鉄は熱いうちに打て。
「愛犬の日々のトレーニングはどれくらいやればいいのでしょうか。」というご質問をよくいただきます。
「お散歩は一回どれくらいいけばいいのでしょうか。」という質問とよく似ていて、どの犬にも共通の正解はありません。
なぜかというと、トレーニングの内容や犬の状態によって異なるからです。
例えば、犬がほとんど理解している内容(課題)であれば、リマインドしながら、その行動が定着するように教えていくため、あまり長くやりすぎない方がいい場合があります。
簡単すぎて、犬が飽きてしまうこともあるからです。
しかし、新しいことを教えようとすれば、当然行動すべてを通して一度に教えることはできないので、パーツごとに犬に理解させていく工程が必要になります。
新しいことは犬も不慣れなので、すぐに正解が出るとは限らないため、細かいステップで教えていきます。
youtubeにあがっている「持来の導入」👇でもわかるように、
細かいステップで「あってるよ」と伝えながら教えていきますが、あまり短い時間でやめてしまうと、流れが切れてしまうことがあるので、考える時間をあげながらサポートしていくことも大事です。
犬が「これ?」「これであってる?」という状態になるまで、途中で短いブレイクタイムを入れても、続けていく方が理解が早まることがあります。
つまり、トレーニングの時間は、犬の状態に合わせて決めることが重要。
一日何分とか何十分とかではなく、続けるべきかどうかは犬を見て判断していきましょう。
さて、今日はドッグダンスのグループレッスン。
Nさんはフロントポジション強化中。
フロントポジションの意味が理解できれば、次はサイドステップやピボットターン、遠隔作業にも繋がっていきます。
今日はフロントポジションからサイドステップのキュー付け。
理解し始めた時は流れを切らないこと。
そして、頭がいっぱいにならないうちにブレイクタイムを入れます。
焦らず、犬の状態を見ながら進めていきましょう。
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