2024年11月10日 (日)

最終日はHTMのコンペとアトラクション

埼玉北ドッグダンスクラブのイベント最終日はHTM(ヒールワークトゥミュージック)のコンペとアトラクションでした。

初日のワークショップからコンペと、3日間ドッグダンス三昧の楽しい時間を過ごしましたが、3日間通して改めて感じたのは、ドッグダンスの楽しさだけでなく難しさでした。

愛犬にポジションやムーヴ、トリックを教えることはとても楽しい時間ですし、学習の過程を見ることや、出来るようになった愛犬を見るのは達成感のあるものです。
しかし、本番の競技会で、練習したとおりの結果が得られるとは限りません。
ハンドラーが緊張することもありますし、犬が緊張していつも通りに動けないこともあります。

繰り返しの練習によって犬のスキルを上げることは当然のことですが、それでも本番でいつも通りのことができない時には様々な理由があります。

理由は個々の犬によって異なるので、個体にあわせた対処法を考える必要があります。

ドッグダンスは、通常のドッグスポーツ同様、成績や順位が付く競技会もありますが、順位などが付かないファンマッチなどもあります。
愛犬と楽しむためだけに、好きな楽曲を使って、愛犬と踊りたい。
そんなドッグダンスファンシャーも沢山います。

犬も人も楽しく踊ることが原点のドッグダンス。

極めることもひとつ。

202411101

練習はそれなりに楽しそうにやってくれるアシスタント。
なぜか競技リンクに入ると頭がいっぱいになってしまいます。
まだまだリハビリが続きそうです。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 9日 (土)

ドッグダンスコンペに参加しました。

今日は埼玉北ドッグダンスクラブ主催のドッグダンス競技会でした。
私は見習いとFS(フリースタイル)のノービスクラスに出陳しました。

演目は前回と同じ曲で、おそらく今回が最後になる予定です。
結果は14頭中8席。

前回と比べて、集中力はとてもよかったのですが、腕飛びでまた私にぶつかり、エンディング近くのムーヴがなぜか2か所で左右反対になる予想しなかった展開となりました。

全体的に見ればそれなりの出来だったので、可もなく不可もなくというところ。
この状態でラストにするのはちょっと心残りではありますが、そもそも演目自体が見習いの今出来ることをベースに作ったルーティンだったのでコンテンツが少なく、芸術点があがらない構成内容ということもあり、そろそろ本格的なルーティンを作らなければと思っていたというのもありました。

これからゆっくり来年に向けて考えていきましょう。

202411091

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 8日 (金)

ドッグダンスワークショップに参加してきました

今日は埼玉北ドッグダンスクラブ主催のワークショップに参加してきました。

講師はデンマークから来日されたFCIドッグダンス委員委員長のEmmy Marie Shimonsen氏。
我が家は見習いアデルと参加しました。

テーマは「partnership/Focus」。
パートナーシップと集中はドッグダンスのみならず、あらゆるドッグスポーツにとって不可欠な課題です。
人や犬に対しての反応性の高い見習いにとってはとても重要な課題でもあります。

座学を交えて犬と一緒に動くワークショップは17時近くまで続きましたが、さすがに人も犬も疲労が。
体力的な疲労というより、脳内疲労とでも言いましょうか。

最後の方は見習いも疲れからクレート待機中に吠えが出てしまいました。

様々なディストラクションを交えての作業はすべて細かいステップでプランニングで進み、トレーニングの難しさを改めて実感するとともに、見習いの成長が少し見られた気がした一日でした。

202411081
※ワークショップの合間はボールやディスクで遊んだアシスタントと見習い

明日はドッグダンスの競技会です。


----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 7日 (木)

あなたが愛犬に伝えたいことは何ですか?

