2022年11月30日 (水)

ディストラクションの質は重要です。

子犬の社会化の中においては、ある程度子犬に抵抗力を与えるための負荷(ストレス)は不可欠です。
つまり、過保護になり過ぎては、子犬は自力で解決する能力を身に着けることが出来ないからです。

こういった負荷のひとつにディストラクションがあります。
ディストラクションとは気持ちを散らすもの。
社会にはいろいろ子犬にとって好奇心をそそる物がたくさんありますが、同時に怖いと思うものもあります。
そんな環境に少しずつ晒してあげることで、抵抗力が付いてきて、最終的には気にしなくてもいいと子犬が学習してくれればいいのです。

しかし、犬が耐えられないレベルのディストラクションは逆効果です。

例えば、犬が苦手な犬に、犬を気にしなくても大丈夫だよと伝えていく中で、いきなりドッグランに連れて行くのはNGです。
ヘビが苦手なインディー・ジョーンズがヘビの穴に落ちるようなもの。

最初は距離を取って、犬も1頭か2頭程度で。と子犬の状態に合わせた環境設定をするのですが、例え1頭であっても、怖がる犬に突撃してくるタイプの犬ではやはりうまくいきません。

犬を気にしない、落ち着いた犬で、怖がる犬が自分から恐る恐る近づいても知らん顔出来るぐらいのレベルの犬が必要です。
難しいですね。

さて、今日は見習い2号の朝練中に、見知った犬が立ちよってくれました。
そして、わざわざ傍でじっと見ていてくれました。
よくできたワンコさんです。

おかげで2号は私への集中を切らすことなく、トレーニングが続けられ、存在に気づいても、チラッと見るだけで突撃することはありませんでした。

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ディストラクショントレーニングは愛犬の経験値をあげるためには不可欠ですが、そんな練習に付き合ってくれるレベルのワンコさんにお願いしないと、ネガティブな経験ができてしまうので注意が必要です。

そういうお友達がいないときは、ドッグランのフェンスの外などを利用すると、安全が確保できで安心ですね。

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2022年11月29日 (火)

クレートはリラックスできる場所

先ほど放映していた動物番組の中で、タレント犬の映画出演に向けての涙ぐましいトレーニングの様子を見ることが出来ました。

犬に新しい行動を教えることについては沢山書いていますが、目標があって教えなければいけない場合は、最終的にはハンドラーのキューを聞いて、犬が進んで行動を取るようにならなければ、目標の場面でその行動が発揮できるかどうかはわかりません。
つまり、犬にとって辛いトレーニングであれば、犬は行動自体を嫌悪刺激と感じて避けようとするからです。

番組の中でも、担当トレーナーはその点を強く語っていて、小さいステップを少しずつ積み重ねて成功できるようにトレーニングしてきたと言っていました。

そして、もう一つ大事なことは、多くの練習を重ねて出来るようになったとしても、撮影本番の周囲の環境は、日常の練習場所とは全く異なるために、いつも通りに出来るとは限らないということ。

これはどんなドッグスポーツにも共通することですね。
練習場所は馴れたところであり、周囲の人の数なども限られていますが、競技会ともなれば周囲の状況は全く異なるため、犬が環境刺激に負けてしまえば、普段出来ていることも出来なくなる可能性があるということ。

犬たちの頑張りの成果がでるよう、ハンドラーのサポートは欠かせませんね。

さて、今日の練習会に参加したS君。
クレート待機中、ずっと母を後ろから見ていて、休息をとることがありません。
もちろん、途中で「出たいな~。」というアピールも入るので、静かに待っていることをいつも伝えています。

そんなS君、今日はママがクレートを忘れてしまったので、普段車に乗せるときのクレートを持っていらっしゃいました。
すると、前半はいつも通りママを見張っていましたが、後半なんと中で寝ているではありませんか。

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少しずつ、こんなことが増えていくと、オンとオフが出来て、練習の成果もあがりそうですね。

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2022年11月28日 (月)

