていること。

この意味がわかったら、「フセ」以外の姿勢でも出来るようにすること。
前々ポジションに自分から入れるようにすること。
前々ポジションのまま前進すること。などなど、いろいろ広げていきますが、最初から全部は出来ないので、ひとつずつ教えることが大事ですね。

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2024年5月26日 (日)

犬と遊ぶ

仕事でクライアントさんのお宅を訪問するとき、必ずお聞きするのが、「いつも〇〇ちゃんとどうやって遊んでいますか?」というもの。

以前は、「遊ぶ」という概念すらなかった方が多かったのですが、最近はいろいろ工夫して遊んでいらっしゃいます。

実はかくいう私も、40年近く前に一緒に暮らした大型犬と特に「遊ぶ」ということをしたことがありませんでしたが、ボーダー・コリーを初めて迎えてからは、犬と遊ぶことはなんと楽しいことなのかと知った次第です。

犬たちは本来勝手に遊びます。
犬たちにとっておもしろいものはみんな遊びになりますが、人にとって許容できるものと出来ないものがあるのと、出来れば一人遊びだけではなく、人と一緒に遊ぶことで人とのコミュニケーションが深まればお互いをよく知るきっかけにもなるので、「一緒に遊ぶ遊び」がおすすめです。

そのためには、押しつけにならず、犬が自ら興味を持って参加できるようにサポートしていくことが大事ですね。


さて、今日午前中のレッスンでは、Yさんが初めてのおもちゃで私と遊んでくれました。

202405261

おもちゃを出してくれたらまたすぐ渡すことで、Yさんのリソースガーディングが出づらい状況にしていきます。
遊びを終わらせるときも工夫が必要です。

午後のレッスンではお子様たちが初めて参加してくださったので、遊んでいるとよく噛まれるとおっしゃっていた息子さんとの遊びを観察。

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どうやれば楽しい遊びが持続できるのか。そんなところをアドバイスさせていただきました。

犬が「もっと遊んで♪」と来てくれる関係になれるといいですね。

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2024年5月25日 (土)

2024年9月WanByWan主催3Daysイベントのご案内

2024920日(金)から22日(土)まで恒例のWanByWan 3Daysイベント開催します。
詳細は以下の通りです。

①9
20日(金)ワークショップ
②9
21日(土)第14回ドッグダンスリハーサルショウ
③9
22日(日)WCRL規定ラリーオビディエンストライアル

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🍀9
月20日(金)ワークショップ

概要:ドッグスポーツを成功に導くドッグトレーニングメソッド
愛犬とドッグスポーツを楽しむためには、愛犬にハンドラー(飼い主)との作業を楽しんでもらうための関係性づくりから、愛犬に行動を伝える技術、メンタルも含め愛犬をサポートしていくためのハンドラ―のスキルが不可欠です。
以下のような課題をベースにグループワークショップ中で、今後のレベルアップのためのヒントをお持ち帰りください。

・犬の作業意欲(集中力)をあげる
・犬のスキルをあげる
・ハンドラ―のスキルをあげる
etc

募集組数:15ペア 
参加費:11,000
見学(若干):5,500

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🍀 9月21日(土)ドッグダンスリハーサルショウ

2
タイプ(6分間・10分間)の持ち時間を自由に使って練習及び演技ができます。
時間内であればルーティンを踊られてもパーツの練習をされても構いません。
音楽をかけながら馴致したり遊んでいただいても構いません。
持ち時間をご自由にお使いください。(持ち時間全てを利用される必要はありません。愛犬の状態を確認しながらご利用下さい)
お一人で多数枠にエントリーされても構いません。
ドッグダンスのカテゴリーは、FS(フリースタイル)・HTM(ヒールワークトゥミュージック)・その他です。
FS
およびHTMFCIルールでコメントさせていただきます。

定員:50ペア
コメントあり、表彰あり。
リンクスペース:約20m(横)x18m(奥行)
ルーティンタイム:4分以内
ビデオコンペなどに利用されることも可能
モチベーターの利用可。

参加費:6,000円(持ち時間6分)、10,000円(持ち時間10分)

コメンテイター:
WanByWan
代表:三井惇
CPDT-KA
ドッグトレーナー、JKC公認訓練士
2016
年ドッグダンスの解説本「ニコルとドッグダンス」を出版


