嫌なことは無理やりやらない
犬にとって人との共同生活ではいろいろ嫌なことが起こります。
爪切り、歯磨き、ブラッシングにトリミングと、犬たちにとってはどうでもいいことを人は頑張ってやろうとします。
それは「あなたのためだから」というところから来るのですが、犬にとってはどうでもいい。
出来ればやってほしくない。と思っている犬は少なくありません。
そんなに好きではないことでも、嫌がらずにやらせてもらうには、力づくの「強制」では出来ません。
なぜなら、最初はなんとか成功しても、次回は犬が学習して逃げてしまったり、捕まえられても嫌がって、唸ったり噛んだりする可能性が高くなるからです。
小型犬であれば、抱っこで動きを封じることも可能ですが、中・大型犬になるとそうはいきません。
犬が「イヤ」という気持ちにならないようにやらせてもらうために、様々なハズバンダリーケアの方法があります。
ひとつは「チンレスト(顎のせ)」と言うもので、犬が人間の膝の上やテーブルや椅子の上などに顎をのせている間は「触ってもいい」というサインとして、様々なお手入れをさせてもらうという方法があります。
しかし、チンレストを教えるにはそれなりに時間がかかるので、子犬の場合は子犬の好きなこととセットしてあげるのも一つです。
今日は生後3ヵ月のK君のプライベートレッスンで爪切り。
右半分は前回やらせてくれたので、今日は左半分。
ペースト系のおやつをなめてもらっている間にサッと済ませます。
犬も人もストレスが軽減できるといいですね。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
最近のコメント