教え方はひとつではありませんが・・・。

犬も人と同じで個体により性格は違います。
ものの理解の仕方や学習速度も個々に違うので、他の子と全く同じ方法でうまく行くとは限りません。
そこで、個々に合わせた教え方が必要になるわけです。

それは、犬を取り巻く環境のマネジメントだったり、教え方の手法だったりしますが、共通して言えることは、犬に苦痛を与えない方法であるということ。

例えば体罰を与えることで、その行動を減らす手法は手法としては存在しますが、実際は使いません。

昔観た映画の一場面に、小学生ぐらいの生徒が先生の言うことを聞かなかったからと、立たされたあと、手のひらを物差しで打つシーンがありました。
痛いです。
痛い思いは二度としたくないから、その子は恐らく次にやるときは考えるでしょうし、場合によっては、先生にみつからないようにやるかもしれません。
そして、その生徒は多分その先生のことは好きにはならないでしょう。

飼い主と犬の関係は様々ですが、犬はバカではないので、嫌なことをする人間に対して、無防備に近寄ることはありません。
でも、呼ばれれば、耳を横にしながら、「お願いだから嫌なことはしないでね。」と姿勢を低くして挨拶をしにいくでしょう。

いわゆる力で抑えると、言うことを聞く犬になるかもしれませんが、気が付くと隣で寝そべっているような犬にはならない可能性があります。

痛い思いをさせなくても、気持ちが伝わるよう、人間が努力することが重要なポイントですね。

さて、今日はH君のオンラインレッスンがありました。

周りに知らない子がいても、ハンドラーへの集中力が切れないH君。

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見習い2号がなぜか真面目に画面を観ていましたが、さすがに画面上からだとちゃんと学べないかもしれませんね。

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2022年11月27日 (日)

噛みたい気持ちはどう切り替える?

今日は、もうすぐ生後4か月になるパピーさんのカウンセリングがありました。

お悩みの内容のメインは「噛みぐせ」だそうでした。
そこで、サークルの中に入って頂き、現状観察。
確かに足を狙って噛みに来ています。
恐らく痛いので、室内履きを履かれていますが、噛むパワーはますますエスカレートしていきそうです。

そこで、私もサークルに入れていただいたところ、最初はこの侵入者に対して、匂い嗅ぎに忙しくて噛むどころではありませんでしたが、床に座ってみると、足やら手やらにカプカプきます。
確かに歯が尖っていて痛いですね。

噛みたい気持ちにはいろいろな意味があります。
でも、その中に憎らしくて噛むという理由はありません。

お話を聞くと、興奮するとさらにヒートアップしてしまうとのことでしたので、基本は興奮させないように接するようにお願いしました。

体は小さくても、一応猟犬の血が流れているOさん。
避けようと動いたり、声を荒げればますます大興奮。

そこで、まず大好きなフードを手の中に握ってみると、フードが欲しくてカプカプが始まりました。
食欲があるのはいいこと。

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カプカプされても握った手を開かずに待っていたら、一瞬噛まないときがあったので、すぐに手を開いて「お利口さん!」と言いながらフードを一粒。

その後も同様のことを何度も繰り返していたところ、ちょっと噛んでも自分から一歩下がって伏せて待つようになり、最後は噛まずに伏せて待つようになりました。

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一生懸命考えた行動でしょう。
「すごいね~」と褒めてフードを何粒かあげます。

噛んでも欲しいものが手に入らないと理解したOさん。
もちろん、この行動がすぐ身につくわけではありません。
日々の繰り返しの中で、少しずつ学習していくはずです。

お勉強が終わった後は、大好きなロープで遊びます。

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ロープ遊びのときも、ロープだけでなく、手や洋服も噛むそうなので、噛み始めたら動きを止めて、ロープだけを動かすようにしていたら、手を狙う頻度が減ってきました。

少しずつ学んでいって欲しいですね。

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2022年11月26日 (土)

犬に安心と安全を提供する

JAPDT主催のカンファレンスは今日も続いています。
ちょっとバタバタしてしまい、ところどころ生で見られていない部分もありますが、アーカイブになってからゆっくり見直すことにしましょう。