🍀 9
月22日(日)WCRL規定ラリーオビディエンストライアル

WCRL
規定の正式競技です。
クラス:Level 1A1B2A2B3A3B、ベテランA、ベテランB

参加費:6,000
WCRL
登録費:6,500円(登録はご自身でWCRLのホームページから行うことも可能です。犬の登録が出来ていないと、競技結果が反映されません。)

ジャッジ:
川端千賀子氏(WCRL公認ジャッジ)
三井 惇 (WCRL 公認ジャッジ)

202405252

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ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンストライアルの参加費のほかに、woofの施設利用料金と弁当代が別途かかります。(ドッグラン内に個人的に飲食物を持ち込むことはできませんので、ご参加の方はお弁当をご注文下さい)
参加人数が最低人数を超えた場合はwoofの施設利用料金が団体割引の対象となる場合もあります。
※woof
にご宿泊の場合はご自身でご予約ください。
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🍀
お申し込み方法
下記の内容をそれぞれご入力のうえ、メールでお申し込みください。

【件名】WBWイベント申し込み

お申込み開始:2024615日(土)20:00
お申込み締切:2024831日(土) 
定員になった場合、締切日より早く締め切る可能性があります。 

ワークショップ 参加・見学(どちらか残してください)
1.
参加者のお名前(フリガナ)
2.
参加の場合のパートナーの名前(フリガナ)
3.
参加犬の犬種・性別・年齢
4.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス)
5.
お弁当の数
6.woof
ご入場者数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
7.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
8.
参加者のご住所とお電話番号
9.現在愛犬とドッグスポーツを楽しむために、抱えている問題があればご記入下さい。

リハーサルショウ
1.
エントリーのご希望
6分タイプ(FSHTM/その他)
10分タイプ(FSHTM/その他)
FS
あるいはHTMのカテゴリー分けをされている場合はFCI規定に沿ってコメントさせていただきます。
2.
ハンドラーのお名前(フリガナ)
3.
パートナーのお名前(フリガナ) 犬種 性別 年齢(開催時)
4.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス) 
5.
曲名(フリガナ)および 曲の長さ (決まっている場合)
6.
お弁当の数
7.woof
ご入場者数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
8.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
9.
参加者のご住所とご連絡先

◆WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
WCRL
あるいはUSDAA登録:
済んでいる(犬の登録番号:      )
済んでいない:同時登録を希望する(6,500円) / 自分でする
2.
ハンドラー名(漢字/アルファベット):
3.
パートナーの名前(アルファベット)
4.
犬種および性別:
5.
犬の生年月日:
6.
犬の体高(肩の位置で):
7.
参加クラス:
LEVEL1A
LEVEL1BLEVEL2ALEVEL2BLEVEL3ALEVEL3B、ベテランA、ベテランB
参加クラスについては詳細をご確認の上、対象クラスのみ残してください。
8.
参加者のご住所ご連絡先:
9.
課目修正申請がある場合は以下にお書きください。
例:ハードルの高さを〇〇センチにしてほしい。
10.
お弁当の数
11.woof
ご入場者数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
12.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬

<リハーサルショウのルール>
・リンクに入りましたら音響チェックをお願いします。
・小道具の設置・撤去は持ち時間に含まれます(場合によって残り時間をご案内します)
・音楽のスタートは、手をあげて合図してください。
・パートナーは首輪(1つ)以外は禁止(皮膚トラブルや寒さ対策等の目的での衣類着用は可、受付時にお伝えください)
・リンク内での排泄を防止するため、出来る限り演技前に排泄を済ませるようにお願いします。万が一排泄してしまった場合は速やかに清掃いたしますが、清掃時間は持ち時間に含まれる場合があります。
・リハーサルショウの見学は自由ですので、ご同伴者もインドアドッグランに入場可能です。ただし、お弁当や団体割引のためにはお名前等のお申し出が必要です。

<イベント中禁止事項>
・チョークチェーン、スパイクチェーンの使用
・ドッグダンス演技中パートナーに振付以外で触ること。(演技以外で褒めたりするのは構いません)
・パートナーの動きを強制したり、パートナーを罵倒するなどの行為。