様々なドッグスポーツや競技に参加しているハンドラーであれば当然ですが、一般家庭犬であっても、愛犬に伝えたいことをちゃんと教えてあげないと、ルールを知らないで育つことになり、あとあと大変なことになったりします。

いわゆるドッグトレーニングは、競技をするしないに関わらず重要ということですね。

では、どうやって伝えていくのか。

私が教える手法は「正の強化」と言って、犬が取る好ましい行動を「あっているよ。」とマークして、褒めることを繰り返していくものです。
犬が間違ってしまっても、犬に対して強制や体罰はありません。
しかし、あっているマークはないし、トリーツも出ないので、犬はなぜだろうと考えることになります。

犬が考えることなく、パターンとして覚えたことは、そのパターンは出来ても、応用がききづらいことになるので、基本的には犬に考えてもらうことはとても重要になります。

だからと言って、犬のミスを誘うのは違います。
犬が成功できるようにサポートしなければ、犬は報酬を得ることが出来ず、そのゲーム自体が楽しくなくなってしまい、学習も停滞してしまうことになります。

反対に、「ちょっとぐらいいいだろう」と、こちらが求めているものと違うことをしても「OK」にしていると、犬は何が基準なのかわからなくなり、ますます本来の目標から外れた行動をとるようになってしまいます。

例えば、脚側停座。
犬がハンドラーの左側でオスワリをするものですが、「そのあたり」とか「ちょっとぐらいお尻が曲がっても」というアバウトな教え方をしていれば、犬は当然アバウトに学習してしまい、適当な行動しか取れなくなります。

202411071

正しい場所をきちんと伝えてあげることが、犬にとっての混乱を減らせ、ストレスレスなトレーニングにつながります。

たいしたことではないようですが、日常的にちょっと愛犬との会話が通じていないなと思ったら、あなたの発したキューの意味を犬がどのように理解しているのか、検証してみる必要があるかもしれませんね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 6日 (水)

犬の学習能力をあなどらない

ハウストレーニングに苦労する人は少なくありません。
ハウスに入ってくれない。
ハウスに入ってもドアを閉めると吠えてしまう。
などなど、一筋縄ではいかないように感じる人も多いでしょう。

なぜうまくいかないと感じるのでしょうか。

確かに、ハウスに入ってドアを閉められてしまうと、犬は隔離されてしまい、自由を奪われてしまうので、当然最初から喜んで入って寝てくれる犬はいません。

では、嫌がる犬を無理やりハウスに押し込むのでしょうか。
リードで引っ張ったり、お尻を押したら物理的に犬はハウスの入りますが、嫌がる犬のきもちを変えることはできません。

では、どうするのか。

ハウスの中が楽しい。
ハウスに入るといいことがあるらしい。

そんなところから、自分からハウスを覗き込んだり、勝手に入って寝るようになるまで、ハウスのドアを閉めっぱなしにしていなくならないことです。

日々の学習が大事なので、一日や二日でハウスが好きになるとは思わないようにしましょう。
時間をかけて、ハウスの中で寝るのも悪くないと感じるようになるように、サポートしてあげることが大事ですね。

さて、今日はTくんのハウストレーニングをやりました。

「ハウス」という言葉の意味は何となく分かっていても、喜んで飛び込むまでではありません。
そこで、入りやすいように、T君が好きな食べ物を使ったりしながら、ハウスに自分から入れるようにサポートしていき、少しずつ滞在時間も伸びてきました。

202411061

Tくんも頑張っているのですが、実は年かさの女子Qさんが、トレーニング中のトリーツのおこぼれをもらおうと乱入してくるので、リードを付けて行動制限したあと、リードの範囲内にハウスを置いて、中にトリーツを入れてあげていたら、主役のTくんだけでなく、Qさんも、ハウスに入ってオスワリをしてくれるようになりました。
別にQさんには、「ハウス」って言ってなかったんですけどね。

犬はちゃんと周りを観察しながら学習していきます。
みんながハウスで美味しいものをもらっているのを見ながら、自分も美味しいものを得るためにするべき行動を学習したということですね。