昨日お話ししたLaura Monaco Torelli氏の動画の中に、ひとつのケージの中にいる野生動物に対し、別々(距離を取って)に食事を与える場面がありました。

食べ物がからむといろいろ問題が起きるのは人間社会でもあること。
動物の世界にだってある話です。
特に多頭飼いの場合、速く食べてしまった子が、遅い子のごはんを横取りするということは少なくありません。
横取りされまいとすれば、当然そこには喧騒が生じます。
そうならないための策を考えるのも、管理する側の責任でしょう。

我が家の初代ボーダー・コリーの母子の話しですが、家の間取りの問題もありますが、母は単独のフードボウル、娘と息子は2つ並べられるフードボウルスタンドで当初は何事も無く食べていました。
しかし、ある時、息子の方が早く食べ終わってしまったあとに、娘の方に顔を突っ込んで喧嘩になりそうになりました。

以来、娘の方はボウルが並べてあると落ち着いて食べられないので、食器に近づくのを嫌がるようになりました。
そこで、2個のフードボウルの間に、今のご時世に見られる衝立を置くことで視線を遮ったところ、2頭一緒にまた食べられるようになったのです。

もちろん娘の方はさっさと食べ終わると、そっと後ろに下がってからその場を離れるという彼女なりの方法を学んだようです。

兄弟姉妹であっても起こるのですから、普通の多頭飼いであれば起きても不思議はありません。
心の広い犬ばかりではないからです。

見習い1号と2号は各々ハウスで食べる習慣を付けました。
お互い安心して食べています。

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ハウスと言う環境自体が安心できる場所とすでに理解していることもあり、お互い急ぐことも無く、自分のペースでごはんが食べられているので、問題も起こりません。

食事一つとっても、安心できる環境で食べさせてあげると、早食い防止にもなりますね。

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2022年11月25日 (金)

ハズバンダリーケア

今日からJAPDT主催のカンファレンスが始まりました。
このカンファレンスは、かれこれ15年ぐらい前でしょうか、初代ボーダー・コリーがデモ犬として参加したのがきっかけです。

毎年とても有意義な講義が聴けるので楽しみにしていますが、コロナ禍の影響で、今年もネット配信になりました。

今回3日間を通じてシカゴのAnimal Behavior Training Conceptsの創設者Laura Monaco Torelli氏の講義があります。
Lauraさんが2019年に来日されたとき、「ハズバンダリーケア」についてのセミナー・ワークショップにアシスタントと見習い1号と共に参加しました。

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実際にハズバンダリーケアを見ることで、多くのことを学べた二日間でした。

あれから3年、気持ちを新たにLauraさんの講義を聴きながら、ますます犬をよく観察することの重要性を感じました。

さて、我が家の見習い1号が2年前に撮った動画がこちら👇です。


1号はパピーの頃のトラウマから、獣医師の診察が苦手です。
病院にも入り、自分から診察台にも上れるのですが、触診直前に緊張が走ります。

そんなこともあり、Lauraさんから教わった「チンレスト」だけでなく、診察する側の人の気持ちに配慮してマズルガードの装着にも馴らしておいた方がいいだろうと考えて行いました。

おかげで、今年無事に去勢手術も切り抜けられた1号です。

人も犬もストレスが軽減できるのであれば、ハズバンダリーケアを行うことはとても重要なことではないでしょうか。

明日以降の講義も楽しみですね。

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2022年11月24日 (木)

ドッグトレーニング:なぜ待てないのか。

訓練競技やオビディエンス競技、ドッグダンスやアジリティであっても、「動かないで待つ」ということはとても重要な課題です。

「休止」においては、「フセ」や「オスワリ」で何分間かハンドラーが視界に入っていなくても待っていなくてはならず、アジリティでは、スタートラインでハンドラーが離れて行っても、キューが出るまで走り出してはいけない。
ドッグダンスにおいても、ハンドラーと犬が離れている状態での遠隔作業では、ハンドラーの次のキューが出るまでじっとしていて欲しいものです。