<一般注意事項>
ドッグダンスの曲は編集の上当日CDでご持参ください。必ず複数の音源で再生できるかどうかの確認をお願いします。
ヒート中の犬・または終了して2週間以内の犬はwoofの規定上ご参加ができません。
お申込み受付後にヒートや体調不良で該当犬が参加出来ない場合、犬を替えての参加は可能です。
お申込みメール受信後はキャンセルフィが発生しますが、ご都合が悪くなった場合はお早めにご連絡下さい。
キャンセル時のwoofの施設利用料金はかかりませんが、宿泊に関しましてはwoofの規定でキャンセルフィがかかる場合がありますのでご確認ください。
荒天等で開催が不可能となった場合は必要経費を除いて一部返金できる場合があります。
演技中の写真および動画の撮影は演技者の許可を得てから行ってください。
イベント中の写真はブログやSNSなどに掲載させて頂く場合があることをご了承ください。
他の参加者の演技中に過度の吠えなどがある場合はご退場頂く場合があります。
会場内での犬の待機はクレート内でお願いします。
会場内での、犬同士、参加者同士のトラブルは、当事者で話し合いのうえ、双方の責任のもと解決してください。主催者は責任を負いません。
当日の欠席連絡はmitsuiアットマークwanbywan.comまでお願いします。
ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンスは参加者が催行最低人数に達しない場合は、開催を中止する場合があります。その場合は事前にお知らせします。

ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンスのお申し込み先:
info
アットマークwanbywan.com(アットマークを@に変えてください)

皆様のご参加心よりお待ちしております。

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2024年5月24日 (金)

練習は端折らない

以前、日常の散歩は練習ではなく本番だと書きました。
つまり、散歩中に遭遇する様々な物やことに過剰に反応してしまう犬の場合、散歩に出るたびに何が出てくるかわからないので、ハンドラ―も犬も緊張してしまい、練習ではなく本番が続いている状態になるということです。

では、練習はどうやればいいのかと言うと、ある程度コントロールできる環境下で、遭遇の刺激を低く設定して少しずつ馴らしていくという方法が必要になります。

もちろん、場合によっては洪水法(Flooding)と言うのもありますが、基本的にはリスクが高いのでほとんどやりません。

特に犬に対して過剰反応する犬の場合は、わざわざダミー犬(犬に過剰反応しないデモ犬)を使って、他犬がいることに過剰に反応しなくてもいられるような気持ちづくりをするという方法(BAT:Behavior Adjustment Treatment)も推奨されていますが、なかなか都会の街中では設定するのが難しいのが現状です。
そこで、私は広い公園内に設置されたドッグランの周りなどを使って練習したりしています。

さて、今日はシッティング中のHさんと、朝の駅前で社会化練習を行いました。

202405241

道端で他犬と遭遇すると、なかなか平常心でスルー出来ないHさん。
今回の場所は、通路から少し離れた商業施設前のオープンスペース。
犬もたまにしか通らないのですが、今日は30分間に9頭通過。

Hさんは食べることが好きなので、犬が視界に入るとトリーツが出ると刷り込むことから始めています。
吠えるよりトリーツをもらった方がいいと学習するまで続けていかなければいけません。
一度ついてしまった習慣を治すのは、その習慣を続けてきた期間よりも何倍もかかることもあります。
根気は不可欠ですね。

同様に今朝の見習いは、いつも練習するエリアに行っても、興奮しないで休んでいる練習。

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因みに私は見習いに何のキューも出していません。
ただ、ボーッと座っているだけですが、見習いは練習したくて仕方が無いので、私への集中がなかなか外れません。

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しばらくして、ようやく自分のペースで周囲を確認するようになりました。

オンとオフを理解してもらうためにはこういう時間も大事ですね。

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2024年5月23日 (木)

客観的に観ることの重要性

仕事柄、クライアントさんとその愛犬たちの様子を拝見して、いろいろアドバイスさせていただいていますが、実際自分の動きはどうなんだろうと、自分の練習風景を自撮りして確認するようにしています。

犬を見ないで作業することが多いので、もともとは犬の動きがちゃんと出来ているのかの確認でしたが、あるとき自分の姿勢も気になりはじめ、出来るだけニュートラルな姿勢でいる練習のためにも録画しているわけです。
しかし、時には自分の動画を観ながら、「今褒めるときでしょ!」と口走ってしまったり、「いつまでそれやってるの?」と呟いてみたりと、いろいろ思うところがあります。

アシスタントや見習いとワークショップやセミナーに参加するのも同様です。
客観的に観てもらうことがとても重要だからです。
出来ていると思っていたら、そうでなかったというのはよくあることです。

プロだから出来て当たり前。と言われてしまえばそれまでですが、なかなか自分の動きを客観的に観るのは難しいもの。
さらに犬が変われば教え方も変えていかなければいけないので、第三者のご意見は大変有難くいただいています。