楽しいことがあれば、犬は自発的に行動することができます。
ハウストレーニングも犬にとってはゲームの一つ。
楽しく教えていきましょう。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 5日 (火)

要求吠えはストレスの現れ

よくある愛犬のお困りごとは「無駄吠え」。
「無駄吠え」と言っているのは人間の方で、犬たちにしてみればちゃんと理由があります。

どんな理由かと言えば、
警戒心、興奮、痛み、寂しい、要求などです。

インターホンに対する吠えなどは、誰か来るかもしれないという警戒心と、自分を構ってくれる人が来るという歓喜の場合もあります。
分離不安の子は、飼い主の留守中ずっと吠えていたりします。
構ってほしい子は、自分の方にアテンションが向くまで吠えるという行動を取り続ける子もいます。

いずれにしても、犬が平常心でないときに吠えることで感情表現をしているのですが、その多くは犬がストレスを感じている状態なので、出来れば吠えないでいられる状況を作ってあげることが犬にとっても、人にとってもストレスレスになります。

ご家族の食事中や、在宅の仕事中に吠える場合は、ほとんどが構って欲しいという気持からの要求吠えであることが多いです。
しかし、人間は朝から晩まで犬を構っていることができません。
ある意味人間の都合に合わせてもらわないと、人も犬もストレスを溜めてしまうので、そこは犬に理解してもらいたいところ。
そんなとき、人間同士であれば理屈で説明して納得してもらうこともできますが、犬の場合はそうはいきません。
ではどうするのか。

ご夫婦で(ご家族で)お話をしていると、足元で吠えていてうるさいというお話をよく聞きます。
なぜ吠えているのか。
そんなときは構って欲しい場合が多く、小型犬であれば「抱っこ」を要求してくることもあります。

犬はなぜ吠え続けるのか。
かつて、吠えたことで自分の要求がかなえられた経験をしっかり学習しているからです。

要求をかなえたつもりはなくても、吠えている犬に「〇〇ちゃん、ちょっと待ってて。」や、特に犬に意識を向けているわけではないけれど、足元でぴょんぴょん跳びつかれて、無意識に抱っこしてしまったことで、犬は「やった!!この方法が効くんだ!」と学習してしまいます。

頭のいい犬ほど、「ダメなんだ」と理解すると、無駄なことはあまりやりません。

クライアントさんのお宅にお伺いした時、当然他人が家に入ってきて興奮している犬がそばにいて、なかなか話が進まないようなとき、飼い主さんがなんとか犬を黙らせようと声をかけたりしてくださるのですが、私は「放っておいてください。」とお願いします。
なぜなら、声をかけられた時点で犬は報酬(アテンション)をもらったことになるので、さらにエスカレートしていくからです。

多少うるさくても、しばらく犬と関わらないでお話を続けていると、犬はそのうちあきらめて自ら休むようになります。
そんなときが褒め時と言ってもいいでしょう。

ちょっとした勘違いから、犬を勘違いさせてしまうことは少なくありません。

オンとオフ、メリハリをつけてあげることで、一時的に無視されても、貴方との信頼関係にひびは入らないので、きちんと伝えてあげましょう。

202411051

私が机に向かうと、相手はしてもらえないとわかっているアシスタントです。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 4日 (月)

引っ張りっこは楽しい

愛犬との遊び方は様々です。
ボール遊びは犬にとっては走れるので楽しいものですが、投げてくれる人なら誰でもいいと思う子もいます。
一方引っ張りっこは、相手との距離が近いこともあり、犬は相手を選ぶこともあります。
言い換えれば、引っ張りっこが出来るのはお互いがよくわかっているからということですね。

引っ張りっこ遊びでは、犬が興奮してガウガウ言うこともありますが、私は問題ないと思っています。
しかし、知らない人が見ると、場合によってはその声が怖いという言われることもあり、興奮の状況によっては、引っ張りっこを奨めないプロもいるようですが、私は引っ張りっこが出来る関係になってほしいと思っているので、クライアントさんにも愛犬と楽しい引っ張りっこ遊びをおすすめしています。