どんな場合であっても、ハンドラーがそばのいれば待っていられても、ハンドラーと離れている場合は待ちづらくなります。
なぜなら、ハンドラーの元に戻りたいからです。
そして、その気持ちが講じると、ハンドラーのちょっとした動きにつられ、じっとしていられなくなるのはよくある話です。
特にハンドラーの手にオヤツなどが握られているのを知っていると、犬のハンドラーに向かう気持ちは加速します。

では、どうやって犬にじっとしていることを教えるのか。

当然離れた場所での練習はハードルが高すぎるので、初めはすぐ傍でじっとしていることを褒めていきます。
褒めるときに、マーカーとしてクリッカーを鳴らすことが出来ますが、犬によっては、クリッカーが鳴ると解除されたと勘違いして動いてしまうことがあります。
そんなときは、動かないタイミングでクリッカーを鳴らしながら、トリーツを一つずつ瞬時に与えていきます。
一つ食べても次のトリーツが出るとわかると、犬はそれを待つようになり、少しずつじっとしている時間が増えていくので、その後距離を伸ばしていきます。
もちろんその時のトリーツは待っている場所でもらうことが重要なポイントです。

さて、離れた場所に自分から行って「立って待つ」ことを学び始めた見習い2号。
家の中でやったことを、外でもやってみることにしました。

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途中で厚みのあったターゲットを少し薄くしてみました。

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それでもちゃんとターゲットを認識して、前肢をターゲットに乗せています。

この時のご褒美は、立っている2号の元に走って持って行きます。
場合によっては2号の方に投げます。

少しずつ距離を伸ばしてみたところ、途中でわからなくなったので、また短い距離からやり直し。

無理せず、少しずつですね。

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2022年11月23日 (水)

ドッグトレーニング:シェーピングを使う。

犬に新しい行動を教える方法はいくつかありますが、その中に「シェーピング(Shaping)」という方法があります。
「Shape」とは「形作る」という意味があります。
つまり、最終形に向けて、行動を形作っていくということです。

単一行動であれば、ルアーリングと言って、手に犬の好むオヤツなどを持って犬の鼻先に見せて、行動を誘発する方法がありますが、犬が自発的に取る行動を強化する「シェーピング」の方が、犬の気持ちを優先させられるので、理解が速い時もあります。

ということで、見習い2号に、前肢をターゲットに乗せるという動きを教えるのにはシェーピングを使うことにしました。

目の前にあるターゲットマットに注意を向けることから始め、前肢が2本乗るところまで前回練習をしたので、今日はディストラクションの無い家の中で、ターゲットから少し距離を取ったところで、ターゲットに自分から向かって行き、前肢を乗せて振り返る動きを強化してみました。

202211231

この行動の最終形は、10メートル以上離れた場所まで走って行って、キューを聞いたら止まって振り返るというものです。

これから先は、走っていくことや、ターゲットが無くても止まることなど、いろいろなことも教えていかなければいけませんが、まずはひとつずつですね。

さて、今月中に締切があるInformationが2つあります。

一つは、競技用・練習用ダンベルと、オビディエンス用Boxテープの御予約締切が26日です。
Box_tape01_20221123205201
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2022/11/post-57557a.html


もうひとつは12月に行われるラリーオビディエンスセミナー・練習会と翌日のトライアルの申し込みの締切が今月末です。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2022/09/post-679829.html
202209241_20221123205301

両方とも次回の募集は来年以降になりますので、お早めにお申し込み下さい。

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2022年11月22日 (火)

ドッグトレーニング:伝えることは一度にひとつ

犬に新しい行動を教えるとき、人はついついいろいろなことを同時に教えたくなるものです。

例えば、「お手」。
「お手」「おかわり」と、ついつい一緒に教えようとします。
簡単そうですが、実はそうでもありません。
左右ごっちゃになって、「とりあえずどっちかあげておこう。」となり、適当にあげてみたら、「すごい、出来たじゃないの。」と褒められたので、犬としては、とりあえずどっちかあげておけば褒められると学習します。

