マットトレーニング
「カフェマット」なる言葉を初めて聞いたのは10年以上前のことだったでしょうか。
それをさかのぼること10年ぐらい前から、犬(ペット)同伴の飲食店が少しずつ増え始めたことで、犬を連れてカフェを利用する人が増えました。
公共交通機関などを利用して移動される場合はキャリーバッグなどを持参されますが、日常のお散歩の帰りに寄るときなどは、特にそういったものがないので、中には人間が座る椅子に直接犬を座らせる人もいたようです。
犬と暮らし始めると、抜け毛や汚れ、爪痕などで家が傷むことに人は少しずつ馴らされて行きます。
もちろん、毎日お掃除をして、外から帰ってきた犬の足を念入りに洗う方もいます。
衛生上気を付けることは必要ですが、あまり気にし過ぎてしまうと、犬に余計な負荷をかけすぎてしまうので、いい意味での「いい(良い)加減」はある程度必要かもしれません。
いずれにしても、動物と暮らしている人とそうでない人の感覚は当然異なるので、自分を基準に考えていると、非常識と言われないとも限りません。
カフェなどの飲食店に犬も連れて行かれるようになったあと、この犬飼いの基準と、そうでない人の基準が合わず、その後犬の入店が禁止になったお店もあったと聞いています。
外を裸足で歩いてきた犬を、直接人が座る椅子に乗せなくてもいいように、「カフェマット」が浸透し始めたのはそのあたりが原因だったかもしれません。
マットに限らず、犬に居場所を提供してあげることはとても大事です。
昨日のハウストレーニングでも書きましたが、犬にとって安心して落ち着ける場所を提供してあげることで、人間が美味しいものをいただいていても、足元のカフェマットで落ち着いて休んでいられたら、お互いのストレスが軽減されます。
さて、見習いにもマットトレーニングをチビの頃にやっており、居場所として教えてはありますが、まだまだ衝動には勝てないときがあります。
落ち着いて待てるように日々伝えていきましょう。
練習時に持ち歩いている小さいカーペットは、マットと言えるサイズではありませんが、場所として認識しているので、伏せて待つことは理解しています。
本当はアシスタントのように、顎を地面に付けて休んでいられるようになるといいのですが、まだまだ順番が来るのをワクワクしながら待っている見習いです。
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