さて、今日は1歳のYさんのプライベートレッスンがありました。

ボール投げから始まり、オモチャの引っ張りっこで「ちょうだい」がわかってきたYさん。
今回は、息子さんがお土産に買ってきてくれたロープおもちゃを使っての引っ張りっこ遊びと、ボール投げのコンビネーションで遊んでいただくことにしました。

最初は引っ張りっこが楽しくて、なかなか手渡ししてくれないYさんでしたが、放せば投げてもらえることがわかると、次第にすぐ放してくれるようになりました。

202411042

遊びはハンドラーが誘って、ハンドラーのタイミングで終了するのがポイント。
犬が飽きないうちに、終わらせてあげましょう。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 3日 (日)

気になるものは景色の一部に

ワクチンプログラムが終わって、子犬が散歩に出始めるころには、子犬は好奇心だけでなく、警戒心も芽生え始めています。
そんなときに出遭ったものがよい印象であれば、その後の生活はとても快適になりますが、悪い印象が付いてしまうと、耳が遠くなったり目が見えづらくなる歳になるまで困難な日々が続く可能性があるので、注意が必要です。

特に、追いかける本能が強いボーダー・コリーのような犬種は、散歩中に遭遇する様々なものに対して過敏に反応する可能性があるので、小さいころから、「気にしない」ことを教えてあげることが重要です。


今日は生後5ヵ月のK君のプライベートレッスンがありました。
おうちの中のルールの伝え方から始まり、ご近所散歩のレッスンを経て、今日は公園散歩の練習です。
「散歩に練習がいるのか?」と言われてしまうかもしれませんが、散歩中にもいろいろ試練がやってきます。
拾い食い、他犬反応、車やバイクへの過剰反応等々、きちんと伝えていかなければいけないことは沢山あるので、犬にとってディストラクション(気になるもの)が沢山ある公園は絶好の練習場とも言えます。

さて、K君は公園でいつも以上に遭遇する犬に興味津々です。
相手によっては上手にご挨拶に進めますが、そのうちエスカレートして跳びついたりしてしまいます。
子犬ですから仕方がありませんが、相手の犬がそれを許容するかはわかりません。
ご挨拶は3秒ルール。
トラブルが発生する前に、「ありがとうございました~。」でお別れすれば嫌な経験をせずに済みます。

相手によっては、目があった瞬間から吠えられてしまうことも少なくありません。
するとK君も吠え返してしまいました。
出来れば吠える反応は減らしたいもの。

つまるところは、いちいち犬を見ても気にしないでいられること。
つまり、「君とは関係ない。あれは景色だよ。」と思ってほしいわけです。
対象物は、吠える犬に限らず、爆音をあげるバイクや、急に横をすり抜けていく自転車、急に飛び立つ鳩などなど。

202411031

ご自宅の周りで沢山練習をしてくださったので、公園内で自転車が跳んできても、反応しなくなりました。

「大丈夫」を少しずつ増やしていきましょう。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 2日 (土)

FCIオビディエンス競技に参加してきました。

今日はJKCの本部訓練競技会があったので、見習いとオビディエンスクラス2に参加しました。

202411021

関東でのJKC競技会は4月以来なので、半年ぶり。
尋常でない夏の暑さもあり、練習量はとても少ない状況での参戦でした。
当然のことながら、結果もそれなりだったのですが、いままでの競技に比べると、ヒールワークの集中に多少の成長が見られると同時に、今後解決すべき課題も明確になってきました。

「競技会に出るには犬のスキルが万全でなければならない。」と言う同業者は沢山います。
犬のメンタルも含め、レベルに達していない犬を競技に出すことは、ある意味犬に負荷をかけすぎるのでおすすめしませんが、本番同様の練習がなかなか出来ない場合は、どうしても本番の経験値を増やすことも不可欠です。