犬の成長を妨げているのは、犬の学びの問題ではなく、ハンドラ―が自分の犬のレベルをきちんと把握できていないことから始まります。
そういう意味でも、他人に指摘してもらえるのは大変有難いこと。

昨日も書きましたが、「家では出来るのに、外では出来ない。」と言うのは、ある意味犬の問題と言うよりも、ハンドラ―側の認識不足によるサポート不足とも言えます。

何が出来て何が出来ないのか。
何を理解していて、何がまだわかっていないのか。
きちんと犬を観ることが重要ですね。

さて、今日は練習前にウォーミングアップで犬たちと遊びました。

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※この遊びではオモチャは使っていません。私が走って犬が追いかけたり、逆転したりしながら遊んでいます。

いつもの練習場所であれば、ウォーミングアップが無くても、すぐトレーニングモードに入ってくれる犬たちですが、そもそもトレーニングも犬にとっては遊びの一環。
楽しい気持ちからスタートしてみました。

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2024年5月22日 (水)

なんで出来ないの?

ちゃんと教えたはずなのに、キューを出してもやってくれない。
じゃぁ、オヤツを見せたら?
やっぱり、やってくれない。
なんで?

そんな時は、周りの環境をよく観てみましょう。

気になるものがあると、犬も「心ここにあらず」となるわけで、お願いしてもやってくれないことはよくある話です。
特にオヤツがあっても出来ないときは、オヤツが刺激に負けてしまっているからです。
強い刺激はオヤツも叶わないときがあります。

よくある話は、「家では出来るのに、外では出来ない。」というもの。

家の中は気になるものが無い馴れた場所なので、ちゃんと飼い主の声が耳に入るものの、散歩の途中など外だと全然やってくれないというもの。

いつでも、どこでも、飼い主の声が耳に届く練習をしておくといいでしょう。

さて、今日の朝練は子供たちがサッカーをやっている運動場の横。
子供の声やボールの音は全く気にしない見習いですが、子供たちが学校に行った後に入ってきた犬には反応マックス。

気になるものには、好きなものと嫌いなもの両方あります。
今日の見習の場合は、好きなもの。

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特にディスクを追いかけて走っている犬は見習いにとっては大好物。

そんな環境でも、落ち着いて作業ができるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうですね。

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2024年5月21日 (火)

「こらっ!」と叱る前に

我が家の犬たち、あまり叱るというシチュエーションがありません。
ただ、「叱る」というのがどういうレベルなのかは、家庭ごとに違うので何とも言えませんが、一般的に言われているような叱り方はしていないということです。

つまり、悪戯をしたから、トイレを失敗したから、甘噛みをしたから、おもちゃを取ろうとしたらちょっと「ウゥッ」と言ってみたという犬たちを相手に、身体を持ち上げてひっくり返して、グーの根も出ないほど、抑えつけたり、マズルを掴んで「キャン」と言うまで強く握るといったことです。

ではどうするのか。
「ふ~ん、そんなことするんだ」と行動を観察しながら、そのような状況が起こらないような環境設定を考えたり、それでも変なことをしてしまうときは、「それは違うよね。」と伝えるとともに、どうしたらいいのか考えてもらうようにしています。

もちろん命に関わるような場合は「危ない!」と多少きつめに言葉を発することはありますが、体罰は一切ありません。

いずれにしても、犬の行動自体が、人間とは違う思考回路で動いているので、それを理解して予防策を取ることで、叱るシチュエーションは大分減らすことが出来るというわけです。

例えば「吠える」。
一般的に「無駄吠え」と言われてしまいますが、犬の吠えは意味があって無駄に吠えているわけではありません。
もちろん、反射的に声がでることもあります。
人間で言うところの、「あ!びっくりした!」などです。

理由はどんなときでしょうか。
・たいくつしているとき。
・興奮しているとき。
・恐怖を感じたとき。
・警戒しているとき。
・環境が変化したとき。
・他犬が視界に入ったとき。
などなど様々です。

理由がある場合には、その理由を無くすか、吠えない方がいいということを教えていくのがいわゆる報酬ベースのトレーニングです。
吠えたからといって体罰を与えるものではありません。

何かを追いかける行動は、そもそも犬が生まれ持った狩猟本能です。
追いかけて欲しくないものは、追いかけ行動が出る前から馴らしていくことで出さなくすることもできますし、追いかけてもいいもの(おもちゃなど)で代用することで、人との遊びを優先的にやってくれるようになります。

人生のパートナーであり、可愛い子供であり、可愛い犬である犬たちは、やっぱり犬であるということを忘れてはいけません。
人の気持ちを一方的に押し付けてはいけませんね。