「オスワリ」と言えば次は「フセ」。
これも結構すぐに教えたくなるものです。

でも、足し算と引き算を同時に教えれば、恐らくどっちの記号がどっち?
と迷う子供は少なくないはず。

とりあえず、ひとつのことを集中して教えてあげましょう。
恐らくその方が正確に伝える早道でしょう。

さて、今日は世田谷でドッグダンスのグループレッスンがありました。

Nさんは、ハンドラーの足の間のポジションから一人で前進し、前を向いてじっと立っていることを勉強しています。

ハンドラーの足の間のポジション(センターポジション)は理解していて、そこから前に歩き出すこともわかっていますが、止まった時に振り返ってしまったり、動いてしまうことがあるので、とりあえず、前を向いてじっと立っている練習。

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そんな時は、送り出しの距離はなるべく短くし、前を向いてじっと立っていることに特化して練習します。

距離を伸ばすのはまた別の時に強化練習します。

同様に我が家の見習い2号は、脚側停座が大分わかってきたので、今は初めの一歩を強化中。

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美しいヒールワークを目指すには、手抜きは禁物ですね。

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2022年11月21日 (月)

「ノー!」と言わなくても、環境設定で改善出来ることは沢山あります。

犬が好ましくない行動を取った時にネガティブなことを言うより、犬が好ましくない行動を取りづらい環境設定をすれば、犬を強制したり、叱ったりする必要がないことに気づいていない人は沢山います。

愛犬といい関係を築いていくためには、ネガティブワードだらけの生活より、「お利口!」と褒めてあげるポジティブな言葉が満載の生活の方が、犬にとっても人にとってもメンタル的にはとてもいいと思います。

では、どうやればそんな生活に変えることが出来るのでしょうか。

先日こんなお話がありました。
「ダイニングテーブルの上に食べ物があると、テーブルに乗って食べてしまう。」というものです。

美味しいものがテーブルの上にあれば、犬は当然その匂いにつられてしまい、身体能力が備わっている犬であれば、テーブルに乗って目で確認した後、口で味わってみるという行動に出ます。
犬でなくても、ごはん前の子供であったとしても、「美味しそう!」とつまんでしまう気持ちを抑えることは難しいでしょう。

なのに、犬には「ダメ!」と言う。
ちょっと理不尽ですよね。

これは、犬に食べさせないことを責めているのではなく、犬の食餌以外の物で、犬にとって健康上好ましくないものを、犬の口や手の届くところに置いておくことが問題だと言っているのです。

ではどうするのか。

テーブルに乗りたいと思う気持ちを責めるのではなく、テーブルに乗れない環境に犬をおけばいいだけのことです。

例えば、ハウスやクレート、ケージなどを利用し、人間の食事時間は、犬のスペースにいてもらい、人間の食べ物が犬の口に入らないようにすればいいのです。

もちろん、人間の食べ物を犬に与えたい人は少なくないので、そういう場合は、食べていいものと悪いものの区別がつかない犬を責めない(叱らない)覚悟が必要ですし、万が一犬が健康を害するような物を口にすることがあったとすれば、管理不行き届きを反省しなければいけません。
犬は悪くないのですから。

食べ物が乗っていない時でも、テーブルに前足をかける犬はいます。
そうしないと、テーブルの上に何が乗っているか見えないからです。

そういう時はどうするのか。
テーブルから前足を下ろす「キュー」を教えればいいのです。

我が家の場合は「オフ」。
下ろしてくれたら、「おりこうさん♪」

イライラした生活を送るのか、環境設定(マネジメント)しながら、ネガティブワードを使わない生活をするのか、飼い主次第と言えるでしょう。

ただいまハウスとレーニング真っただ中のPくん。
自分から喜んでハウスに飛び込んでいきます。

202211211

環境設定は日常生活の様々な場面で必要なりますが、犬に行動を教えるトレーニングにおいても行われます。
以前ブログに書きました。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2022/10/post-2716ae.html

犬が失敗しづらい環境設定と、犬が取りやすい行動をサポートする環境設定は、犬へのストレスを軽減する共通の基本理念ですね。

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