今の犬のレベルを把握しつつ、犬をサポートしていくためには、競技会経験も大事なので、我が家はなるべく機会があれば出陳するようにしています。

半年ぶりの競技会では、春には海のものとも山のものとも判別し難かった見習いの弱点が浮き彫りになったので、今後の練習の励みになります。
ただただ、課題に沿った練習だけでは、見落とされがちな部分がよくわかりました。

しかも、今回は雨の中での競技という、見習いにとっては初めての天候状態もよい経験となりました。

ジャッジが最後に、「楽しそうでしたね。」とコメントをくれたことで、見習いに無理強いせず、見習い自身が課題を楽しんでいることも客観的に見てもらえたので、あきらめずに続けていく気持を後押ししてもらったように思えます。

次回は12月。
それまで、どれだけ修正出来るか楽しみです。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2024年11月 1日 (金)

犬同士で遊べない犬はかわいそうですか?

2か月ほど前、誰も入っていない、とあるドッグランで犬たちとディスクをして遊んでいた時のこと。
後から入ってきた大型犬が突然我が家の犬たちに向かって突進してきたので、犬たちがびっくりして吠えました。

ドッグランによっては規約で、おもちゃやオヤツを持ち込まないように決めてあるところがあります。
オモチャやオヤツはもめごとの種になりやすいからなので、そういうルールがあっても問題ありません。

私たちが入っていたドッグランではそのようなルールはありませんが、ディスク(おもちゃ)を介して遊んでいることで、それがもめごとの種になってはお互い楽しくはないので、すぐに犬たちを呼び寄せて、ドッグランから出ました。
はた目には感じが悪い飼い主のように見えるので、後から入ってきた飼い主さんには、「ウチの犬たちは、犬同士ではあまり遊ばないので、ごめんなさい。」とお伝えしたところ、「犬同士で遊ばないんですか・・。」と言われました。
その言い方は、どちらかというと「かわいそう。」と同情しているような感じに聞こえました。
決して批判しているようではありませんでしたが、「犬同士で遊べない犬=かわいそうな犬」というラベルが貼られているようでした。

我が家の犬たちは、様々なドッグスポーツをやっているので、犬同士で遊ぶことよりも、ハンドラー(私)と遊ぶことを楽しんで欲しいと思っています。
私自身が、ほかの犬と遊ばないことに関しては何も問題も感じていません。
生徒さんにも、「ママが一番になってくださいね。」、「ご挨拶は3秒ルールでお願いします。」とお伝えしています。

アシスタント(8歳♂)は、子犬のころから公園散歩で、様々な犬たちと出会いましたが、そもそも他犬にはあまり興味を持っていなかったので、ドッグランに行っても、私の周りから離れない「指示待ち」タイプでした。
つまり、ドッグランに行く意味はあまりないので、自由運動のために、犬がいないドッグランで走ってもらうことはあっても、犬との遊び目的でドッグランを利用したことはありません。

一方、同様に子犬のころから、他犬と会っていた見習いの方は、アシスタントと比べると、他犬が気になりすぎて仕方なく、ドッグランに入れば、誰彼構わず挨拶をしていたので、逆にいじめられることも多かったことから、現在はほとんどドッグランに行っていません。
それでも、散歩中犬と遭遇すると、挨拶しようとするので、個人的にはスルーするように伝え続けていますが、一向に治りません。
持って生まれた性格でしょう。

先日、我が家のアシスタントと同じように、ほかの犬がいても、飼い主さんばかりを見て、一向に犬と遊ばない愛犬を見ていると辛いと言う書き込みを見ました。
「いいんです!貴方が一番と思っている愛犬に誇りを持ってください!」

今日も商店街を散歩していると、すれ違うお兄さんやお姉さんに媚びを売る我が家の見習い。
(犬も気になりますが、人も気になる見習いです)
いつになったら母が一番になることやら。

202411011
※先日の相談会で、アプシーさんに挨拶しまくっていた見習い。
作業犬らしくない・・・。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (1)

«愛犬と楽しく遊べていますか?