さて、アシスタントと見習いは前肢を触られるのはあまりお好きでは無いので、お手お代わりを教えるときは前肢を握らないで、私の手の平に乗せるように教えました。
掴まれるのは誰でもあまり好きではありませんね。
そもそも、お手やお代わりを教える意義がどこにあるのかと言われれば、ウチの場合は足を拭くときや、ダンスのトリックとして使うときです。
そうでなければ、別に必須のトレーニングではありませんので、その辺りも無理強いしないように。

今日は見習いに立止の状態で前肢をあげる練習。

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手のひらが無いとまだまだ上げてくれませんが、無くてもあげられるように少しずつ教えていきます。

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2024年5月20日 (月)

筋力アップは犬も大事

今日は見習いのバランスエクセサイズの日でした。

もともと跳躍力がある体形を兼ね備えた見習いは、何も言わなくても跳べる筋力を持ち合わせていますが、逆に内転筋が無いので、安定感がありません。
ただでさえ後肢が長いワーキングタイプの体形は、走ったり跳んだりする能力には長けていますが、制動性が弱点とも言えます。

内転筋は黙っていても増えるわけでは無いので、どうしてもサポートしていく必要があります。
人間のように、意識して腹筋を鍛えたりすることが出来ないので当然ですね。

202405201

というわけで、今日も先生に教わりながら頑張る見習いですが、いつもは先生とお話をしていると、急に席を立っておもちゃ箱に走って行くのを見越されたのか、今日はおもちゃが片づけてありました。
それでも、何度かいつもある場所に見に行っては残念そうに戻ってくる見習い。

真面目にやりましょうね。

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2024年5月19日 (日)

犬に必要な心地いい疲労感とは。

「疲れた犬はいい犬」という海外のことわざがあります。
つまり、十分な疲労感を感じて、心も体も満たされた犬は落ち着いてぐっすり寝てくれるから、飼い主にとっても嬉しいということです。

家の中で大暴れしたり、悪戯をさせないためには疲れさせればいいと言うことになるわけですが、実は単に体を使わせるだけでは足りません。
頭を使ってもらうことも重要です。

プライベートレッスンにお伺いして、ご愛犬のトレーニングを行う場合、間に飼い主様とお話する時間も取っていても、レッスンが終わるころには、自分からハウスでぐっすりということがよくあります。

外から他人(私)が来ていろいろお願いされたり、頭を使ったりすることが、犬を適度に疲れさせる結果になるわけですね。

子犬はそもそも元気ですが、犬種によって、あるいは個体によって、その元気度は違います。
子犬が大人しかったら病気を疑った方がいいくらいですから、元気があるのはいい証拠。

しかし、むやみに家の中を荒らされないためには、きちんと子犬と向き合って、人と一緒に遊ぶ楽しさ、学ぶ楽しさを教えていくことが長い目で見たときに重要になってきます。

よく、元気が良すぎるからと、ボールを投げて犬に取って来させるマシンのようになっている人がいます。
犬は喜んで取りに行きますが、投げられたものを全速力で追いかけていくのはある意味「強制」されている状態とも言えます。
犬は「追いかけて行かないではいられない気持ち」になるからです。
子犬はまだ体が出来ていないので、やりすぎは禁物ですね。

また、犬とのお出かけは楽しいものですが、いろいろなところに連れて行けば多くの刺激を受けて犬も疲れてしまうことがあります。
疲れて寝てしまっていると、ついつい「いい犬」と勘違いしてしまいますが、心地よい疲労感と、ぐったりした疲労は違うので、あまり負荷をかけ過ぎないことも大事です。
犬も毎日連れ出されれば、疲れから免疫が下がってお腹の調子が悪くなることもあるでしょう。
注意が必要ですね。

要は飼主との関係性を深めながら楽しい時間を過ごすことがポイントです。
そのためには、ボールなどのオモチャを好きになるだけでなく、オモチャを介して飼い主と遊ぶことが楽しいと思ってもらえることが不可欠です。

以前我が家でお預かりした子犬のNちゃん。
海外のオーナー様の元に旅立つ前に、遊びと基本のキューを覚えてもらったのですが、オモチャの引っ張りっこを楽しんでくれると共に、自分からオモチャを私のところに持ってきてくれるほど遊び好きになってくれました。

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犬種やサイズは関係なく、人との遊びを楽しめる犬に育ってくれると嬉しいですね。

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«犬暮らしのリスクとその対処法